商品詳細

CD 渋谷 毅、川端 民生 TAKESHI SHIBUYA TAMIO KAWABATA / (蝶々在中) [CARCO 0014]

販売価格: 2,500円(税込)

商品詳細

★お馴染み、渋谷毅(1939年東京都生まれ)の恒例デュオ・シリーズ、今回は、渋谷とは1970年代からトリオや浅川マキのバック、そしてオーケストラ、と、最深な信頼関係でそのパートナーを務め続け、2000年に惜しくも他界したベースの名匠:川端民生との、1998年に録られていた2つのセッションをまとめた一編。

★一音一音からキラキラした光沢やマイルドな潤いを(控えめな息遣いで)放つような、端正でいて背筋はピーンと伸びた感じのブルージーなピアノ弾奏と、ドッシリした重厚堅固さと強烈自在なバネ力やキレを併有した極太ベースの情味溢れるスウィンギン轟鳴、とが、ひたすら親密げに明朗でウォームな、かつダイナミックなコミュニケーションを交わして、深々とした渋旨グルーヴィー空間を優しく形作った滋味内容である。

★緩急起伏は適宜あるも、根底には繊細でインティメイトな和みムードや「安心の信頼感」がしっかりキープされた、歌心とブルース・スピリットとスイング感を変わらぬ肝とする、明快で温厚な抒情派メロディアス奏演が、小気味よくも中々ジェントルに展開。

★渋谷の、ニュアンス濃やかにしっとりと哀愁情緒の機微を掬い取ってゆく、艶と香りに満ちた耽美的バラード表現であったり、モンク風の変則パーカッシヴ奏法を混ぜ込みつつのカッチリしたスクエアーなバップ・ブルース節であったりと、衒いなく自然体で得意ワザ大会に興じるような、伸び伸びとした、それでいて無駄なくエッセンスの詰まった、醸熟の語り口がさすが含蓄深げに冴え渡っており、一方、川端の、ごっつり&こってりした、巧まずともその一鳴り一鳴りに超芳醇なコクを湛える、何げに小回りも絶妙の包容力満点なうねり波打ちソウルフル妙演がまた、ワイド・スケールで広がりある肥沃ぶりを示し続けてバツグン。

1. 蝶々 (てふてふ)
2. が、とまった
3. There Will Never Be Another You
4. You Don't Know What Love Is
5. Lover Man
6. Body And Soul
7. Misterioso
8. You Don't Know What Love Is
9. 無題

渋谷 毅 Takeshi Shibuya(piano)
川端 民生 Tamio Kawabata(bass)

#1-5
1998年10月28日 中ノ峠ミュージック・ラボ録音
#6-9
1998年10月31日 小松市センター録音

在庫有り
紙ジャケット仕様CD
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内