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ノリノリのラテン・リズムの上でストレートアヘッド・タイプの硬派なハード・バピッシュ熱演がイナセげに繰り広げられるスカッとした壮快エキサイティング編 CD CONRAD HERWIG コンラッド・ハーウィグ / THE LATIN SIDE OF McCOY TYNER [SCD 2216]

販売価格: 2,420円(税込)

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★Criss Cross諸作等でお馴染み、後輩格のスティーヴ・デイヴィスと双璧を成す現代正統派ハード・バップ・トロンボーンの第一人者=人気ヴェテラン・スター:コンラッド・ハーウィグ(1959年米オクラホマ州ロートン生まれ)の、好評企画="The Latin Side of〜"シリーズの今回はマッコイ・タイナー編、=クレイグ・ハンディー(ts)ら参加のコンガ入りコンボに途中1曲ではスペシャル・ゲストとしてラテン界の大御所:エディ・パルミエリ(p)も迎えつつ、マッコイ・ナンバーをラテン・アレンジで聴かせる。

★ノリにノッた舞踏的グルーヴ・パワー満点なラテン・リズムの上で、精悍で力強いホーン・アンサンブルが勇ましげに旗めき、地の底へ降りてゆくようなアーシーなトロンボーンやアグレッシヴに渦巻きを描きつつ咆哮するドライヴ感に溢れたテナー、ピリッとシャープに背筋の伸びた凛々しいトランペット、ソリッドで鋭角な抑えの効いた立ち回りを見せるピアノ、らが各々華やいだスター性も充分にカラフル&テイスティーな見せ場を飾ってゆく、全編娯楽活劇的アクションの見本の如き雄渾の驀進が続いて、熱く壮快に昂揚させてくれる会心打内容。

★南国ビートに乗せたストレートアヘッドなハード・バップ、といった趣の明快で風通しもよさげな雄々しきおおらかムードのスカッとしたエンタテインメント派熱演、が嬉々溌溂と歯切れよく展開され、単にラテン化とは云ってもちゃんと一曲一曲アレンジや構成が丁寧に考えられたメリハリあるドラマティックな道程の中で、フロント3管のピタリと息の合った精緻なアンサンブルや、ハーウィグ(tb)を筆頭とする銘々のバップ・スピリットとブルース・フィーリング(加えて歌心)の権化たるソロ活躍、が中々濃密に盛り上がりを見せて一瞬も飽きさせず清々しい興奮そして旨味が途切れない。

★とりわけハーウィグ(tb)の、結構ダウン・トゥ・アースな黒っぽい吟醸ソウルもたっぷりにコク深く哀歌を唄い上げる風な、そのスモーキーに汽笛を鳴らすようでもある吹奏のあり様が、粋でイナセで渋くて芳醇、しかも温もりと包容力をしっかり感じさせる懐の広いダントツの魅力を放って傑出しており、
音空間はそうしたハーウィグの何げにハイテンションでエモーションみなぎったアツい敢闘=激ハッスルの一人勝ちな感もあるものの、これを決死の気魄で追う、ハンディー(ts,bs)のワイルドでパンチ&アタック力全開の猛攻やA・ノリス(tp,flh)の毅然さ溢れる鋭敏ブロウ、B・オコンネル(p)の粛々とスクエアーな殺陣ワザを繰り出しつつバップ〜モード〜ファンキーの各フィールドを自在に行き来する引き締め役ぶり、といった辺りもそれぞれに気合の爆発した奮戦で妙味を際立たせている。

★あと、ゲスト参加のE・パルミエリ(p)の"ノリノリ"と"荘厳"を兼ね備えた岩石タッチのダイナミズム攻勢や、ラテン・グルーヴの要を担うC・モリーナ(cga,bata)の舞い躍り至芸もきららかに光る。

01. African Village (6:52)
02. Passion Dance (5:29)
03. Four By Five (6:06)
04. Walk Spirit, Talk Spirit (6:23)
05. Mellow Minor (5:31)
06. Search For Peace (6:07)
07. Peresina (5:44)
08. Fly With The Wind (6:52)
09. Blues On The Corner (5:56)
10. Reaching Fourth (4:36)

Conrad Herwig (trombone)
Craig Handy (tenor saxophone except 03) (baritone saxophone on 03, 08)
Alex Norris (trumpet, flugelhorn)
Bill O'Connell (piano probably except 04)
Ruben Rodriguez (possibly electric upright bass, electric bass guitar, acoustic bass)
Robby Ameen (drums)
Camilo Molina (conga, bata)
(+male vocals on 01)

special guest:
Eddie Palmieri (piano on 04)

2023年11月27-28日米ニュージャージー州パラマスのTrading 8s Recording Studio録音

レーベル:Savant

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画像: ノリノリのラテン・リズムの上でストレートアヘッド・タイプの硬派なハード・バピッシュ熱演がイナセげに繰り広げられるスカッとした壮快エキサイティング編 CD CONRAD HERWIG コンラッド・ハーウィグ / THE LATIN SIDE OF McCOY TYNER
SAVANT

スペシャルゲストに、N.Y.ラテン界の巨匠エディ・パルミエリが参加!
ニューヨークを拠点に活躍するジャズ・トロンボーン奏者、コンラッド・ハーウィッグ“ジャズの巨人”マッコイ・タイナーをテーマにしたラテンアレンジ・シリーズ最新作!古典的なナンバーと伝統的な音楽両方に敬意を示した至高の一枚。

★ニューヨークを拠点に活動するジャズ・トロンボーン奏者、コンラッド・ハーウィッグの 2 年ぶりとなる最新ラテンプロジェクト『The Latin Side of McCoy Tyner』がリリース。

★コンラッド・ハーウィッグは、1959年、アメリカ/ニューヨーク出身のジャズ・トロンボーン奏者。クラーク・テリー、バディ・リッチ、ジョー・ヘンダーソンと共にジャズを学び、エディ・パルミエリ、ティト・プエンテ、ミシェル・カミロなど伝説的なミュージシャンたちと共演している。これまで、アフロ・カリビアン・ジャズのジャンルで高く評価されたプロジェクトをいくつか録音し、その中で 3 度もグラミー賞にノミネートされている(2007 年には別のプロジェクトでもグラミー賞にノミネートしている)。

★今作『The Latin Side of McCoy Tyner』は、『The Latin Side of John Coltrane』(1996年)で始まった、ハーウィッグにとって今や代名詞であるラテン・シリーズの 2 年ぶりとなる最新作だ。今回もジャズ・ジャイアントの名曲をラテン、そしてアフロ・キューバン調に化粧を施して素晴らしい仕上がりを見せた作品となっている。

★何より今回のテーマが”巨人の中の巨人”こと、マッコイ・タイナーにフォーカスを当てていることが、非常にポイントが高い。マッコイ・タイナーはハーウィッグのヒーローのひとりであり、「リアル・マッコイ」などの名盤やすべてのアルバムを聴き、タイナーの音楽を熟知しているくらいだという。また、ハーウィッグは 2014 年にマッコイ・タイナー本人と共演を果たしており、その経験もあってハーウィッグは、今作をシリーズの自然な流れとしてどうしてもやりたかったのだという。

★今作は、このシリーズのルーツであるアフリカと直結したタイナーの民族的ナンバー「African Village」で幕を開ける。イントロでは、バタ・ドラムと、一般的にサンテリア( 信仰 )として知られるアフロ・キューバのヨルバ宗教の詠唱がフィーチャーされている。また、ハーウィッグのオールタイム・フェイバリットの一つでもある、「Fly With The Wind」がダンサブルなサルサ曲として収録されている。オリジナル版では盛大なオーケストラをフィーチャーしており、リリース当時はかなり叩かれた言わば” 過小評価された曲” なのだが、今回のラテンアレンジが、この曲の本来のポテンシャルの高さを明示している。オリジナルも、このアレンジも本当に素晴らしい。(新譜インフォより)

Recorded at Trading 8s Recording Studio, Paramus, NJ on November 27-28, 2023
画像: ノリノリのラテン・リズムの上でストレートアヘッド・タイプの硬派なハード・バピッシュ熱演がイナセげに繰り広げられるスカッとした壮快エキサイティング編 CD CONRAD HERWIG コンラッド・ハーウィグ / THE LATIN SIDE OF McCOY TYNER
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