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レイドバックしたスムースなE・アレクサンダーと粘っこくエネルギッシュなG・コールマンの和気藹々なるソロ合戦を始め充実の美味場面が横溢する人情肌ハード・バップの清新理想形 輸入盤LP ONE FOR ALL featuring GEORGE COLEMAN ワン・フォー・オール feat. ジョージ・コールマン / BIG GEORGE [SSR 24011]

販売価格: 6,800円(税込)

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★エリック・アレクサンダー(ts)を始めとする云わずと知れたオールスター・ハード・バップ集団:ワン・フォー・オールの、久しぶりのニュー・アルバムとなる本盤は、テナーの大御所:ジョージ・コールマンをゲストに迎えつつ(コールマンは後半=B面の3曲に参加)の一編。

★ピタリと息の合った精妙なホーン・アンサンブルが実に颯爽たる響鳴を見せた後、各人のいずれも"ハード・バップの申し子"然としたテイスティー・グルーヴィーなソロ活躍が濃密に見せ場を繋いでゆく、その粋でイナセで晴れやかな勇躍の様にスカッとさせられっぱなしの充実内容。

★歌心とスイング感に潔くポイントを絞り込みながらグループ表現の周到緻密さにも際立った魅力を発揮する、基本はあくまで明るく気さくそうな人情味に溢れた大衆娯楽活劇路線の鑑とも云うべき、タフにしてリリカル指向のメロディック・スウィンギン快演が開放感をもっておおらかに、嬉々溌溂と歯切れよく展開してゆき、テーマ演奏時辺りでは全者抑制を利かせて力八分目でスマートさを重視した端麗アプローチにほぼ徹して先ずは快適に和ませ、その後のソロ・リレー・コーナーで旨味もたっぷりにジワリと昂揚させる、という、殊の外取っ付きやすく入り込みやすい芳醇かつハートウォーミングな道程が中々軽やかに、そして抜群の生鮮度で創出されていて全くゴキゲンだ。

★ソロイストに関しては、やはり音そのものに宿る華々しいスター性(と優しい温もり感)でアレクサンダー(ts)がダントツの一人勝ちっぽい様相を呈しており、その、どんなに烈しいフレーズを吹いていても一定の脱力感やゆとりを失わない、波乗り調子でスイスイと渦巻きを描くような朗々と歌う滑脱ブロウは誠に鮮やかで、そういうアレクサンダーの半ば流線形的スムースさ〜スッキリ感に比して、御大コールマン(ts)のより粘着性やいい意味でしつこさや倦怠感を帯びた結構エネルギッシュな(それでいてデカダンスっぽくもある)武骨め咆哮攻勢が好対照に拮抗していて、これもアジな聴きどころとなっている他、パリッとした張りやキレとまろやかなソフトネスを絶妙に使い分けるロトンディ(tp)、ダウン・トゥ・アースで陰影豊かな「コク旨」を身上とするデイヴィス(tb)、ファンキー・バップに所々モーダル・ダイナミズムを加味したソリッド&スクエアーな堅固ワザを黙々粛々と紡ぐヘイゼルタイン(p)、らの活躍も各々千両役者らしくデリシャスに際立ち、全くもって鮮麗なる流れに仕上げられておりウ〜ムさすが見事。

Side A:
1. Chainsaw (Eric Alexander) 6:54
2. In The Lead (David Hazeltine) 6:16
3. Edgerly (Steve Davis) 5:27

Side B:
1. Oscar Winner (feat. George Coleman) (Jim Rotondi) 8:39
2. My Foolish Heart (feat. George Coleman) (Victor Young / Ned Washington) 7:00
3. This I Dig Of You (feat. George Coleman) (Hank Mobley) 6:36

Jim Rotondi (trumpet)
Steve Davis (trombone)
Eric Alexander (tenor saxophone except B-1) (alto saxophone on B-1)
David Hazeltine (piano)
John Webber (bass)
Joe Farnsworth (drums)

with special guest:
George Coleman (tenor saxophone on B-1, B-2, B-3)

2022年9月17日米ニューヨークシティのSear Sound Studio C録音

レーベル:Smoke Sessions

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画像: レイドバックしたスムースなE・アレクサンダーと粘っこくエネルギッシュなG・コールマンの和気藹々なるソロ合戦を始め充実の美味場面が横溢する人情肌ハード・バップの清新理想形 輸入盤LP ONE FOR ALL featuring GEORGE COLEMAN ワン・フォー・オール feat. ジョージ・コールマン / BIG GEORGE
SMOKE SESSION

エリック・アレキサンダー、ジョー・ファーンズワースなどハード・バップのオールスター6人による「One For All」7年ぶり、通算17作目となる新作をリリース
ジョージ・コールマンが3曲で参加し、強い存在感を見せる。

★ハード・バップのスーパーグループ「One For All」が待望のスタジオ復帰を果たし、前作『Third decade』から7 年ぶり、通算17作目となる『Big George』をリリース!エリック・アレキサンダー、ジム・ロトンディ、スティーヴ・デイヴィス、デイヴィッド・ヘイゼルタイン、ジョン・ウェバー、ジョー・ファーンズワースが再集結し、伝説のスペシャル・ゲスト・サックス奏者ジョージ・コールマンが 3 曲で参加。

★ニューヨークのライブハウス、Samlls で結成された「One For All」。1997 年の作品から、CRISS CROSS、SHARP NINE、VENUS、他のレーベルからも合わせ、王道ハード作品のリリースを続けてきた。当初はエリック・アレキサンダーのグルー
プという認識が強かったかと思うが、他 5 人もそれぞれこの四半世紀でハードバップの旗手としての地歩を築きあげ、全く隙の無いオールスターグループへと変貌を遂げた。

★本作タイトルは、1960年代黄金のマイルス・デイヴィス・クインテットで活躍したリヴィング・レジェンド、ジョージ・コールマンにちなんだもの。アルバム全 9 曲中 3 曲に参加しているコールマンは、オマージュというよりもむしろアルバムの中核として、生々しく、力強く、その存在感を見せている。事実、アレキサンダーはこう説明する。「彼がやっていることを中心に、スタジオでアレンジを練ったんだ。それは、これまでのレコーディングではあまり見られなかった要素だ」と。

★現行ハードバップのオールスターグループとリヴィングレジェンドによる競演という美酒に酔いしれる1 枚

Recorded September 17, 2022, at Sear Sound Studio C NYC.
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