商品詳細
粋でイナセなファンキー・ソウル一杯の歌いっぷりとよりシリアスな新主流派的モーダル攻勢の双方に堂々と真価を発揮するアルトの勇躍が鮮やかに冴え渡った充実絶頂ライヴ! 輸入盤2枚組CD CANNONBALL ADDERLEY キャノンボール・アダリー / BURNIN' IN BORDEAUX : LIVE IN FRANCE 1969 [EM 5990448]
販売価格: 3,500円(税込)
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★大衆娯楽派ファンキー&アーシー・アルトサックスの第一人者:キャノンボール・アダリー(1928年米フロリダ州タンパ生まれ、1975年インディアナ州ゲイリーで死去)の、弟ナット・アダリー(cor)、ジョー・ザヴィヌル(p,elp)らとのクインテットによる、1969年3月14日フランス-ボルドーのthe Alhambra Theaterでの(ボルドー・ジャズ・フェスティヴァル出演時の)ライヴ音源は、過去その一部が音質の悪いイタリアの海賊盤で出たことがあったが、今回、当時フランス放送協会:ORTFによって録音されたオリジナル・テープ・リールから正式に起こしリマスタリングされた、初のオフィシャル盤、そして初の完全盤として2枚組CD並びに2枚組重量盤LPの2形態で発掘リリースされる運びとなった。
★ピタリと息の合ったフロント2管の勢いあるアンサンブルがファンファーレの如く勇ましげに轟いた後、絞りが利いていながら野太さをも呈したトーンのアルトが、ある時はソウルフルに吟醸節を唄い、またある時はモーダル・パッショネートに疾走感みなぎった"えぐり込み"咆哮をもアツく繰り出す、一貫して情動性豊かな敏活エネルギッシュ・プレイを朗々と綴って何ともイナセに貫禄満点の華を成し、一方、結構思索性に富みアグレッシヴに迫るコルネットや、シャープネスと翳りを湛えたタッチで苦味走ったハードボイルドな躍動を見せるピアノ、らの活躍も存在感十二分に彩りを添えた、全体を通じ所謂ファンキー・ジャズと新主流派的なモード・ジャズの間を往来する風なドラマティック敢闘が生々しい気魄一杯に続いて、スカッと壮快に昂揚させてくれる充実内容。
★キャノンボールと云えば先ずはファンキー&アーシーなコク旨娯楽傾向を予想するわけだが、ここでの演奏はブルース色は無論濃いもののその基底には60年代末期ならではの硬派なモード路線という理念が確固とあって(但し後半では勢いに乗じてすっかりファンキー大会と化す!)、そういうピリッとしたシリアスさと天真爛漫そうなおおらかエンタテインメント性とが絶妙のバランスで共存した何げに密度の高い道程が創出されており、そうした中でマッカーディー(ds)やガスキン(b)のキレのあるスリリングな精緻遊撃に鋭く刺激され触発されながら、キャノンボール(as)の歌心とブラック・ソウルに溢れた芳醇なるアドリブ攻勢を筆頭に、銘々の腰の据わったソロ奮戦がこってり濃厚な盛り上がりを見せてゴキゲンだ。
★キャノンボール(as)の、例によってダウン・トゥ・アースな漆黒のファンキー・テイストと歌謡フィーリングに満ちたパンチのあるメロディック・ブロウがさすが絶好調の冴えを悠々示している他、よりビター&ダークなモード・ジャズの様式・世界観にも抜群の順応性を発揮している辺りがまた新鮮で、その、コルトレーンとは異なるもショーターとかの浮遊感覚にどこか通じるところのある迫真のモーダル・アプローチと、持ち前の"唄う才覚"を全開させた明快晴朗ブルージー節、の両極端に堂々たる妙味を振るった揺るぎない座長ぶりは全く鮮麗。
★加えて猛然と追撃してくる中々熱血なナット(cor)や、概してモード色強めの行き方やエレピでの白熱ワザに水を得た魚っぽい本領を嬉々として見せるザヴィヌル(p,elp)、らの燃えっぷりもナイス。
CD1:
1. The Scavenger (13:30)
2. Manha De Carnaval (10:20)
3. Work Song (10:13)
4. Somewhere (6:19)
5. Why Am I Treated So Bad Into The Scene (9:22)
CD2:
1. Experience In E (12:51)
2. Blue 'N' Boogie (8:48)
3. Come Sunday (6:53)
4. Walk Tall (Baby, That's What I Need) (4:16)
5. Mercy, Mercy, Mercy (5:33)
6. The Scene (3:00)
7. Oh Babe (5:17)
Julian “Cannonball” Adderley (alto saxophone)
Nat Adderley (cornet except CD2-7) (maybe vocal on CD2-7)
Joe Zawinul (piano except CD1-5, CD2-4, CD2-5, CD2-6, CD2-7) (electric piano on CD1-5, CD2-4, CD2-5, CD2-6, CD2-7)
Victor Gaskin (bass)
Roy Mccurdy (drums)
1969年3月14日フランス-ボルドーのthe Alhambra Theaterでのライヴ録音
レーベル:Elemental Music
在庫有り
輸入盤2枚組CD
★ピタリと息の合ったフロント2管の勢いあるアンサンブルがファンファーレの如く勇ましげに轟いた後、絞りが利いていながら野太さをも呈したトーンのアルトが、ある時はソウルフルに吟醸節を唄い、またある時はモーダル・パッショネートに疾走感みなぎった"えぐり込み"咆哮をもアツく繰り出す、一貫して情動性豊かな敏活エネルギッシュ・プレイを朗々と綴って何ともイナセに貫禄満点の華を成し、一方、結構思索性に富みアグレッシヴに迫るコルネットや、シャープネスと翳りを湛えたタッチで苦味走ったハードボイルドな躍動を見せるピアノ、らの活躍も存在感十二分に彩りを添えた、全体を通じ所謂ファンキー・ジャズと新主流派的なモード・ジャズの間を往来する風なドラマティック敢闘が生々しい気魄一杯に続いて、スカッと壮快に昂揚させてくれる充実内容。
★キャノンボールと云えば先ずはファンキー&アーシーなコク旨娯楽傾向を予想するわけだが、ここでの演奏はブルース色は無論濃いもののその基底には60年代末期ならではの硬派なモード路線という理念が確固とあって(但し後半では勢いに乗じてすっかりファンキー大会と化す!)、そういうピリッとしたシリアスさと天真爛漫そうなおおらかエンタテインメント性とが絶妙のバランスで共存した何げに密度の高い道程が創出されており、そうした中でマッカーディー(ds)やガスキン(b)のキレのあるスリリングな精緻遊撃に鋭く刺激され触発されながら、キャノンボール(as)の歌心とブラック・ソウルに溢れた芳醇なるアドリブ攻勢を筆頭に、銘々の腰の据わったソロ奮戦がこってり濃厚な盛り上がりを見せてゴキゲンだ。
★キャノンボール(as)の、例によってダウン・トゥ・アースな漆黒のファンキー・テイストと歌謡フィーリングに満ちたパンチのあるメロディック・ブロウがさすが絶好調の冴えを悠々示している他、よりビター&ダークなモード・ジャズの様式・世界観にも抜群の順応性を発揮している辺りがまた新鮮で、その、コルトレーンとは異なるもショーターとかの浮遊感覚にどこか通じるところのある迫真のモーダル・アプローチと、持ち前の"唄う才覚"を全開させた明快晴朗ブルージー節、の両極端に堂々たる妙味を振るった揺るぎない座長ぶりは全く鮮麗。
★加えて猛然と追撃してくる中々熱血なナット(cor)や、概してモード色強めの行き方やエレピでの白熱ワザに水を得た魚っぽい本領を嬉々として見せるザヴィヌル(p,elp)、らの燃えっぷりもナイス。
CD1:
1. The Scavenger (13:30)
2. Manha De Carnaval (10:20)
3. Work Song (10:13)
4. Somewhere (6:19)
5. Why Am I Treated So Bad Into The Scene (9:22)
CD2:
1. Experience In E (12:51)
2. Blue 'N' Boogie (8:48)
3. Come Sunday (6:53)
4. Walk Tall (Baby, That's What I Need) (4:16)
5. Mercy, Mercy, Mercy (5:33)
6. The Scene (3:00)
7. Oh Babe (5:17)
Julian “Cannonball” Adderley (alto saxophone)
Nat Adderley (cornet except CD2-7) (maybe vocal on CD2-7)
Joe Zawinul (piano except CD1-5, CD2-4, CD2-5, CD2-6, CD2-7) (electric piano on CD1-5, CD2-4, CD2-5, CD2-6, CD2-7)
Victor Gaskin (bass)
Roy Mccurdy (drums)
1969年3月14日フランス-ボルドーのthe Alhambra Theaterでのライヴ録音
レーベル:Elemental Music
在庫有り
輸入盤2枚組CD
商品情報
ELEMENTAL MUSIC
キャノンボール・アダレイの69年ボルドーライブ音源
史上初の公式・完全盤リリース
★サックス奏者キャノンボール・アダレイの 69 年ボルドーライブを収録した史上初の公式リリース(そして史上初の完全盤 )。
★1969年3月14日、ボルドー・ジャズ・フェスティバルにてアルハンブラ劇場で録音。弟のナット・アダレイ(cornet)、ジョー・ザヴィヌル (piano)、ヴィクター・ガスキン(bass)、ロイ・マッカーディ(drums)によるクインテット編成。アンドレ・フランシスがプロデュース。
★ORTF (フランス放送協会)によって録音され、INA(フランス国立視聴覚研究所)にアーカイブ保管されているオリジナル・テープ・リールからリマスタリング、キャノンボール・アダレイ・エステートとINAの協力のもと、エレメンタル・ミュージックからリリースされる。このコンサートの一部は、以前、イタリアの海賊盤で音質が悪い状態で発売されていたが、音質は素晴らしいものになり、公式・完全盤として生まれ変わった。
★ブックレットには、数々の貴重な写真をはじめ、高名なジャズ作家・歴史家ボブ・ブルーメンソール、ゼヴ・フェルドマンによるエッセイ、ロイ・マッカーディ、ハル・ギャルパー、クリス・ポッター、マイケル・ウルフらによる貴重な証言も収録。(新譜インフォより)
キャノンボール・アダレイの69年ボルドーライブ音源
史上初の公式・完全盤リリース
★サックス奏者キャノンボール・アダレイの 69 年ボルドーライブを収録した史上初の公式リリース(そして史上初の完全盤 )。
★1969年3月14日、ボルドー・ジャズ・フェスティバルにてアルハンブラ劇場で録音。弟のナット・アダレイ(cornet)、ジョー・ザヴィヌル (piano)、ヴィクター・ガスキン(bass)、ロイ・マッカーディ(drums)によるクインテット編成。アンドレ・フランシスがプロデュース。
★ORTF (フランス放送協会)によって録音され、INA(フランス国立視聴覚研究所)にアーカイブ保管されているオリジナル・テープ・リールからリマスタリング、キャノンボール・アダレイ・エステートとINAの協力のもと、エレメンタル・ミュージックからリリースされる。このコンサートの一部は、以前、イタリアの海賊盤で音質が悪い状態で発売されていたが、音質は素晴らしいものになり、公式・完全盤として生まれ変わった。
★ブックレットには、数々の貴重な写真をはじめ、高名なジャズ作家・歴史家ボブ・ブルーメンソール、ゼヴ・フェルドマンによるエッセイ、ロイ・マッカーディ、ハル・ギャルパー、クリス・ポッター、マイケル・ウルフらによる貴重な証言も収録。(新譜インフォより)