★詩と箏、サキソフォン、ベースが静かにぶつかり合う。令和に再び提示されるインプロヴィゼーションの実験的精神。
★異端の箏作曲家、平塚芳朗を思わせる無調の箏の響きと、エモーショナルなサックスのアドリブや無骨なベースが荒波のようにぶつかり合う。それと対峙する無感情なポエトリーリーディングは1970年代の白石かずこの諸作を思い起こさせる。
★高木元輝、高柳昌行、翠川敬基といった日本のフリージャズミュージシャンへの憧憬と、それに留まらないオリジナリティーの追及が随所から溢れ出す一作。CD限定で揶長尾篶加のブックレット型の詩集付き。
1.石ノ歩調(14:16)
2.穉界(7:49)
3.木瓜(3:14)
4.鄙びる、菊子(10:29)
揶長尾 篶加(詩)
佐々木 皓介(箏,electric-guitar エレクトリックギター)
笹山 良林(tenor saxophone テナーサックス、縦笛)
津田 真衣(朗読)
立石 楓馬(electric-bass エレクトリックベース)
Recorded by 新間 雄介
Mixed by 新間 雄介
Mastered,Recorded at Studio REIMEI
在庫有り
CD