★新進気鋭のジャズギタリスト、マイク・クレメントのニューアルバム「Hittin' It」。カナダ生まれ、ニューオリンズ在住のクレメントは、9曲のオリジナル曲の中にニューオーリンズの香りを散りばめ、ハードでスウィンギンなオルガン・ジャズを演奏する。ジョン・リー(org)とハーラン・ライリー(ds)によるトリオ編成で、クレメントの熱くソウルフルなギター・サウンドは絶好調だ。
★ギター、オルガン、ドラムのオルガン・トリオは、伝統的でソウルフルな構成だ。歴史に残る偉大なギタリストたちのレコードの中で、私が絶対に好きなものの多くはオルガン・トリオのフォーマットだ。パット・マルティーノの『El Hombre』や『Live at Yoshi's』、グラント・グリーンの『Grant's First Stand』、ジョージ・ベンソンがまだ10代で前例のないほどギターを弾きまくっているジャック・マクダフの名盤、そして個人的なギター・ヒーロー、ボビー・ブルームの『Modern Man』などなど。オルガンとギターが互いを引き立て合い、融合する方法には、ユニークでソウルフルな特別な何かがある。本物のオルガニストと仕事ができることは、まさに「ジャズ」ギタリストとしての大きな喜びのひとつだ。(Mike Clement氏のコメント)
1. Actualization
2. That's It
3. Temperance
4. Mr Not So PC
5. So Bro
6. Hittin' It
7. I Got Somethin'
8. Crusin' High
9. Pick Peck
Mike Clement (guitar)
John Lee (hammond B3 organ)
Herlin Riley (drums)
■録音:Recorded at Marigny Studios on May 24th, 2023
■2024年作品