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繊細でマイルド・ロマネスクな哀愁的詩情をキレのある精悍強固タッチでキリッと凛々しく体現した王道リリカル・ピアノ円熟の爽快打! CD KEVIN HAYS, BEN STREET, BILLY HART ケヴィン・ヘイズ、ベン・ストリート、ビリー・ハート / BRIDGES [SSR 2307]

販売価格: 2,400円(税込)

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★先年の第一作「All Things Are」が好評だった、ケヴィン・ヘイズ(p)(1968年米ニューヨーク州生まれ、コネチカット州グリニッジ育ち)、ベン・ストリート(b)(米メーン州生まれ)、ビリー・ハート(ds)(1940年米ワシントンD.C.生まれ)、のアメリカン・オールスター連名トリオのアルバム第2弾が登場。

★歯切れよく強堅でクッキリ鮮明な輪郭を呈する、重心も安定した骨芯の太いストーン・タッチのピアノが、唄性と詩情に溢れ、同時にハード・バップ系ピアノならではの硬質的ダイナミズムも多分に体現する、剛柔併せ持ったバランス絶妙の躍動型メロディック・プレイを極めて精確巧緻に、そして鋭角的に綴って殊の外フレッシュかつクール・グルーヴィーな無双の妙味を揮い、抜群の感応力とフレキシビリティをもってこれを盛り立て、また煽ってもくるベース&ドラムのシャープにしてヘヴィーなサポートもピタリと鮮やかにツボにハマりきった、全体としては基本抒情指向のロマネスク・バピッシュ演奏が続いて、ごく取っ付きやすく明快爽快に雅趣豊かな音世界を清々しく愉しませる、中々スッキリとした中に深い含蓄を潜ませた練達の好演内容。

★歌心とスイング感を何より大切にし、概ねバラード的な浪漫主義っぽいコンセプトを旨とした、マイルドではあるが決して甘すぎないビター&ソリッドな制御が自ずと利いたキレよく歯応えあるリリカル快演、が結構精悍にキリッと展開してゆき、ストリート(b)とハート(ds)の敏捷で自在なさすが「超一流」を痛感させるメリハリ満点の活躍も終始魅惑的に際立ち、彼らにガッチリ支えられ、触発されながら、ヘイズ(p)の、一音一音を丹念に噛み締めるような、それでいて無駄なく簡潔でもある迷いなげなアドリブ妙技が、この上なく清新生鮮に爽やかな冴え渡り具合を見せて秀逸だ。

→吟遊牧歌詩人風のちょっとフォーキーな旅情を漂わせた晴朗おおらか節や、独特の奥深い思索性を匂わせつつしかし断じて難解にはならぬ半私小説調のアプローチ、寛ぎ歌物路線の伝統にしっかり根を下ろした軽妙小粋なブルージー・フレージングなど、その風合いは優しくまろやかではあるが絶えずハード・バピッシュな硬化剤が効いている感じの心地よい緊張が伴っており、しかも力強く精緻な打鍵、音そのものから醸し出されるクリーンでヒンヤリした冷涼感=クールネスも手伝い、親しみやすくも背筋のまっすぐ伸びた弾鳴キャラが確固と立ち現れていて旨味・説得力とも満点で、そうした真摯にキャリアを積んできた者ならではの一つ突き抜けたような"安らいだ青嵐"めいた風情のあり様は絶品。

1. Butterfly (Kevin Hays) 6:16
2. Capricorn (Wayne Shorter) 5:52
3. Song For Peace (Kevin Hays) 4:31
4. With A Little Help From My Friends (John Lennon / Paul McCartney) 4:34
5. Row Row Row (Kevin Hays) 4:28
6. Throughout (Bill Frisell) 5:24
7. Irah (Billy Hart) 5:44
8. Bridges (Travessia) (Milton Nascimento, Fernando Brant & Gene Lees) 6:34

Kevin Hays (piano)
Ben Street (bass)
Billy Hart (drums)

2023年4月13日 米ニューヨークシティのSear Sound Studio C録音

レーベル:Smoke Sessions

在庫切れ
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三つ折りデジパック仕様CD

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画像: 繊細でマイルド・ロマネスクな哀愁的詩情をキレのある精悍強固タッチでキリッと凛々しく体現した王道リリカル・ピアノ円熟の爽快打! CD KEVIN HAYS, BEN STREET, BILLY HART ケヴィン・ヘイズ、ベン・ストリート、ビリー・ハート / BRIDGES
SMOKE SESSIONS

★世代を超えたトリオが奏でる多様なサウンドからなるインスピレーションの宝庫
ケヴィン・ヘイズ(p)、ベン・ストリート(b)、ビリー・ハート(d)によるトリオ第2作目。ビル・フリゼール、ビートルズ、ミルトン・ナシメントの名曲を加えた一枚。

★ピアニストのケヴィン・ヘイズ、ベーシストのベン・ストリート、ドラマーのビリー・ハートによるトリオ第2作目となる『Bridges』が SMOKE SESSIONS RECORDS からリリース!

★ピアニストのケヴィン・ヘイズ、ベーシストのベン・ストリート、ドラマーのビリー・ハートによって構成されたこのトリオは、元々、ビリー・ハートの誕生日をライブストリームで祝うために集まった即席セッションで実現したもので、けっして長期的なものではなかった。リハーサルの時間もほとんどなかった1回きりのコンサートが、3人のミュージシャンがさらなる探求に専念する継続的なコラボレーションの土台となり、2021年にトリオ名義でデビュー作『All Things Are』を発表し、各方面から高い支持と評価を得ている。

★今作『Bridges』は、デビュー以降の継続的な取り組みの成果で実現したアルバムとなっており、まさに” 架け橋”という形で、トリオの輝かしい第2作として登場した。このタイトルは、ヘイズ、ストリート、ハートの3人がこれほどまでに相性がいい理由を端的に示唆しており、世代を超えたトリオが奏でる魅力的なサウンドは、多様な経験とインスピレーションの宝庫であることを示している。

★ヘイズの叙情的でデリケートなメロディズムと、ストリートの温かみのあるベースライン、そしてハートの完璧なニュアンスのリズム・タッチに後押しされるゴージャスなオープニング曲「Butterfly」、ハートの穏やかな筆致とストリートの気丈で雄弁な音色が際立つ、息をのむようなバラード「Song for Peace」、ストリートの提案で録音された、ジャズギターの第一線で活躍するビル・フリゼールの楽曲「Through」、そしてビートルズの名曲「With a Little Help from My Friends」が収録されていることからも、ヘイズのポップスやロック音楽への愛情がうかがえ
る、多種多様な一枚となっている。(新譜インフォより)

Recorded April 13, 2023, at Sear Sound Studio C NYC.
画像: 繊細でマイルド・ロマネスクな哀愁的詩情をキレのある精悍強固タッチでキリッと凛々しく体現した王道リリカル・ピアノ円熟の爽快打! CD KEVIN HAYS, BEN STREET, BILLY HART ケヴィン・ヘイズ、ベン・ストリート、ビリー・ハート / BRIDGES
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