★今年3月にリリースしたプログレッシヴ・ロックから受けた音楽的インスピレーションをサウンドで実体化させた作品から約1年後に届けられたこの最新作は、ザ・ビートルズの楽曲を彼流にアレンジしたカヴァー・アルバム『YOUR MOTHER SHOULD KNOW: BRAD MEHLDAU PLAYS THE BEATLES』!
★今回彼が発表する作品は、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの楽曲やジョージ・ハリスンの楽曲に現代の鬼才である彼が新解釈を加えて披露する、2020年9月にフィルハーモニー・ド・パリでのソロ・ライヴの模様を収録したザ・ビートルズのカヴァー・アルバム『YOUR MOTHER SHOULD KNOW: BRAD MEHLDAU PLAYS THE BEATLES』だ。
★彼は今までもザ・ビートルズの曲をライヴで披露してきたのだが、今回発表するこの最新作に収録されている楽曲は、全て今までレコーディングされてこなかった、公式音源としては初出となるパフォーマンスばかりだ。また、今作の最後にはデヴィッド・ボウイの名曲「Life on Mars?」のカヴァーも収録されており、ザ・ビートルズとその後のポップソング・ライターたちとの繋がりをメルドー流に表現した見事な構成となっている。
★彼はさらにこう続けている。「ハロルド・ブルームが書いた『The Western Canon』という本の中で、著者は何が特定の本を長続きさせるのか、という問いに立ち向かっている。その答えは多くの場合、奇妙さとでもいうべき、同化できないほどのオリジナリティ、あるいは同化しすぎて奇妙だと思わなくなるようなオリジナリティの様式である、ということが挙げられている。ザ・ビートルズと、彼らの作品やその別の側面から影響を受けた多数のアーティストたちを見ると、この逆説的な長寿の秘訣は、彼らの継続的な足跡を考える際の一つの方法だということが言える。特に『ラバー・ソウル』から始まり最後の作品となった『レット・イット・ビー』までの一連の革命的アルバムには、多くの奇妙さというものが実際に存在しているからね」(メカ―インフォ)
1.I Am The Walrus
2.Your Mother Should Know
3.I Saw Her Standing There
4.For No One
5.Baby's In Black
6.She Said, She Said
7.Here, There And Everywhere
8.If I Needed Someone
9.Maxwell's Silver Hammer
10.Golden Slumbers
11.Life On Mars?
#1-7,9,10 (John Lennon and Paul McCartney)
#8 (George harrison)
#11 (David Bowie)