商品詳細
軽妙小粋な寛ぎや優しさとダイナミック・ブルージーなグルーヴ・センスを併せ持った抒情派ヴォーカルがファンキー・テイスティーなピアノ・トリオ演奏と相まって爽やかに、洒脱に妙味を揮った充実の逸品 CD PEPA NIEBLA & IGNASI TERRAZA TRIO ペパ・ニエブラ、イグナシ・テラッツァ / EN LA ORILLA DEL MUNDO [SWIT 39]
販売価格: 2,420円(税込)
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★スペイン生まれで最近はベルギーのブリュッセルを拠点にしているとの情報もある、正統派女性ジャズ・ヴォーカルの確かな実力者:ペパ・ニエブラの、人気ピアニスト:イグナシ・テラッツァ率いるトリオと組んでの一編。
★アーシー・バピッシュなコクのあるピアノ・トリオ演奏に小気味よく導かれて、クリーンな清涼感に溢れきめは濃やかだが程好い厚みや張り、芯の強さを湛えたトーン高めの生鮮なるクール・ヴォイスが、先ずは何より歌詞とメロディーを大切にして誠実真摯に語りかけてくるような、と同時にジャズ・ヴォーカルらしく軽妙小粋なグルーヴ表現や吟醸的ブルース・フィーリングの発露、といった面も自然に備わった、トータルとしてはあくまで抒情指向のメリハリに富むドラマティック演唱を滑脱に綴ってハートウォーミングかつしっかりテイスティーな華を成し、一方、ある時はファンキー&リラクシング、ある時はモーダル・アグレッシヴ、またある時はクーリッシュ・スマート、と刻々表情多彩に美味しいアクセントを醸成するピアノのツボを心得た硬質感ある敏活プレイも、終始歯切れよく頼もしい魅力を全体に加えた、一貫してノリよくもホッと和める洒脱なムードが好もしい快適内容。
★インティメイトな和気や寛ぎとキレ味鋭くダイナミックなスイング感を併せ持った、趣味のいいラウンジ休憩気分も自ずと漂う小唄派の正統らしい軽やかで瀟洒な道程が続き、中々機略縦横のカラフルな躍動を見せるテラッツァ(p)以下インスト陣の、極めて的確に抑揚を描いてゆくストーリーテラー肌っぽい活躍も芳醇なる妙味を際立たせる中で、ニエブラ(vo)の、柔和で優しく落ち着いた、なおかつ堂々とした揺るぎない風格を感じさせる歌い回しが爽やかに、そして安定した確たる冴え渡り様を示して実に素敵だ。
→筆致の基本はメロウ・テンダーな和み調であるものの、発声そのものの大層ハキハキした明晰さが奏効して結構元気溌剌で背筋の伸びた歌声キャラが立ち現れており、シャレた機智を含ませた寛ぎ節で心地よく憩わせてくれる反面、時折盛り込まれるイキなスキャット技やブルース色を強めた切々とした熱唱、といった勇ましめのアプローチで適宜ピリッともさせ、アウトラインを俯瞰するとハートフルな優しさに溢れると同時に毅然さ・凛々しさにも事欠かない、絶妙にバランスのとれた、そして作劇構成センスも抜群な語り口の粋が一切ブレるところなく確立されていて、全く見事で説得力も満点。加えて、テラッツァ(p)の"ブルース系ハード・バップ・ピアノの最良の姿"、を捉えたと云える醸熟作品としても大いに価値がある。
01. ‘Tis Autmn (Henry Nemo) 4:18
02. Les Moulins De Mon Coeur (Michel Legrand – Eddy Marnay) 6:04
03. Cuéntame Un Cuento (Ignasi Terraza) 4:29
04. The End Of A Love Affair (Edward Redding) 5:07
05. Peces De Luz (Carlos Aguirre – Livia Vives) 5:53
06. Luiza (Antonio Carlos Jobim) 6:22 (vo & p duo)
07. It's Time For A Change (Ignasi Terraza – Miriam Guardiola) 3:57
08. I Can't Say / Teaneck (Nat Adderley – Christopher Paul Caswell) 3:49
09. Alfonsina Y El Mar (Ariel Ramírez – Félix Luna) 5:13
10. Quebranto (Roberto Nieva – Julio & Karla Fowler) 5:32
11. It's A Raggy Waltz (Dave Brubeck) 2:44
12. Sail Away (Tom Harrel – Norma Winstone) 5:05
13. En La Orilla Del Mundo (Martín Rojas) 6:27
Pepa Niebla (vocal)
Ignasi Terraza (piano)
Horacio Fumero (bass except 06)
Esteve Pi (drums except 06)
2021年10月16&17日,2022年7月18&19日スペイン-バルセロナのStudio Koryland録音
レーベル:Swit
在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します
紙ジャケット仕様CD
★アーシー・バピッシュなコクのあるピアノ・トリオ演奏に小気味よく導かれて、クリーンな清涼感に溢れきめは濃やかだが程好い厚みや張り、芯の強さを湛えたトーン高めの生鮮なるクール・ヴォイスが、先ずは何より歌詞とメロディーを大切にして誠実真摯に語りかけてくるような、と同時にジャズ・ヴォーカルらしく軽妙小粋なグルーヴ表現や吟醸的ブルース・フィーリングの発露、といった面も自然に備わった、トータルとしてはあくまで抒情指向のメリハリに富むドラマティック演唱を滑脱に綴ってハートウォーミングかつしっかりテイスティーな華を成し、一方、ある時はファンキー&リラクシング、ある時はモーダル・アグレッシヴ、またある時はクーリッシュ・スマート、と刻々表情多彩に美味しいアクセントを醸成するピアノのツボを心得た硬質感ある敏活プレイも、終始歯切れよく頼もしい魅力を全体に加えた、一貫してノリよくもホッと和める洒脱なムードが好もしい快適内容。
★インティメイトな和気や寛ぎとキレ味鋭くダイナミックなスイング感を併せ持った、趣味のいいラウンジ休憩気分も自ずと漂う小唄派の正統らしい軽やかで瀟洒な道程が続き、中々機略縦横のカラフルな躍動を見せるテラッツァ(p)以下インスト陣の、極めて的確に抑揚を描いてゆくストーリーテラー肌っぽい活躍も芳醇なる妙味を際立たせる中で、ニエブラ(vo)の、柔和で優しく落ち着いた、なおかつ堂々とした揺るぎない風格を感じさせる歌い回しが爽やかに、そして安定した確たる冴え渡り様を示して実に素敵だ。
→筆致の基本はメロウ・テンダーな和み調であるものの、発声そのものの大層ハキハキした明晰さが奏効して結構元気溌剌で背筋の伸びた歌声キャラが立ち現れており、シャレた機智を含ませた寛ぎ節で心地よく憩わせてくれる反面、時折盛り込まれるイキなスキャット技やブルース色を強めた切々とした熱唱、といった勇ましめのアプローチで適宜ピリッともさせ、アウトラインを俯瞰するとハートフルな優しさに溢れると同時に毅然さ・凛々しさにも事欠かない、絶妙にバランスのとれた、そして作劇構成センスも抜群な語り口の粋が一切ブレるところなく確立されていて、全く見事で説得力も満点。加えて、テラッツァ(p)の"ブルース系ハード・バップ・ピアノの最良の姿"、を捉えたと云える醸熟作品としても大いに価値がある。
01. ‘Tis Autmn (Henry Nemo) 4:18
02. Les Moulins De Mon Coeur (Michel Legrand – Eddy Marnay) 6:04
03. Cuéntame Un Cuento (Ignasi Terraza) 4:29
04. The End Of A Love Affair (Edward Redding) 5:07
05. Peces De Luz (Carlos Aguirre – Livia Vives) 5:53
06. Luiza (Antonio Carlos Jobim) 6:22 (vo & p duo)
07. It's Time For A Change (Ignasi Terraza – Miriam Guardiola) 3:57
08. I Can't Say / Teaneck (Nat Adderley – Christopher Paul Caswell) 3:49
09. Alfonsina Y El Mar (Ariel Ramírez – Félix Luna) 5:13
10. Quebranto (Roberto Nieva – Julio & Karla Fowler) 5:32
11. It's A Raggy Waltz (Dave Brubeck) 2:44
12. Sail Away (Tom Harrel – Norma Winstone) 5:05
13. En La Orilla Del Mundo (Martín Rojas) 6:27
Pepa Niebla (vocal)
Ignasi Terraza (piano)
Horacio Fumero (bass except 06)
Esteve Pi (drums except 06)
2021年10月16&17日,2022年7月18&19日スペイン-バルセロナのStudio Koryland録音
レーベル:Swit
在庫切れ
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紙ジャケット仕様CD