1. Powerplay (Victor Rydström)
2. Period Double (Peroni Double) (Victor Rydström / Simon Jonsson / Oskar Cederblad)
3. Sex, Drugs & Rock'n'roll (Victor Rydström)
4. Marklandsgatan (Victor Rydström)
5. FU (Victor Rydström)
6. Midday Lullaby (Victor Rydström)
7. Goldish (Simon Jonsson)
8. It Ain't Swingin' (Simon Jonsson)
9. One Size Too Big (Victor Rydström / Simon Jonsson / Oskar Cederblad)
*Organic Organ Trio オルガニック・オルガン・トリオ:
Victor Rydström ヴィクトル・リュードストレム (guitar)
Simon Jonsson シモン・ヨンソン (hammond organ)
Oskar Cederblad オスカル・セーデルブラード (drums)
「オルガニック・オルガン・トリオ(Organic Organ Trio)」。ヨーテボリ大学 舞台芸術・音楽学校で学んだハモンドオルガン・プレーヤー、シモン・ヨンソン Simon Jonsson を中心に結成されました。ヨーテボリ在住のプレーヤー、自身のカルテットで『Be an Arsit』(Imogena IGCD 252)を録音したヴィクトル・リュードストレム Victor Rydström のギターと、実験的ジャズ・グループ「Kungen Jazz」のメンバーでもあるオスカル・セーデルブラード Oskar Cederblad のドラム。ヨーテボリを拠点に独自のアイデンティティを探る活動しています。 『Powerplay』は、今のジャズと過去のスタイルからインスピレーションを得て書かれたオリジナル曲で作られました。タイトル曲の《Powerplay》は、モダン・オルガン・ジャズとサム・ヤエル・トリオの影響が濃い曲。オルガンが素朴に演奏されていた1960年代を振り返る《Period Double》。「北欧メランコリー」の《Midday Lullaby》とヨーテボリのホーグスブーの通り「マルクランズガータン」を曲にした《Marklandsgatan》。かつてのスウィングの感覚とシンプルなゴスペルを結んだ軽いタッチの《FU》と《It Ainʼt Swinginʼ》。ブルースの《Goldish》は、アメリカのオルガン・プレーヤー、ラリー・ゴールディングズへのオマージュとして作曲されました。 「古典的オルガン・トリオのレガシーに取り組む姿勢が素晴らしい……一方で、Bernstein, Stewart & Goldingsを思わせる、さらに現代的なサウンドを感じる」と、先輩ギタリストのグスタフ・ルンドグレーから評されたアルバム。「美しい響きの録音」(ピアニスト、ベン・パターソン)は、ベテランのエンジニア、オーケ・リントン Åke Linton が担当しました。(新譜案内より)