商品詳細
ブルージー・バピッシュな王道の粋渋グルーヴ感と北欧固有の哀切でクールな翳りあるフォーキー・ロマネスク風情が絶妙に掛け合わされたリリカル・デュオの謹製品 CD JAN LUNDGREN & HANS BACKENROTH ヤン・ルンドゥグレーン & ハンス・バッケンルート / JAZZ POETRY ; THE GALLERY CONCERTS II [ACT 9960]
販売価格: 2,700円(税込)
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★Artistry Jazz Groupやスコット・ハミルトンの北欧コネクション他、過去様々なグループで何度も共演を重ねてきた、ヤン・ルンドゥグレーン(p)(1966年スウェーデン-ブレーキンゲ郡のオロフトロム市生まれ)&ハンス・バッケンルート(b)(1966年スウェーデン-ヴェルムランド県カールスタード生まれ)という今日のスウェーデン・ジャズ界を代表する人気名手2人が、今回は差し向かいでガッチリ組み合ったデュオ・コンサート(デュオ・フォーマットでこの2人が組むのはこれが始めてだとか)のライヴ実況編。
★折り目正しくもクッキリした輪郭の鮮明さや鋭いキレのよさを備えた硬質骨太なストーン・タッチのピアノが、ブルージーな吟醸感やバピッシュなシブめのグルーヴとフォーキー・ポップな歌謡フィーリング或いは北欧流の端正な哀愁浪漫風情、を掛け合わせ、仕上がりのアウトラインとしては正統的なハード・バップ・ジャズの枠内に自ずと着地させた、物悲しくも美しいメロディー満載のリリカル・プレイを敏活溌溂げに紡いで、清々しく歯切れよくどこか儚い、中々含蓄余情に富んだ味わい豊かな華を成し、一方、あくまでピアノを主役として安定感ある盛り立て役を演じるのと並行して随所で旋律センス抜群の滑脱な唄いっぷりも見せるベースの、節度を保った立ち働きも頼もしく、そしてハートウォーミングに確たる魅力を放った、全体を通じ品格や落ち着きを決して失わないジェントル・メロディック演奏が連続して、旨味も十二分に深々と和ませてくれるさすが練達の充実内容。
★リズムやテンポには次々と多彩に変化がつけられて緩急のメリハリが齎されるが、底流する基本理念としては「バラード・コンセプト」もしくは「歌物感覚」が揺るぎなく息づき貫かれた、旋律&和声の端麗美や詩情を何より大切にする、深遠にして親しみやすい抒情派快演がなごやかなムードで展開され、1曲1曲はそう長すぎず簡潔にまとめられた小気味よくリフレッシュ効果・リセット効果も絶妙の結構トントン拍子に進む道程の中で、ルンドゥグレーン(p)の誠心こめて丁寧に美味フレーズを綴るスウィンギンかつセンシティヴなアドリブ妙技や、その合間を縫って雄弁でスピリチュアルな追撃をかけてくるバッケンルート(b)の熱い躍動、が十全に熟成された冴えを、豊作ぶりを見せてゴキゲンだ。
★ルンドゥグレーン(p)の、伝統的なバップ・イディオムを活用したソリッド&スクエアーな殺陣っぽい立ち回り文体を変らず根幹に据え、いつもならそこへファンキー・テイストを投入するところだがここでは敢えてファンキーはほぼ封印し、ヤン・ヨハンソンとまでは行かぬものの独特のスカンジナヴィアン・ロマネスクな民謡的節回しを豊富に加味して憂いと雅趣溢れる詩的音景色を濃やかに映し出し、またアメリカン・スタンダード辺りにおいてはエヴァンスに接近した耽美的なアクティヴ・リリシストぶりも発揮して新味を醸成する、という、そうした、年季は重ねていても謙虚で真摯な精進を、丹精を忘れない、センシビリティ&ニュアンスに富んだ弾鳴のあり様は好感度満点、説得力も卓抜。控えめながらこってりコク旨に猛襲してくるバッケンルート(b)の奮戦も超芳醇でインパクト大。
01. It Was Good While It Lasted (Jan Lundgren) 4:02
02. The Unexpected Return (Jan Lundgren) 4:59
03. Polska No.1 (Mats Edén) 3:52
04. Gårdsjänta (Norwegian Folk Song) 4:35
05. A Thousand Kisses Deep (L. Cohen & S. Robinson) 5:54
06. Lacrimosa (Wolfgang Amadeus Mozart) 4:15
07. Svante (Jan Lundgren) 5:29
08. She's Leaving Home (J. Lennon & P. McCartney) 5:03
09. Tricotism (Oscar Pettiford) 4:44
10. Stella By Starlight (Victor Young) 5:15
Jan Lundgren (piano)
Hans Backenroth (bass)
2022年4月5日(もしくは5月4日?)ドイツ-ベルリンのACT Art Collection Galleryでのライヴ録音
レーベル:Act
在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します
デジパック仕様CD
★折り目正しくもクッキリした輪郭の鮮明さや鋭いキレのよさを備えた硬質骨太なストーン・タッチのピアノが、ブルージーな吟醸感やバピッシュなシブめのグルーヴとフォーキー・ポップな歌謡フィーリング或いは北欧流の端正な哀愁浪漫風情、を掛け合わせ、仕上がりのアウトラインとしては正統的なハード・バップ・ジャズの枠内に自ずと着地させた、物悲しくも美しいメロディー満載のリリカル・プレイを敏活溌溂げに紡いで、清々しく歯切れよくどこか儚い、中々含蓄余情に富んだ味わい豊かな華を成し、一方、あくまでピアノを主役として安定感ある盛り立て役を演じるのと並行して随所で旋律センス抜群の滑脱な唄いっぷりも見せるベースの、節度を保った立ち働きも頼もしく、そしてハートウォーミングに確たる魅力を放った、全体を通じ品格や落ち着きを決して失わないジェントル・メロディック演奏が連続して、旨味も十二分に深々と和ませてくれるさすが練達の充実内容。
★リズムやテンポには次々と多彩に変化がつけられて緩急のメリハリが齎されるが、底流する基本理念としては「バラード・コンセプト」もしくは「歌物感覚」が揺るぎなく息づき貫かれた、旋律&和声の端麗美や詩情を何より大切にする、深遠にして親しみやすい抒情派快演がなごやかなムードで展開され、1曲1曲はそう長すぎず簡潔にまとめられた小気味よくリフレッシュ効果・リセット効果も絶妙の結構トントン拍子に進む道程の中で、ルンドゥグレーン(p)の誠心こめて丁寧に美味フレーズを綴るスウィンギンかつセンシティヴなアドリブ妙技や、その合間を縫って雄弁でスピリチュアルな追撃をかけてくるバッケンルート(b)の熱い躍動、が十全に熟成された冴えを、豊作ぶりを見せてゴキゲンだ。
★ルンドゥグレーン(p)の、伝統的なバップ・イディオムを活用したソリッド&スクエアーな殺陣っぽい立ち回り文体を変らず根幹に据え、いつもならそこへファンキー・テイストを投入するところだがここでは敢えてファンキーはほぼ封印し、ヤン・ヨハンソンとまでは行かぬものの独特のスカンジナヴィアン・ロマネスクな民謡的節回しを豊富に加味して憂いと雅趣溢れる詩的音景色を濃やかに映し出し、またアメリカン・スタンダード辺りにおいてはエヴァンスに接近した耽美的なアクティヴ・リリシストぶりも発揮して新味を醸成する、という、そうした、年季は重ねていても謙虚で真摯な精進を、丹精を忘れない、センシビリティ&ニュアンスに富んだ弾鳴のあり様は好感度満点、説得力も卓抜。控えめながらこってりコク旨に猛襲してくるバッケンルート(b)の奮戦も超芳醇でインパクト大。
01. It Was Good While It Lasted (Jan Lundgren) 4:02
02. The Unexpected Return (Jan Lundgren) 4:59
03. Polska No.1 (Mats Edén) 3:52
04. Gårdsjänta (Norwegian Folk Song) 4:35
05. A Thousand Kisses Deep (L. Cohen & S. Robinson) 5:54
06. Lacrimosa (Wolfgang Amadeus Mozart) 4:15
07. Svante (Jan Lundgren) 5:29
08. She's Leaving Home (J. Lennon & P. McCartney) 5:03
09. Tricotism (Oscar Pettiford) 4:44
10. Stella By Starlight (Victor Young) 5:15
Jan Lundgren (piano)
Hans Backenroth (bass)
2022年4月5日(もしくは5月4日?)ドイツ-ベルリンのACT Art Collection Galleryでのライヴ録音
レーベル:Act
在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します
デジパック仕様CD
商品情報
ACT
ライブ作品
スウェーデン最高のピアニスト、ヤン・ラングレン×最高のベーシスト、ハンス・バッケンロートによるデュオ
ACT の創設者シギ・ロッホのギャラリーで少数の観客を招いたコンサートでの、新曲のお披露目を含む豪華絢爛なプログラムを収録
★二人のスウェーデン人、ピアニストのヤン・ラングレンとベーシストのハンス・バッケンルートからなるデュオ。ACTの創設者シギ・ロッホのギャラリーで少数の観客を招いたコンサートでの、新曲のお披露目を含む豪華絢爛なプログラムを収録。
★スウェーデン最高のジャズ・ピアニスト、ヤン・ラングレン。直近では 2022 年 11月に来日ツアーを行うなど、日本での人気も根強い。エミール・パリジャン、ラーシュ・ダニエルソンとの「イントゥ・ザ・ナイト」などで、「ジャズ詩人」との二つ名をほしいままにしてきた彼にとって、"Jazz Poetry "という今回のコンサートのキャッチフレーズは、これ以上ないほどふさわしいもの。彼はこう語る。「ジャズとクラシック音楽、民謡や歌の間の活発な対話には、素晴らしいリリシズムがある。」
★ハンス・バッケンロートは、サックス奏者のアルネ・ドムネルスにより「自国が生んだ最高のベーシスト」と呼ばれるほどの逸材。モニカ・ゼッターランド、スコット・ハミルトン、ケニー・バロンなど名だたるスターミュージシャンとも共演し、現在までに150枚以上のアルバムに参加している。
★北欧の民謡を編曲した「Polska No.1」と「Gårdsjänta」など、ヤン・ラングレンの演奏には祖国の音言語が浸透しているのは勿論、アメリカのジャズ・ピアノの伝統にもルーツがあり、西洋のクラシック音楽からの影響もある。本ライブのプログラムでも、レナード・コーエン、モーツァルト、自作曲、ビートルズ、ジャズスタンダードが違和感なく並ぶユニークなもの。二人の変幻自在で軽やかな演奏が印
象的だ。
★二人はキャリアの初期からお互いを知っていて、サイドメンとして参加したレコーディングも数知れないが、驚くべきことにこれまで一度もデュオとして演奏したことがないという。ただ、彼らは「一夜限りの奇跡」として終わらせるつもりはなく、2022年の冬にも次のコンサートが予定されている。(新譜案内より)
Recorded Live in Concert at Act Art Collection Gallery, Berlin,
04.05.2022
ライブ作品
スウェーデン最高のピアニスト、ヤン・ラングレン×最高のベーシスト、ハンス・バッケンロートによるデュオ
ACT の創設者シギ・ロッホのギャラリーで少数の観客を招いたコンサートでの、新曲のお披露目を含む豪華絢爛なプログラムを収録
★二人のスウェーデン人、ピアニストのヤン・ラングレンとベーシストのハンス・バッケンルートからなるデュオ。ACTの創設者シギ・ロッホのギャラリーで少数の観客を招いたコンサートでの、新曲のお披露目を含む豪華絢爛なプログラムを収録。
★スウェーデン最高のジャズ・ピアニスト、ヤン・ラングレン。直近では 2022 年 11月に来日ツアーを行うなど、日本での人気も根強い。エミール・パリジャン、ラーシュ・ダニエルソンとの「イントゥ・ザ・ナイト」などで、「ジャズ詩人」との二つ名をほしいままにしてきた彼にとって、"Jazz Poetry "という今回のコンサートのキャッチフレーズは、これ以上ないほどふさわしいもの。彼はこう語る。「ジャズとクラシック音楽、民謡や歌の間の活発な対話には、素晴らしいリリシズムがある。」
★ハンス・バッケンロートは、サックス奏者のアルネ・ドムネルスにより「自国が生んだ最高のベーシスト」と呼ばれるほどの逸材。モニカ・ゼッターランド、スコット・ハミルトン、ケニー・バロンなど名だたるスターミュージシャンとも共演し、現在までに150枚以上のアルバムに参加している。
★北欧の民謡を編曲した「Polska No.1」と「Gårdsjänta」など、ヤン・ラングレンの演奏には祖国の音言語が浸透しているのは勿論、アメリカのジャズ・ピアノの伝統にもルーツがあり、西洋のクラシック音楽からの影響もある。本ライブのプログラムでも、レナード・コーエン、モーツァルト、自作曲、ビートルズ、ジャズスタンダードが違和感なく並ぶユニークなもの。二人の変幻自在で軽やかな演奏が印
象的だ。
★二人はキャリアの初期からお互いを知っていて、サイドメンとして参加したレコーディングも数知れないが、驚くべきことにこれまで一度もデュオとして演奏したことがないという。ただ、彼らは「一夜限りの奇跡」として終わらせるつもりはなく、2022年の冬にも次のコンサートが予定されている。(新譜案内より)
Recorded Live in Concert at Act Art Collection Gallery, Berlin,
04.05.2022