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品格とゆとりと節度を保って悠然と伸びやかに渦巻きウェイヴを描く温厚柔和なテナー・ブロウが芳醇に冴え渡った安心の2管ハード・バップ♪ CD SAM TAYLOR サム・テイラー / LET GO [CM 013122]

販売価格: 2,100円(税込)

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★以前のCellar Live盤も好評だった、NYシーンで幅広く活動する正統派モダン・テナーサックスの中堅名手:サム・テイラー(1982年生まれ)(フィラデルフィア出身)の、今回は、テレル・スタッフォード(tp)やジェブ・パットン(p)らとの強力オールスター・クインテットによる一作。

★息の合った颯爽たる2管アンサンブルが青嵐を受けて旗めくかのように清々しく響いた後、重厚でいて丸みやソフトネスも自ずと備わった美味トーンのテナーが、抵抗なくスイスイ流麗に渦巻きウェイヴを描く感じのハード・ドライヴィングなブルージー・メロディック・プレイを悠々と繰り出して芳醇なる華を成し、ピリッとしたスパイス感を伴いつつ背筋を伸ばして凛々しく突進するトランペットや、苦味走った硬質でスクエアーな力学的アクション技をぶつけてくるピアノ、らもテナーとのコントラスト絶妙に的確な彩りを添えた、全編2管物の王道を行く単純明快な人情娯楽指向の行軍が貫かれてスカッとノセ、またハートウォーミングに和ませてくれる安定した会心打内容。

★歌心とスイング感に潔くポイントを絞り、よく吟醸されたブルース・フィーリングや伝統的バップ・スピリットも巧まず潤沢に備わった、これぞリリカル・エンタテインメントの鑑!とも云うべき晴れやかで開放感溢れる明朗直球型の邁進、が和気溌溂と愉しげに続き、モード色を殆ど感じさせないテイラー(ts)の演奏に象徴されるが如く、全般に幾分オールド・ファッションな「純正ハード・バップ」のテイストが好もしく充満する道程の中で、リズム・セクションの堅実に律動闊歩する歯切れのいいバックアップに頼もしく支えられて、テイラーを筆頭とする各人の品格と節度を保って伸び伸びと舞い泳ぐアドリブ活躍が、旨味たっぷりに豊作ぶりを呈して全くゴキゲンだ。

★テイラー(ts)の、モブレーやロリンズ或いはデクスターらの成果を十二分に踏まえ、根底には一定のゆとりやリラクゼーションを絶やすことなくマイルド・テンダーに円形を描き続けてゆく、といったイメージの優しく柔和で粋渋な滑脱ブロウが何ともテイスティー&ハートフルにコクのある魅力を泰然と放っていて何げに卓越しており、一方、スタッフォード(tp)の結構キレ味シャープで高度な超絶技巧に裏打ちされた硬派アクションをあくまで事も無げに軽々と、飄々と朝飯前に披露する余裕の立ち回りもこれまた鮮やかで、加えてパットン(p)の、ちょっとストイックなまでに粛々と殺陣の型を貫くハードボイルド調の抑えワザ(時折洒脱なファンキー節を盛り込んできたりもする)にも燻し銀の妙味があり好印象。

01. Luminescence
02. Let Go
03. Angel Face
04. Gettin' Together
05. Out Of The Past
06. Prisoner Of Love (ts-b-ds trio)
07. Here's That Rainy Day
08. Philly New York Junction
09. You're Never Fully Dressed Without A Smile
10. Bye Bye Baby

Sam Taylor (tenor saxophone)
Terell Stafford (trumpet except 06)
Jeb Patton (piano except 06)
Neal Miner (bass)
Willie Jones III (drums)

2022年1月31日米ニュージャージー州イングルウッド・クリフスのVan Gelder Studios録音

レーベル:Cellar Music (Cellar Live)

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可能な限りお取り寄せいたします

紙ジャケット仕様CD

商品情報

画像: 品格とゆとりと節度を保って悠然と伸びやかに渦巻きウェイヴを描く温厚柔和なテナー・ブロウが芳醇に冴え渡った安心の2管ハード・バップ♪ CD SAM TAYLOR サム・テイラー / LET GO
CELLAR LIVE

★NYシーンで幅広く活躍している正統派モダン・テナーサックス奏者:サム・テイラー(1982年生まれ)(フィラデルフィア出身)。本作では、人気の正統派トランペッター奏者テレル・スタッフォードとの2菅編成で胸のすくようなハードバップを聴かせてくれます。

★ジェブ・パットン (p) ニール・マイナー (b) ウィリー・ジョーンズIII (ds)とハードバップの名手達も勢ぞろい。肉厚でふくよかなブロウと切れの良いトランペットでの現代的クインテット演奏が楽しめる作品です。

録音:Recorded at the studios of Rudy Van Gelder

Executive Producers: Sam Taylor and Cory Weeds
Produced by Sam Taylor and Cory Weeds
Recorded at Van Gelder Studios, Englewood Cliffs, NJ on January 31st, 2022
Engineered by Maureen Sickler
Mixed and mastered Tom Lazarus
Cover photo Anna Yatskevich
Cover artwork Julian Garcia
Inside photography Maia Thrift-Perry
Design and layout John Sellards
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