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質実剛健の勇猛軒昂な男気と旨味に満ちた逞しきタフガイ・テナー咆哮が雄渾スケールで映える現代ワンホーン・ハード・バップ壮快打! CD ABEL MIRELES アベル・ミレレス / ANIMO [SSC 1678]

販売価格: 2,420円(税込)

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★NYシーンで活躍するメキシコ出身のテナーサックス奏者:アベル・ミレレス(メキシコ北部のシウダー・フアレス生まれ)の、ワンホーン・カルテットを基本に一部女性ヴォーカルも加わってくる体制での初リーダー・アルバム。

★キュッと引き締まった精悍そう・隆々そうな筋肉質トーンのテナーが、勇猛軒昂にダイナミック・アクションを炸裂させ、と同時にブルージーな歌謡フィーリング溢れる抒情指向フレージングも盛り込んでのハード・ドライヴ感に満ちた敏活プレイを、中々歯切れよくも鋭く繰り出して堂々雄渾たる華を成し、モーダルとアーシーの間を自在に往来するピアノの闊達弾奏も魅力充分に彩りを添えた、全編真っ向勝負のストレートアヘッド熱演の連続でスカッと壮快に昂揚させてくれる、清やかな会心打内容。

★今日流モード系ハード・バップの王道ド真ん中をまっしぐらに突き進む、硬派な男気・武勇さに溢れ、しかも明朗な唄センスや気さくげな人情味にも事欠かぬ、極めて正攻法な(アクション活劇エンタテインメント的)エネルギッシュ・スウィンギン敢闘が圧倒的覇気のもと迫真力も満点に展開され、ベース&ドラムの重厚で極太くゴツい「グルーヴの塊」をガンガンぶつけてくるかのようなストロング至極のサポート、に頼もしく支えられ、刺激されながら、ミレレス(ts)の、苦味走った凛々しい表情ですっくと都会の荒野に立ち尽くし、また鋭敏滑脱に力強く躍動する、ハードボイルドなタフガイ然とした逞しく猛々しきアドリブ技が、生鮮度抜群にして揺るぎなく骨芯の通った旨味&威風ある見せ場を飾りきってゴキゲンだ。

→ハード・バップ・テナーの正統らしいブルース・テイスト豊かで分厚くソリッド・ドライヴィングな渦巻きブロウと、モード色濃いアグレッシヴ&パッショネートな音数多めの押せ押せ熱血疾駆攻勢、を織り混ぜつつ、粋な歌心も適宜加味してスケール雄大に泰然鷹揚なる驀進を続けるその、武骨で質実剛健でありながらまろやかな温もりをも微妙に孕んだ吹鳴のあり様は、フレッシュ&テイスティーでなおかつ問答無用っぽい気魄ならびに推進パワー(=勢い)に満ちていて圧巻、卓抜で、一方、マッコイ・ライクな灼熱の煮え立ち様とファンキーな渋めの吟醸節の混合ワザで劇的に追撃してくるゴンザレス(p)や、2曲に登場しクールさとエモーショナルさミックスの本格筋グルーヴィー熱唱で座をさらうReyes(vo)、らの本気度200%のハッスルぶりもしっかり芳醇で好インパクト。

01. Heart Pain
02. What To Do
03. Xochipitzahuatl
04. Perspectiva
05. Beatrice
06. Animo
07. Listen
08. Softly As In A Morning Sunrise
09. Good Angry
10. Forgive

Abel Mireles (tenor saxophone except 03) (soprano saxophone on 03)
Benito Gonzalez (piano)
Myles Sloniker (acoustic bass)
E.J. Strickland (drums)

special guest:
Candice Reyes (vocal on 05, 08)

2021年7月25日&9月1日ニュージャージー州モントクレア(モンクレア)のSound on Sound Studios録音

レーベル:Sunnyside

在庫切れ
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デジパック仕様CD


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画像: 質実剛健の勇猛軒昂な男気と旨味に満ちた逞しきタフガイ・テナー咆哮が雄渾スケールで映える現代ワンホーン・ハード・バップ壮快打! CD ABEL MIRELES アベル・ミレレス / ANIMO
SUNNYSIDE

メリッサ・アルダナを急追するメキシカン・ジャズ・サックスの精鋭アベル・ミレレスが、初リーダー作を発表!

★メキシコ出身のサックス奏者といえば、メリッサ・アルダナの活躍が目覚ましい昨今ですが、この作品のリーダーを務めるアベル・ミレレス(メキシコ北部の都市、シウダー・フアレス生まれ)も急速に注目を集めているひとりです。このアルバムは、彼の才能が初めてあらわになったといっても過言ではない一枚。メキシコのフィーリングと現代ニューヨーク・ジャズの要素をミックスしながら、ピアニストのベニート・ゴンサレス、ドラマーの E.J.ストリックランドら盟友と共につくりあげた、待望のファースト・アルバムです。

★アルバム・タイトルの“Animo”は、スペイン語で“がんばれ”という意味。アベルが満を持して制作した本作はまた、フォーチュナー・ぺレス(2013年逝去)との思い出にも捧げられています。ペレスは、少年時代のアベルにサックスの手ほどきをしたひとりであり、チャーリー・パーカーなど数々のジャズ・ミュージシャンの演奏も紹介した、父親と師匠を兼ねる存在でした。

★アベルはテキサス大学を経てニューヨークに向かい、ウィリアム・パターソン大学でジャズ・パフォーマンスの学位を取得。ビル・チャーラップ、セシル・ブリッジウォーター、サックス奏者ではリッチ・ペリーやヴィンセント・ハーリングに師事しました。演奏家、教育者、プロデューサーとして幅広く活動し、自身のグループを率いるいっぽう、クリスチャン・マクブライド、ディオンヌ・ワーウィック、ヴァーノン・リード、ジョン・レジェンドらとも共演してきました。インストゥルメンタルの楽曲では熱気あふれるブロウを繰り広げ、公私ともにパートナーであるキャンディス・レジェスの歌声をフィーチャーしたM6「Beatrice」(故サム・リヴァースの楽曲を変拍子にアレンジ)、M8「Softy As In a Morning Sunrise」では、歌に寄り添うような吹奏で楽しませてくれます。

★ 2021 年夏、アベルは遂にアメリカ国民になりました。彼の動きは今後、さらに活発化していくに違いありません。このアルバム『Animo』は、将来への大きな飛躍を予感させる、ラテン・ジャズ・ファンはもちろん、新鮮なジャズを求めるファンならば必ずチェックしたい一枚といえましょう。(新譜案内より)
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