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明るく晴れ晴れとバップ歌謡的吟醸節をひたすら流麗滑脱に綴るアルトが絶好調な娯楽派ハード・バップの鑑! CD PEKKA PYLKKANEN - ERIC INEKE ペッカ・プルッカネン - エリック・イネケ / NORDIC BOP [CR 73542]

販売価格: 2,380円(税込)

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★ヘルシンキのシベリウス・アカデミー(音楽大学)に学んだ(修士課程を卒業)後、渡米し、デイヴ・リーブマンに師事、ジェリー・バーガンジィやボブ・ミンツァーらにもレッスンを受け、その後帰国して、UMOジャズ・オーケストラのレギュラーを数年間務め、また自己のコンボを率いては50カ国を越えるグローバルな精力的ライヴ活動を行なってきた、教育者としても多忙な早ヴェテランの域に入るフィンランドのアルト(&ソプラノ)サックスの実力者:ペッカ・プルッカネン(1964年生まれ)は、過去Naxos等に吹き込みを残す他、先年出たChallengeからの一作目=2018年に伊ローマで録られた「Nu Bottega」が好評を集めていたが、Challenge第2弾となる本盤は、ライヴでも組んだことのあるというオランダの大ヴェテラン重鎮ドラマー:エリック・イネケ(1947年オランダのハールレム生まれ)をフィーチュアした双頭名義のカルテットによる、前作の前年:2017年にヘルシンキで吹き込まれていた先達ジャズメン名曲集。

★シャープで敏捷かつ重厚そして精確な絨毯爆撃攻勢をチョチョイのチョイと朝飯前に仕掛けてくる、ばっちりドスの利いた迫力満点のドラムや、太く唸りを立てながら強烈にウネり波打つベース、ソリッド&スクエアーに岩石群をぶつけてくるかのような殺陣の鬼っぽい硬質ピアノ、らの三位一体のアタック!に猛然とプッシュされながら、一座の花形役を担うアルトの、キュキュッと鋭い締まり&ヒネりを呈すると同時にふんわりした柔らかみや脱力感をも湛えた中々ニュアンスに富むトーンによる、パーカーの流れを汲んだバップ・アルトの正統らしい明快で晴れやかな躍動的フレージングとスマートなモーダル・イディオムを絡めて朗々と哀歓を歌い上げるイキのいいメロディック・プレイ、が抜群の鮮度で清々しく爽やかにアジな見せ場を飾りきった会心打内容。

★歌心とスイング感にシンプルに重点を絞った、気さくそうで勇み肌っぽい人情味溢れる正攻法勝負の大衆娯楽的ハード・バップ快演、がイキイキと愉しげに展開され、リズム隊のキッチリとツボを心得た安定律動力満点のグルーヴィーなサポートに頼もしく支えられながら、主役:プルッカネン(as)の、腰を据えて伸び伸びと得意技を揮った威勢のいい、それでいてワンポイントのリラクゼーションをも含んだアドリブ奮戦が、吹き抜ける一陣の青嵐の如くスカッとおおらかに、開放感をもって堂々たる映えを見せており、全く素晴らしい。

→バップの伝統に則った明るく粋でイナセな、ひたすらよく歌うダイナミック・スウィンギン・アクション節を変らず根幹として嬉々溌溂と宙を泳ぎ回り、転回として幾分かシーツ・オブ・サウンドっぽくもある押しまくりの疾駆ワザなどもあくまで涼しげに織り込み適宜変化をつける、その、終始肩の力は抜けていて自然体調子を保ちながら流麗滑脱に、軽やかに旨口文脈を綴ってのける余裕と品格と吟醸感ある吹鳴のあり様は実に親しみやすく魅力一杯、説得力も絶大だ。抑え役に徹して渋〜い鋭角的立ち回りを見せるヤコブソン(p)の助演もナイス。

1. Nica's Tempo (Gigi Gryce) 7:00
2. Amsterdam After Dark (George Coleman) 10:02
3. Signal (Jimmy Raney) 5:57
4. Left Alone (Mal Waldron) 10:30
5. Luminescence (Barry Harris) 5:45
6. Very Early (Bill Evans / Carol Grisham Hall) 7:18
7. Montmartre (Dexter Gordon) 6:09
8. Pfrancing (Miles Davis) 6:46

Pekka Pylkkanen ペッカ・プルッカネン (alto saxophone except 6) (soprano saxophone on 6)
Mikael Jacobsson ミカエル・ヤコブソン (piano)
Heikko Remmel ヘイッコ・レンメル (bass)
Eric Ineke エリック・イネケ (drums)

2017年5月30日 フィンランド-ヘルシンキのシベリウス音楽院スタジオ録音

レーベル:Challenge

在庫有り
スリーブケース仕様CD

商品情報

Challenge

★ペッカ・プルッカネンとエリック・イネケ!
ゴキゲンな北欧スウィング・クァルテット!

☆フィンランドの名アルト、ペッカ・プルッカネンのChallenge Records第2弾!
☆オランダの重鎮ドラマー、エリック・イネケと組んで、マル・ウォルドロン、マイルス・デイヴィス、デクスター・ゴードンらのナンバーを吹き込んだストレート・スウィング・ジャズ!

■フィンランドの名門ビッグバンド「UMOジャズ・オーケストラ」のフルタイム・メンバーを数年間務め、リーダーとしてヨーロッパ、南北アメリカ、アジア(2019年にもジャパン・ツアーを実施!)、南アフリカの50ヵ国以上で演奏してきたフィンランドNo.1との呼び声も高いアルト&ソプラノ・サクソフォン奏者、ペッカ・プルッカネン(ペッカ・ピュルッカネン)2020年作「Nu Bottega」(CR73502)以来となるChallenge Records第2弾。

★オランダの重鎮ドラマー、エリック・イネケとのコラボレーションで、マル・ウォルドロン、マイルス・デイヴィス、デクスター・ゴードンら偉大なジャズ・レジェンズたちが書いたナンバーをゴキゲンに奏でたストレート・スウィング・ジャズ。ピアノには、フィンランド出身の素晴しくハード・スウィングなピアニスト、ミカエル・ヤコブソン、ベースはエストニア出身の若く才能に溢れたベーシスト、ヘイッコ・レンメル(兄のジョエル・レンメルとのトリオでも人気)を迎えて、北欧ジャズ、ノルディック・バップの魅力を届けます。(新譜案内より)
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