★ジャムセッションを行ったブルクハウゼン国際ジャズウィーク 2019 のステージで、ウォルフガング・ハフナーによって才能を見出された。後に共演を重ね、翌2020年には彼のアルバム 「Kind of Tango」にフィーチャー。ハフナーは語る。「2019年のジャムセッションで初めてアルマを聴くやいなや、吹き飛ばされるようなすさまじい衝撃を受けた」。独特で卓越した歌声が魅力で、ドイツの権威あるジャズ誌「ジャズシング」も「繊細で素晴らしく澄んだ声と完璧なイントネーション」と絶賛。
★アルマの儚げな歌声とゲストのニルス・ラングレンの温かく叙情的なトロンボーン・ソロが印象的な 1「Just A Word Feat. Nils Landgren」、ビリー・ジョエルカバーをジモン・オスレンダーとデュエットした4「And So It Goes」、哀愁を帯びた短調のバラードをドミニク・ミラーがギターで優しく演奏する 10「Wondering Feat. Dominic Miller」、など聴きどころも満載。弱冠 25 歳のデビュー作は、「スターの誕生」というタイトルを冠するに恥じない出来に仕上がった。ドイツから世界に発信する力作である。
1.Just A Word Feat. Nils Landgren_3.50
2.Hold On To Me_3.55
3.Something ‘bout The Rain_4.34
4.And So It Goes_4.46
5.Illusion_3.31
6.Interlude_1.17
7.Silence Plays Your Song_3.37
8.Heart Pace_5.13
9.Walberla_4.03
10.Wondering Feat. Dominic Miller_4.11
11.White Tulip_4.20
12.Another Kind Of Love_4.46
Alma Naidu (vocals)
Wolfgang Haffner (produce, drums)
Simon Oslender(piano,fender-rhodes, vocals)
Recorded In November 2020, March & April 2021
日本語ライナー・ノート:三浦孝仁(オーディオ評論家)