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アーシー&ファンキーなブルース色濃い粋渋至芸が続出する雄々しくもハートウォーミングで芳醇この上ない醸熟ハード・バップ大会! CD STEVE DAVIS スティーヴ・デイヴィス / BLUESTHETIC [SSR 2202]

販売価格: 2,420円(税込)

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★円熟の快進撃が続く当代正統派ハード・バップ・トロンボーンの第一人者:スティーヴ・デイヴィス(1967年米マサチューセッツ州ウースター生まれ)の、このところ続いていた3管フロント体制から一転して今回はホーンは自身のみにリセット、そして、ピーター・バーンスタイン(g)、スティーヴ・ネルソン(vib)、ジェフ・キーザー(p)、クリスチャン・マクブライド(b)、ウィリー・ジョーンズIII(ds)、というまた強力な面々との気分一新オールスター・セクステットを率いた一作。

★曲は全て本人のオリジナル。折り目正しく整った端麗な鳴り様を呈するトロンボーンが、ダウン・トゥ・アースなブルース由来の吟醸味に溢れ、スモーキーな陰影をよぎらせた闊達ブロウを歯切れよく紡いで、何ともイキな華を成し、一方、これまたブルース・テイストの顕著な勇み肌っぽいアクション技をキビキビ繰り出すギターや、クールとブルージーの間を自在に往来するヴィブラフォン、モード的な熱気と伝統的バップの殺陣っぽさ〜ダイナミズムを併せ持ったピアノ、らもそれぞれに揺るぎなく濃いスター性を放ちながらおいしさたっぷりに彩りを添えた、全編ハード・バップ・ジャズの王道を突き進む雄渾の敢闘が横溢してスカッと壮快に昂揚させ、またこってりした旨味を満喫させてくれる会心打内容。

★歌心とスイング感を最重視し、敏活な中にもどこか悠然としたリラクゼーションが漂う、そして極めてブルース色の濃いド真っ当なハード・バップ大会が和気溌溂と展開され、堅実なバッキング時にあっても漆黒の香りを濃厚に放つマクブライド(b)や、何げに芸の細かい遊撃的ビート刻みでシャープに迫るジョーンズ(ds)、らのサポートにガッチリ支えられ、また刺激を受けながら、デイヴィス(tb)を筆頭とする銘々の腰の据わったソロ奮戦が、色彩感も満点にひたすら雄々しく豊饒地帯を形成してゴキゲンだ。

★デイヴィス(tb)の、アーシー&ファンキーな醸熟の生粋バッパー、生粋ブルースマン然とした、包容力と温もりにも富む懐深い唄い回しが、ごくナチュラルな中にさすがの練達さやコクを垣間見せてとりわけ傑出しており、バラードでのウォームネスやおぼろな霧笛っぽさ+ナイーヴさを増した哀愁リラックス節がまた味わい豊かで絶品。

★鋭利なキレ味で張りのある硬質ダイナミック・フレーズをちょっとストイックげに紡ぐバーンスタイン(g)のハードボイルド調の躍動ぶりや、ミルト・ジャクソンとボビー・ハッチャーソンの中間ぐらいなネルソン(vib)の流麗ワザ、も確固とした鉄板の魅力を堂々揮いきっており、彼らのあくまで正攻法勝負な攻勢に比し、ファンキー・ソウルフルなバピッシュ・プレイと並行して変則アクロバティカル&パーカッシヴなゲリラ的猛襲も盛り込んで上手くアクセント〜スパイス効果を齎す、キーザー(p)の暴れ様もナイス・インパクト。

01. Encouragement (Davis) 4:39
02. Silver At Sundown (Davis) 6:35
03. Maybe So (Davis) 6:25
04. Bedford Strolle (Davis) 6:47
05. Faraway Dream (Davis) 5:57 (tb-g-vib-b-ds quintet)
06. They Wore 44 (Davis) 8:20
07. Off The Cuff (Davis) 7:30
08. Indigo To Azure (Davis) 5:22 (tb-vib-p-b-ds quintet)
09. Bluesthetic (Davis) 5:57
10. A Star For Chick (Davis) 6:10

Steve Davis (trombone)
Peter Bernstein (guitar except 08)
Steve Nelson (vibraphone)
Geoffrey Keezer (piano except 05)
Christian McBride (bass)
Willie Jones III (drums)

2022年2月8日ニューヨークシティのSear Sound Studio C録音

レーベル:Smoke Sessions

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三つ折りデジパック仕様CD

商品情報

SMOKE SESSIONS RECORDS

★今やジャズ界を代表するトロンボーン奏者のスティーヴ ・デイビス、ホーン中心の編成からフロントにギター、ヴィブラホーンを配し、グラミーベーシスト、クリスチャン・マグブライド等が参加した注目作!

★今やジャズ界を代表するトロンボーン奏者の一人、スティーヴ ・ デイビスの最新作が登場。いつもながらの2管、3管のホーン奏者中心の編成から、本作は、人気ギタリストのピーター・バーンスタイン、ヴィブラフォン奏者のスティーヴ・ネルソンを配し、管楽器以外のアンサンブルの可能性を追求、さらにグラミー・ベーシストのクリスチャン・マグブライド、ジェフ・キーザー(p)、売れっ子ドラマーのウィリージョーンズIIIが参加。まさにNYのジャズ界を代表するオールスターグループによる注目作であります。

★収録は全 10曲、すべてがスティーヴ ・デイビスのオリジナル。作曲、アレンジにも非凡な才能を持つスティーヴの音楽性がすべての曲で垣間見ることができます。「このアルバムのレコーディングは、まさに家族の再会のようなものでした」「このグループで一緒に演奏できたことを嬉しく思います。」と語るスティーヴ。

★ジャッキー・マクリーンの元で学び、ジャズ ・メッセンジャーズにも参加したデイビスの音楽性は、常に伝統的なジャズへの愛と歌心に満ちている。すべてがオリジナル曲であるが、どこかで聴いたことのあるような暖かいサウンドが印象的である。スティーヴのソロはもちろん、ピーター・バーンスタインのブルージーな演奏、スティーヴ・ネルソンの重厚感あふれたヴィブラフォンソロ、ジャズメッセンジャーズの最後のピアニストとして活躍したジェフ・キーザーの熱いソロ、淡々とリズムを刻むクリスチャン・マクブライドのどっしりとした安定感のあるウッドベース、聴きどころが満載の正統派、ストレート・アヘッド、ハードバップアルバムです。

★録音は 2022年 2月ニューヨーク、シアーサウンド・スタジオにて。(新譜案内より)

Recorded February 8, 2022, at Sear Sound Studio C in New York City.
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