ヨーロピアン・ロマネスクなクールで翳りある耽美性やデリカシーとストレートアヘッドなモーダル・ダイナミズムがごくナチュラルに共存した清新ピアノ・トリオ爽快編! CD HÜM (BOJAN MARJANOVIC) ヒューム (ボヤン・マリヤノヴィッチ) / DON'T TAKE IT SO PERSONALLY [LOS 239 2]
★ボヤン・マリヤノヴィッチ Bojan Marjanoviは、旧ユーゴスラヴィア、セルビアの生まれ。ベオグラードでクラシカル・ピアノを学び、ボストンのバークリー音楽大学でジャズの作曲と編曲、オスロのノルウェー国立音楽大学で作曲と編曲とジャズ・ピアノ演奏を習いました。オスロ在住。クラシカルとジャズのピアニスト、サイドマン、バンドリーダーとして活動しています。
★「Hüm(ヒューム)」は、マリヤノヴィッチのプロジェクトのひとつ。「ヨーロッパの伝統ジャズとコンテンポラリー・ミュージックの出会い」による「ジャズ風景」に聴衆を誘うために始められました。メンバーは、Northwestern Songs(北西部の歌)』(LOS 240-2)を録音したアルネ・トールヴィーク・トリオのベーシスト、ビョルナル・カルデフォス・トヴァイテ Bjørnar Kaldefoss Tveite と、トロンハイムのトリオ「KIAP」のドラマー、マグヌス・ステファニアセン・アイデ Magnus Stefaniassen Eide、そしてマリヤノヴィッチ。
★「対等の立場のインタープレー」が彼らの哲学です。『Donʼt Take It So Personally』(個人攻撃ととらないでくれ)が、デビューアルバム。全員の個性と演奏スタイルを織りこみ、インプロヴィゼーションのスペースを確保しながらマリヤノヴィッチが作曲した8曲とセルビア民謡の《Cvekje cafnalo》のプログラムを3人の編曲で演奏しています。(新譜案内より)