商品詳細

明快平易で何の変哲もないストレートアヘッドなハード・バップ・プレイを堂々潔く貫く旨味もたっぷりな大衆エンタテインメント派ピアノ・トリオの真髄! CD ISAIAH J. THOMPSON アイゼイア・J.トムソン / COMPOSED IN COLOR [RR1233302]

販売価格: 2,180円(税込)

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★先頃の第1作「Plays The Music of Buddy Montgomery」が好評だった若手黒人ピアニスト:アイゼイア・J.トムソン(ニュージャージー州ウェスト・オレンジ出身)の、今回は、前作から続投のフィリップ・ノリス(b)、そしてTJ・レディック(ds)とのトリオを基本とし、曲によってはC・マクブライド(b)、J・ファンズワース(ds)、K・ワシントン(ds)という強力な面々が交代で現れる、更に深化したピアノ・トリオ名演集。

★ゴロッとした固くてしかも滑らかさある陰影にも富んだ芯にブレなきストーン・タッチのピアノが、ブルージーな吟醸味とバピッシュな鋭角的ダイナミズム、加えてモーダルなパッショネートさ、そして何より明るく晴れ晴れとして粋な歌謡性、に溢れた、硬派でイナセで渋いド真っ当なメロディック・スウィンギン・プレイを歯切れよくも中々豪快に綴って、哀愁とガッツとタフネスみなぎった実に清々しく頼もしい華を成し、ベース&ドラムの揺るぎなく確固と安定律動しながら絶妙のタイミングで横槍も入れてくる瞬発力抜群のサポートも、グルーヴとスリルをバッチリ効果的に高めてアジな魅力を際立たせた、一貫して正統派ハード・バップ系ピアノ・トリオの本道ド真ん中を迷いなく突き進む活劇的快演が連続し、安心してスカッと昂揚させられ、ノセられる実に気持ちのいい敢闘内容。

★歌心とスイング感を徹底重視し、バップ由来のハードな殺陣的力学性や伝統的な漆黒のブルース・フィーリング、も自ずと潤沢に身に染みついた感じの、ひたすら親しみやすく気さくげな平易明快大衆娯楽の真髄を目指して正々堂々驀進する、圧倒的にノリよく旨味こってりで骨太く逞しい精悍頑強なる、そこのけそこのけの快進撃が嬉々として決め込まれ、サイド陣の適度に攻撃性あるエネルギッシュなバックアップに上手く触発されながら、トムソン(p)の、どこまでも潔く何の変哲もない現代バップ・ピアノのオーソドキシーに徹しきったアドリブ活躍が、吹き抜ける爽やかな青嵐の如くおおらかに、かつ芳醇に冴え渡って全くゴキゲンだ。

→バップ・イディオムに則ったソリッド&スクエアーな堅牢アクション攻勢や、ある時は軽涼な玉転がし的R・ガーランド・タイプまたある時はより重厚でダイナミックさ全開のO・ピーターソン風といった(ブロック・コードを巧く活用した)ファンキー&アーシーなアプローチ、そしてまた、マッコイ奏法を消化した熱血でスピリチュアル&アグレッシヴな疾走感ある突撃ぶり、更には、モンクに接近した変則リズミカル・パーカッシヴ叩き打ちワザや、ちょっとレトロなストライドorブギウギ調の小節を適所適量織り混ぜたり、猛スピードでひた走るリズムの上で精確な超絶技巧を事も無く軽々揮って見せたり、などなど、そういった、多少昔気質なところもある今日の黒人モダン・ピアノの真骨頂たる旨口プレイの数々があくまで作為なげに体の中から自然と滲み出てくるような弾鳴のあり様は、勇み肌の侠気と深いコクを感じさせて絶品。

★軽やかで鋭敏スピーディーなワシントン(ds)、ウォームなスピリチュアリティに溢れた懐深いマクブライド(b)、すばしっこくドコドコと爆弾(或いは雷?)を落として回る風なファンズワース(ds)、と、各々しっかり濃い存在感で愉しそうに座をさらう客演陣のハッスルぶりもナイス。

1. Take The ‘A’ Train 2:51 (B. Strayhorn)
2. Señor Blues 4:59 (H. Silver)
3. Hi-Fly 4:41 (R. Weston)
4. Chelsea Bridge 6:47 (B. Strayhorn)
5. Raise Four 4:55 (T. Monk)
6. Twelve's It 5:03 (E. Marsalis)
7. Mikula Blues 6:06 (I.J. Thompson)
8. Ojos De Rojo 4:27 (C. Walton)

Isaiah J. Thompson (piano)
Philip Norris (bass except 5)
TJ Reddick (drums except 1, 2, 8)

Christian McBride (bass on 5)
Joe Farnsworth (drums on 2, 8)
Kenny Washington (drums on 1)

2021年6月14日ニューヨーク市クイーンズ区アストリアのSamurai Hotel Studios録音

レーベル:Red

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RED

★ジュリアード・スクールに学び、2018年のモンク・コンペティションで準優勝を果たした若手黒人ピアニスト:アイザイア・J.トンプソン(ニュージャージー州ウェスト・オレンジ出身)。WJ3での初リーダー作「PLAYS THE MUSIC OF BUDDY MONTGOMERY」でその実力を実感させてくれました。

★本作はイタリアREDレーベルからのリリース作品。WJ3盤でも共演のベーシスト、PHILIP NORRIS(フィリップ・ノリス)とNY在住気鋭の若手ドラマーTJ REDDICKを基本に、スペシャル・ゲストとして、クリスチャン・マクブライド(b)ジョー・ファーンズワース(ds)、ケニー・ワシントン(ds)が参加し強力にサポート。

★濃厚な黒人ジャズ色を基本に、歯切れの良い明快さ、力強さ、逞しい体幹を感じさせてくれる確かな演奏を聴かせてくれます。本格派のピアノジャズ演奏が味わえる逸品です。

Recorded in NYC at Samurai Hotel Studios,
On June 14, 2021
Sound engineer: David Stoller
Mixed at Maxine Studio, Milano
Record engineer: Rinaldo Donati
Photography: Kaitlin Obien
Produced by Marco Pennisi, Enzo Capua
Executive producer: Marco Pennisi
Ehm Srl, Milano
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