商品詳細
硬質な力学的気魄やダイナミズムとアジな歌心に満ちた堅牢ピアノが活き活きと躍動し、情熱的でエキゾティックなパーカッションも濃やかに沸騰する壮大雄渾ロマン世界 CD 大西 順子 カルテット JUNKO ONISHI QUARTET / GRAND VOYAGE グランド・ヴォヤージ [SCOL 1057]
販売価格: 2,870円(税込)
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★依然意気軒昂な快進撃の勢いが止まらない才人:大西順子(p)(1967年京都府久世郡城陽町=現・城陽市生まれ)の、今回は、従来のレギュラー・トリオ(with井上陽介-b&吉良創太-ds)にパーカッションの大儀見元が加わった新カルテットによるアルバム第1作。小野リサ(vo,g)も1曲ゲスト参加。
★端正で流麗な、固くも柔らかくもなる自在でニュアンスに富んだ美味タッチのピアノが、ダイナミズム全開でアツく猛烈激烈に押しまくる中々ワイルドな突撃疾駆アクションであったり、軽やかなブロック・コード弾きを活かした粋筋のファンキー節であったり、折り目正しく繊細に哀愁的詩情を映し出す艶やかなロマンティック技であったりと、抜群のフレキシビリティ&瞬発力をもって硬軟巧みに山あり谷ありのドラマティックな情景を創出する、スケールも壮大なストーリーテラー・タイプの躍動型リリカル・プレイを次々繰り出して、ピリッと引き締まった感じの精悍で凛々しげな華を成し、一方、情熱的であり神秘的でもあるパーカッションの殊の外カラフルで沸騰力マックスの畳み掛けワザを始め、サイド陣のいずれも主役ピアノに挑みかかり、荒々しく喰らいついてゆく極めて「攻めた」サポートも、圧倒的スイング感ならびに生々しいスリルを的確に高めて鮮烈なる魅力を際立たせた、全編歯応え満点、旨味十二分の大奮戦が連続してスカッと壮快に昂揚させてくれる充実した敢闘内容。
★パーカッションの参入によりラテン・フレイヴァーが適度に強められつつの、歌心溢れるも決して甘すぎず大西一流のニガみと翳りあるハードボイルドな硬質美学が結実した、ポエティックであり真剣勝負のハードな凄味=鬼の気迫も絶えない、骨太で勇猛なる白熱した現代バピッシュ力演がパワフルに、重厚に、そして歯切れよく展開され、リズム・セクションの賑々しくワイルドネスみなぎった心地よい喧騒感渦巻くアタッキングな侵蝕バックアップ、に一歩も引けをとらず堂々とこれらと渡り合いながらの、大西(p)の、一音一音に充分研ぎ澄まされ鍛え上げられた熟練さを確固と感じさせるアドリブ妙技が、軒昂にして泰然たる揺るぎない冴えを、キレを見せて素晴らしい。
→非常に力強いものの肩の力は自然と抜けていて、(程好くガキゴキした?)得意の陰影濃くビタースウィート&パーカッシヴな「岩石憂愁ロマン」とも云うべき名調子に伸び伸びと愉しげに、豪快剛健に終始しているようでありながら、しかしアルバム全体は一貫した大河ストーリーの如くしっかりと構成されてもいる、という、そうした、頑強かつ雄渾な(そして毅然とした)磨き抜かれた語り口の粋は絶品だ。爽やかなそよ風が舞い込むような瑞々しい清涼剤効果を齎す小野リサ(vo,g)の登場シーンも◎。
01. Wind Rose (Junko Onishi)
02. Turquoise Drops (Junko Onishi)
03. Printmakers (Geri Allen)
04. Tridacna Talk (Gen Ogimi)
05. Ground Swell (Junko Onishi)
06. Harvest! Harvest! (Junko Onishi)
07. Flor de Organdi オーガンジーの花 (作詞・歌:Lisa Ono / 作曲:Junko Onishi)
08. I Love Music (Hale Smith)
09. Charlie The Wizard (Junko Onishi)
10. High Tide (Junko Onishi)
11. Low Tide (Junko Onishi)
12. Un Dia de Cielo Azul (作詞:Takamitsu Ishizuka & Gen Ogimi / 作曲:Junko Onishi / 歌:Gen Ogimi)
13. It's A Fine Day (Junko Onishi)
14. Kippy (Dollar Brand)
大西 順子 (piano)
井上 陽介 (bass)
吉良 創太 (drums)
大儀見 元 (percussion) (vocal on 12)
*special guest:
小野 リサ (vocal,guitar on 07)
2021年日本作品
解説:村上 春樹
レーベル:Somethin' Cool
在庫有り
国内制作CD
★端正で流麗な、固くも柔らかくもなる自在でニュアンスに富んだ美味タッチのピアノが、ダイナミズム全開でアツく猛烈激烈に押しまくる中々ワイルドな突撃疾駆アクションであったり、軽やかなブロック・コード弾きを活かした粋筋のファンキー節であったり、折り目正しく繊細に哀愁的詩情を映し出す艶やかなロマンティック技であったりと、抜群のフレキシビリティ&瞬発力をもって硬軟巧みに山あり谷ありのドラマティックな情景を創出する、スケールも壮大なストーリーテラー・タイプの躍動型リリカル・プレイを次々繰り出して、ピリッと引き締まった感じの精悍で凛々しげな華を成し、一方、情熱的であり神秘的でもあるパーカッションの殊の外カラフルで沸騰力マックスの畳み掛けワザを始め、サイド陣のいずれも主役ピアノに挑みかかり、荒々しく喰らいついてゆく極めて「攻めた」サポートも、圧倒的スイング感ならびに生々しいスリルを的確に高めて鮮烈なる魅力を際立たせた、全編歯応え満点、旨味十二分の大奮戦が連続してスカッと壮快に昂揚させてくれる充実した敢闘内容。
★パーカッションの参入によりラテン・フレイヴァーが適度に強められつつの、歌心溢れるも決して甘すぎず大西一流のニガみと翳りあるハードボイルドな硬質美学が結実した、ポエティックであり真剣勝負のハードな凄味=鬼の気迫も絶えない、骨太で勇猛なる白熱した現代バピッシュ力演がパワフルに、重厚に、そして歯切れよく展開され、リズム・セクションの賑々しくワイルドネスみなぎった心地よい喧騒感渦巻くアタッキングな侵蝕バックアップ、に一歩も引けをとらず堂々とこれらと渡り合いながらの、大西(p)の、一音一音に充分研ぎ澄まされ鍛え上げられた熟練さを確固と感じさせるアドリブ妙技が、軒昂にして泰然たる揺るぎない冴えを、キレを見せて素晴らしい。
→非常に力強いものの肩の力は自然と抜けていて、(程好くガキゴキした?)得意の陰影濃くビタースウィート&パーカッシヴな「岩石憂愁ロマン」とも云うべき名調子に伸び伸びと愉しげに、豪快剛健に終始しているようでありながら、しかしアルバム全体は一貫した大河ストーリーの如くしっかりと構成されてもいる、という、そうした、頑強かつ雄渾な(そして毅然とした)磨き抜かれた語り口の粋は絶品だ。爽やかなそよ風が舞い込むような瑞々しい清涼剤効果を齎す小野リサ(vo,g)の登場シーンも◎。
01. Wind Rose (Junko Onishi)
02. Turquoise Drops (Junko Onishi)
03. Printmakers (Geri Allen)
04. Tridacna Talk (Gen Ogimi)
05. Ground Swell (Junko Onishi)
06. Harvest! Harvest! (Junko Onishi)
07. Flor de Organdi オーガンジーの花 (作詞・歌:Lisa Ono / 作曲:Junko Onishi)
08. I Love Music (Hale Smith)
09. Charlie The Wizard (Junko Onishi)
10. High Tide (Junko Onishi)
11. Low Tide (Junko Onishi)
12. Un Dia de Cielo Azul (作詞:Takamitsu Ishizuka & Gen Ogimi / 作曲:Junko Onishi / 歌:Gen Ogimi)
13. It's A Fine Day (Junko Onishi)
14. Kippy (Dollar Brand)
大西 順子 (piano)
井上 陽介 (bass)
吉良 創太 (drums)
大儀見 元 (percussion) (vocal on 12)
*special guest:
小野 リサ (vocal,guitar on 07)
2021年日本作品
解説:村上 春樹
レーベル:Somethin' Cool
在庫有り
国内制作CD
商品情報
SOMETHIN' COOL
大西順子トリオにパーカッション大儀見元が加わった最強グルーヴィング・カルテット、待望の初レコーディング。
描かれる壮大な冒険譚。
ゲストに小野リサ(vo, g)参加!
この数年、セクステットやビッグバンドといったアンサンブル企画に果敢に取り組んできた大西順子。絶えず新たな挑戦を続け蓄積してきたその力を最大限に発揮した、トリオ+パーカッションによるNEWカルテットの初アルバムが生まれた。
2017年『Glamorous Life』以来となるトリオ・プロジェクトをベースに、パーカッションの大儀見元が加入し かねてよりその強靭なグルーヴが特長の大西順子がさらに強力に進化。そしてスペシャル・ゲストして、小野リサが大西の名バラード<Very Special>に新たに歌詞を付けた<Flor de Organdi>に参加している。物語を描くように強く美しいメロディで紡がれるオリジナル曲を中心に、敬愛してやまないピアニストたちの名曲(ダラー・ブランド<Kippy>やジェリ・アレン<Printmaker>、アーマッド・ジャマルで有名な<I Love Music>)がその展開を彩る。大西自身が“初めての作曲法”と語る物語的創作、そして選曲による、壮大な冒険譚が幕を開ける。(メーカーインフォ)
大西順子トリオにパーカッション大儀見元が加わった最強グルーヴィング・カルテット、待望の初レコーディング。
描かれる壮大な冒険譚。
ゲストに小野リサ(vo, g)参加!
この数年、セクステットやビッグバンドといったアンサンブル企画に果敢に取り組んできた大西順子。絶えず新たな挑戦を続け蓄積してきたその力を最大限に発揮した、トリオ+パーカッションによるNEWカルテットの初アルバムが生まれた。
2017年『Glamorous Life』以来となるトリオ・プロジェクトをベースに、パーカッションの大儀見元が加入し かねてよりその強靭なグルーヴが特長の大西順子がさらに強力に進化。そしてスペシャル・ゲストして、小野リサが大西の名バラード<Very Special>に新たに歌詞を付けた<Flor de Organdi>に参加している。物語を描くように強く美しいメロディで紡がれるオリジナル曲を中心に、敬愛してやまないピアニストたちの名曲(ダラー・ブランド<Kippy>やジェリ・アレン<Printmaker>、アーマッド・ジャマルで有名な<I Love Music>)がその展開を彩る。大西自身が“初めての作曲法”と語る物語的創作、そして選曲による、壮大な冒険譚が幕を開ける。(メーカーインフォ)