商品詳細
クール&スマートな洗練されたビッグ・バンド・サウンドと軽妙小粋で洒落た吟醸味漂うリリカルな女性ヴォーカルの瑞々しい融け合い CD ADONIS ROSE AND THE NEW ORLEANS JAZZ ORCHESTRA FEAT CYRILLE AIMÉE アドニス・ローズ & ニューオーリンズ・ジャズ・オーケストラ feat シリユ・エメ / PETITE FLEUR [101 8492]
販売価格: 2,350円(税込)
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★Criss Cross(やStoryville)諸作他で知られる辣腕ドラマー:アドニス・ローズ(1975年米ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ)が芸術監督兼レギュラー・ドラマーとして率いているビッグ・バンド:ニューオーリンズ・ジャズ・オーケストラ=NOJOに、人気歌姫のシリユ・エメ(1984年フランス-フォンテーヌブローのサムワ=シュル=セーヌ生まれ)がゲスト参入して実質主役を張った一編。
★歯切れよくダイナミックできめの細かい精確巧緻なドラムの鳴動や、カラフルで重層的かつ抑制ある管楽器を中心とした端麗なアンサンブル、に優しく支えられ、また潤滑に導かれながら、落ち着いた中音域の潤い豊かで薫り高い、そして独特の翳りや渋味を帯びた艶やかヴォイスが、肩の力を抜いた自然体でしっとりとメロウ&テンダーに語りかけてくるような、微妙にサビも利いたブルージーなリリカル歌唱を濃やかに綴って、ロマンティックでありしっかりテイスティー・グルーヴィーでもある鮮やかな華を悠然と成した、さりげなく密度の高い好演内容。
★楽団名にニューオーリンズとはあるが演奏は所謂ニューオーリンズ(トラッド)・スタイルではなく今日流モダン・ビッグ・バンドの正統(幾分かスイング系やダンス・バンド的色合いも適宜混入する)らしい、そういった、クールで折り目正しく趣味のいいサウンドに乗せた、ダイナミズム充分だが基本は和んだムードの流麗滑脱な行き方が続き、アレンジや構成がキッチリ周到に作り込まれたドラマティックな物語風の道程の中で、バンドのレギュラー陣各々の「役者」になりきった堅実にして超的確なソロ活躍もピタリとツボにハマッた美味しい映えを見せる一方、唯ひとりナチュラルで気ままな遊歩遊泳に興じるかのようなエメ(vo)の伸びやかな立ち回りが、綺羅星の如く傑出したスター性をも放ちつつフレッシュ&デリシャスに卓抜なる見せ場を飾って爽快だ。
→ウィスパリング調の繊細で端正な寛ぎ溢れる抒情派筋の節回しに瑞々しい妙味を発揮していたかと思えば、パンチとドスを効かせたブルース色濃く姐御肌っぽいプチ・シャウト的熱唱や、勢いよくリズムに乗って躍動する堂々こなれたスキャット技、といった辺りの本格派寄りのアプローチにもバッチリ芳醇な魅力と説得力があり、しかしながらトータルとしてはあくまで小粋さや瀟洒さ、軽みを絶やすことのない、瞬発力抜群でありながら悠々とリラックスした温もりあるその歌声のあり様は、何とも風流で雅趣に富み大いに魅惑的。
01. Petite Fleur (Music by Sidney Bechet; Lyrics by Paddy Roberts) 5:04
02. What Are You Doing The Rest Of Your Life (Music by Michel Legrand; Lyrics by Alan & Marilyn Bergman) 6:26
03. Si Tu Savais (Django Reinhardt) 5:08
04. I Don't Hurt Anymore (Don Robertson, Jack Rollins) 4:15
05. In The Land Of Beginning Again (Music by George W. Meyer; Lyrics by Grant Clarke) 3:30
06. Crazy He Calls Me (Music by Carl Sigman; Lyrics by Bob Russell) 4:53
07. On A Clear Day (Music by Burton Lane; Lyrics by Alan Jay Lerner) 3:49
08. Get The Bucket (Jelly Roll Morton) 2:59
09. Undecided (Parish, Malneck & Signorelli) 4:04
10. Down (Cyrille Aimée) 4:23
*total time:44:53
Adonis Rose (artistic director, drums)
Cyrille Aimée (vocal except 08)
Barney Floyd (trumpet)
Ricio Fruge (trumpet)
Ashlin Parker (trumpet)
Brice Miller (trumpet)
Kevin Louis (trumpet)
John Michael Bradford (trumpet)
Michael Watson (trombone)
Terrance Taplin (trombone)
Christopher Butcher (trombone)
TJ Norris (trombone)
Khari Allen Lee (alto saxophone)
Jeronne Ansari (alto saxophone)
Ed Petersen (tenor saxophone)
Ricardo Pascal (tenor saxophone, soprano saxophone)
Derrick Douget (tenor saxophone)
Trevarri Huff-Boone (baritone saxophone)
Ari Teitel (guitar)
Victor Atkins (piano)
Jason Stewart (bass)
Alexey Marti (percussion)
2019年11月〜2020年11月米ルイジアナ州ニューオーリンズのEsplanade Studios録音
レーベル:Storyville
在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します
デジパック仕様CD
★歯切れよくダイナミックできめの細かい精確巧緻なドラムの鳴動や、カラフルで重層的かつ抑制ある管楽器を中心とした端麗なアンサンブル、に優しく支えられ、また潤滑に導かれながら、落ち着いた中音域の潤い豊かで薫り高い、そして独特の翳りや渋味を帯びた艶やかヴォイスが、肩の力を抜いた自然体でしっとりとメロウ&テンダーに語りかけてくるような、微妙にサビも利いたブルージーなリリカル歌唱を濃やかに綴って、ロマンティックでありしっかりテイスティー・グルーヴィーでもある鮮やかな華を悠然と成した、さりげなく密度の高い好演内容。
★楽団名にニューオーリンズとはあるが演奏は所謂ニューオーリンズ(トラッド)・スタイルではなく今日流モダン・ビッグ・バンドの正統(幾分かスイング系やダンス・バンド的色合いも適宜混入する)らしい、そういった、クールで折り目正しく趣味のいいサウンドに乗せた、ダイナミズム充分だが基本は和んだムードの流麗滑脱な行き方が続き、アレンジや構成がキッチリ周到に作り込まれたドラマティックな物語風の道程の中で、バンドのレギュラー陣各々の「役者」になりきった堅実にして超的確なソロ活躍もピタリとツボにハマッた美味しい映えを見せる一方、唯ひとりナチュラルで気ままな遊歩遊泳に興じるかのようなエメ(vo)の伸びやかな立ち回りが、綺羅星の如く傑出したスター性をも放ちつつフレッシュ&デリシャスに卓抜なる見せ場を飾って爽快だ。
→ウィスパリング調の繊細で端正な寛ぎ溢れる抒情派筋の節回しに瑞々しい妙味を発揮していたかと思えば、パンチとドスを効かせたブルース色濃く姐御肌っぽいプチ・シャウト的熱唱や、勢いよくリズムに乗って躍動する堂々こなれたスキャット技、といった辺りの本格派寄りのアプローチにもバッチリ芳醇な魅力と説得力があり、しかしながらトータルとしてはあくまで小粋さや瀟洒さ、軽みを絶やすことのない、瞬発力抜群でありながら悠々とリラックスした温もりあるその歌声のあり様は、何とも風流で雅趣に富み大いに魅惑的。
01. Petite Fleur (Music by Sidney Bechet; Lyrics by Paddy Roberts) 5:04
02. What Are You Doing The Rest Of Your Life (Music by Michel Legrand; Lyrics by Alan & Marilyn Bergman) 6:26
03. Si Tu Savais (Django Reinhardt) 5:08
04. I Don't Hurt Anymore (Don Robertson, Jack Rollins) 4:15
05. In The Land Of Beginning Again (Music by George W. Meyer; Lyrics by Grant Clarke) 3:30
06. Crazy He Calls Me (Music by Carl Sigman; Lyrics by Bob Russell) 4:53
07. On A Clear Day (Music by Burton Lane; Lyrics by Alan Jay Lerner) 3:49
08. Get The Bucket (Jelly Roll Morton) 2:59
09. Undecided (Parish, Malneck & Signorelli) 4:04
10. Down (Cyrille Aimée) 4:23
*total time:44:53
Adonis Rose (artistic director, drums)
Cyrille Aimée (vocal except 08)
Barney Floyd (trumpet)
Ricio Fruge (trumpet)
Ashlin Parker (trumpet)
Brice Miller (trumpet)
Kevin Louis (trumpet)
John Michael Bradford (trumpet)
Michael Watson (trombone)
Terrance Taplin (trombone)
Christopher Butcher (trombone)
TJ Norris (trombone)
Khari Allen Lee (alto saxophone)
Jeronne Ansari (alto saxophone)
Ed Petersen (tenor saxophone)
Ricardo Pascal (tenor saxophone, soprano saxophone)
Derrick Douget (tenor saxophone)
Trevarri Huff-Boone (baritone saxophone)
Ari Teitel (guitar)
Victor Atkins (piano)
Jason Stewart (bass)
Alexey Marti (percussion)
2019年11月〜2020年11月米ルイジアナ州ニューオーリンズのEsplanade Studios録音
レーベル:Storyville
在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します
デジパック仕様CD
商品情報
STORYVILLE
★グラミー賞受賞のニューオリンズ・ジャズ・オーケストラとウォール・ストリート・ジャーナル紙が" 同世代で最も有望なジャズシンガーの一人 " と評するフランス人シンガー、シリル・エメ、コラボ作!テーマはフランスとニューオリンズとの音楽的絆と歴史!
★芸術監督のアドニス・ローズが率いるニューオリンズ・ジャズ・オーケストラ(NOJO)は2002年に結成。本作「Petite Fleur」は、フランスとニューオーリンズの音楽的な絆、歴史をテーマにしたもので、 ウォール・ストリート・ジャーナル紙が " 同世代で最も有望なジャズシンガーの一人 "と評するフランス人シンガー、シリル・エメも参加。収録10曲中9曲が、フランスやニューオリンズのミュージシャンにゆかりのあるスタンダード曲で構成され、もう1曲はシリル・エメのオリジナル曲。
★アドニス・ローズは、1975年1月11日、ニューオリンズの音楽一家に生を受ける。父と祖父の影響で 3 歳からドラムを始め、10代で同じニューオーリンズ出身のマルサリス兄弟の音楽に夢中になり、大統領奨学金を得てボストンのバークリー音楽院に入学。しかし、その後、ベティ・カーター、マーロン・ジョーダン、リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラなどとの共演を重ね、最終的にはバークリー大学を中退して、故郷ニューオリンズに舞い戻る。
★2002年、ローズは非営利団体「ニューオリンズ・ジャズ・オーケストラ(NOJO)」の創設ドラマーとなる。NOJO は、アメリカの主要な舞台芸術施設やクラブでヘッドライナーを務め、ニューオリンズの歴史上初となるチケット制のジャズコンサートシリーズをプロデュース。ワールド・ビレッジ(ハルモニア・ムンディ)からリリースされたアルバム「BOOK ONE」は、2010年のグラミー賞で「ベスト・ラージ・ジャズ・アンサンブル」を受賞。続くアルバム『Dee Dee's Feather's』は 2015 年にリリースされ、グラミー賞やトニー賞を受賞したボーカリストのディー・ディー・ブリッジウォーターが参加して話題を浚う。2019 年にリリースした前作「Songs」は、ニューオリンズの伝説的音楽家、アレン・トゥーサンへのトリビュートであり、ニューオリンズへの惜しみない愛を表した。
★フランスのサモワ・シュル・セーヌという町で育ったシリル・エメ。彼女はジプシー・ジャズの陽気な精神をモントルー・ジャズ・フェスティバルに持ち込み、2007年のヴォーカル・コンペティションで優勝。その賞金で念願のデビュー・アルバムのレコーディングが叶い、2014年には「It's a Good Day」(Mack Avenue)で遂にメジャーデビューを果たす。2016年には高い評価を得た「Let's Get Lost」を発表。
★今回のコラボはシリル・エメからの発案。ニューオリンズ (NOJO)とフランス (シリル・エメ) の音楽的繋がり、歴史に想いを馳せ、それをアルバムのテーマに据えた。タイトル曲は、アーリージャズの伝説的クラリネット奏者であるシドニー・ベシェのスタンダード曲。ニューオーリンズ出身フランス在住のアーティストが作曲し、ニューオーリンズのバンドとフランス人ヴォーカリストが演奏するという、まさに本作のコンセプトを象徴する曲となった。他にも、ミシェル・ルグランやジェリー・ロール・モートンなど、ニューオリンズ、フランスを代表する作曲家の曲がズラリ並び、様々なタイプのニューオリンズスタイルで調理される様は流石の一言。(新譜案内より)
★グラミー賞受賞のニューオリンズ・ジャズ・オーケストラとウォール・ストリート・ジャーナル紙が" 同世代で最も有望なジャズシンガーの一人 " と評するフランス人シンガー、シリル・エメ、コラボ作!テーマはフランスとニューオリンズとの音楽的絆と歴史!
★芸術監督のアドニス・ローズが率いるニューオリンズ・ジャズ・オーケストラ(NOJO)は2002年に結成。本作「Petite Fleur」は、フランスとニューオーリンズの音楽的な絆、歴史をテーマにしたもので、 ウォール・ストリート・ジャーナル紙が " 同世代で最も有望なジャズシンガーの一人 "と評するフランス人シンガー、シリル・エメも参加。収録10曲中9曲が、フランスやニューオリンズのミュージシャンにゆかりのあるスタンダード曲で構成され、もう1曲はシリル・エメのオリジナル曲。
★アドニス・ローズは、1975年1月11日、ニューオリンズの音楽一家に生を受ける。父と祖父の影響で 3 歳からドラムを始め、10代で同じニューオーリンズ出身のマルサリス兄弟の音楽に夢中になり、大統領奨学金を得てボストンのバークリー音楽院に入学。しかし、その後、ベティ・カーター、マーロン・ジョーダン、リンカーン・センター・ジャズ・オーケストラなどとの共演を重ね、最終的にはバークリー大学を中退して、故郷ニューオリンズに舞い戻る。
★2002年、ローズは非営利団体「ニューオリンズ・ジャズ・オーケストラ(NOJO)」の創設ドラマーとなる。NOJO は、アメリカの主要な舞台芸術施設やクラブでヘッドライナーを務め、ニューオリンズの歴史上初となるチケット制のジャズコンサートシリーズをプロデュース。ワールド・ビレッジ(ハルモニア・ムンディ)からリリースされたアルバム「BOOK ONE」は、2010年のグラミー賞で「ベスト・ラージ・ジャズ・アンサンブル」を受賞。続くアルバム『Dee Dee's Feather's』は 2015 年にリリースされ、グラミー賞やトニー賞を受賞したボーカリストのディー・ディー・ブリッジウォーターが参加して話題を浚う。2019 年にリリースした前作「Songs」は、ニューオリンズの伝説的音楽家、アレン・トゥーサンへのトリビュートであり、ニューオリンズへの惜しみない愛を表した。
★フランスのサモワ・シュル・セーヌという町で育ったシリル・エメ。彼女はジプシー・ジャズの陽気な精神をモントルー・ジャズ・フェスティバルに持ち込み、2007年のヴォーカル・コンペティションで優勝。その賞金で念願のデビュー・アルバムのレコーディングが叶い、2014年には「It's a Good Day」(Mack Avenue)で遂にメジャーデビューを果たす。2016年には高い評価を得た「Let's Get Lost」を発表。
★今回のコラボはシリル・エメからの発案。ニューオリンズ (NOJO)とフランス (シリル・エメ) の音楽的繋がり、歴史に想いを馳せ、それをアルバムのテーマに据えた。タイトル曲は、アーリージャズの伝説的クラリネット奏者であるシドニー・ベシェのスタンダード曲。ニューオーリンズ出身フランス在住のアーティストが作曲し、ニューオーリンズのバンドとフランス人ヴォーカリストが演奏するという、まさに本作のコンセプトを象徴する曲となった。他にも、ミシェル・ルグランやジェリー・ロール・モートンなど、ニューオリンズ、フランスを代表する作曲家の曲がズラリ並び、様々なタイプのニューオリンズスタイルで調理される様は流石の一言。(新譜案内より)