01. Hymn For My Brother (Olga Konkova)
02. Loved Before (Olga Konkova)
03. All Sorts Of Weird And Wonderful (Olga Konkova)
04. Rest In Motion (Olga Konkova)
05. Darwin's Point (Olga Konkova)
06. No Rules (Olga Konkova)
07. The Man With The Van (Olga Konkova)
08. Les Hommes Des Sables (Olga Konkova)
09. Open Secret (Olga Konkova)
10. Grande Capitano (Olga Konkova)
11. Discovering The Truth (Olga Konkova)
12. Triste Realidad (Olga Konkova)
Olga Konkova オルガ・コンコワ (piano except 08) (electric piano on 03, 07, 08, 10)
Per Mathisen ペール・マティセン (bass)
Gary Husband ゲイリー・ハズバンド (drums)
★ノルウェーのジャズシーンを中心に活躍するピアニスト、オルガ・コンコヴァ Olga Konkova が、夫君のペール・マティセン Per Mathisen とイギリスのパーカッション奏者ガリー(ゲーリー)・ハズバンド Gary Husband と組んだトリオの第2作。前作の『The Goldilocks Zone(ゴルディロックスゾーン)』(LOS 134-2)は、「人の心の内にある、美しい思考の生まれ育つ場所」の暗喩をタイトルに採って作られ、「ジャズの地平線」を広げた音楽が共感を呼びました。
新しい『Open Secret』も、その延長線上に作られたアルバムです。三人の音楽家は、それぞれのパートを演奏しながら音の減衰に神経を集中、次の瞬間の「沈黙の音」に耳を傾ける。そうした音楽づくりは、「音楽家たちの間の音楽による会話という次元にとどまらない、思考と夢と半ば忘れられた記憶の交感」として耳に届き、聴く者は、そうした彼らの音楽の中に誘いこまれていきます。「内省」から推進力のある激しさまで、「トリオ」の音の限界に挑戦する広い領域のなかで「形と色と模様が、いままでに聞いたことのない何かに向かってゆっくりと、とめどなく進化していく」。《Hymn for My Brother》(わが兄弟への賛歌)、《Loved Before》(好きだった)、《All Sorts of Weird and Wonderful》(ありとあらゆる気味悪く素晴らしいもの)、《Triste Realidad》(悲しい現実)(不愉快な真実)。それぞれに「背景」をもった12曲はすべて、コンコヴァの作曲した作品です。(新譜案内より)