商品詳細

硬派でイナセでダイナミック・スウィンギン、それでいて瀟洒な小唄的メロディー・センスも爽やかに光った人情肌ハード・バップ・ピアノ・トリオの謹製品 CD SCASCIAMACCHIA, BASSI WITH MORONI ジョヴァンニ・スカッシャマッキア、ジュゼッペ・バッシ、ダド・モローニ / SWINGING IN FRIENDSHIP [ABJZ 228]

販売価格: 2,180円(税込)

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★ジョヴァンニ・スカッチアマッキア(スカッシャマッキア)(ds)(1977年イタリアのバジリカータ生まれ)、ジュゼッペ・バッシ(b)(1971年イタリアのバーリ生まれ)、ダド・モローニ(p)(1962年イタリアのジェノヴァ生まれ)、という現代イタリア・ジャズ・シーンを代表する人気スター・プレイヤー3人の連名ピアノ・トリオによる一編。

★歯切れよく骨太で重厚、それでいて撥ね・弾力感も備わった美味しさ抜群なストーン・タッチのピアノが、翳り濃くシブ〜い伝統的バップ語法に則った殺陣フレーズと陽気で瀟洒な小唄的メロディック節をミックスしての正攻法プレイ、をイキイキと軽やか&滑脱に紡いで爽快度満点のスッキリした華を成し、一方、バネとウネりを強力に利かせて肉太くバウンド跳躍するかのようなスピリチュアルなベースや、中々芸の細かい色彩感豊かな多角的グルーヴ演出と豪快に爆発的アタックをカマしてくる荒々しいワイルド傾向とを巧みに使い分けるドラム、らの遊撃ぶりも各々存在感充分にガッチリとノリ並びにスリルを高めて頼もしい魅力を放った、全体を通じ極めてオーソドックスな娯楽活劇指向の驀進が連続して、胸のすく清々しい昂揚感(と渋い旨味)を満喫させてくれる会心打内容。

★精悍凛々の硬派なダイナミック・アクション、その圧倒的迫真力や生々しいスリリングさと、明るく気さくそうで親しみやすい小粋な大衆的歌謡性、とを変らず確たる二本柱とした、ひたすら直球ド真ん中の人情肌エンタテインメント派ハード・バップ大会、がハツラツと晴れやかに、元気一杯に展開され、頑強かつスケールのデカい力学性をフル発揮した猛烈スウィンギンなスペクタクル的熱演で大いに沸かせつつ、センスよくウィットあるシャレた美メロの歌い様でホッと心地よく和ませてもくれる、という、伝統を重んじるリリカル・バピッシュ・ピアノ・トリオのこれぞ理想形然とした、どこまでも生鮮・清新そして風通しもよさげな順風満帆の道程がチョチョイのチョイと快調に形作られ、大いに愉しませる。

★そうした中、一座の花形役を担うモローニ(p)の、軒昂な覇気がみなぎっていながら上手い具合に肩の力は抜け、内面は終始リラックスしているように感じられる、敏活でシャープなソリッド感とゆとり・軽みやテンダネスがごく自然に共存したさすが熟練の妙技が実に鮮麗に冴え渡っており、パウエルに端を発する硬質で角張った堅牢さ&鋭利さみなぎるバップ・イディオム徹底遵守の立ち回り速攻や、1950年代辺りの洒脱な歌物派を想起させる雅趣深き寛ぎ節、更には、ちょっとエヴァンスっぽくもあるアクティヴで流れるような耽美型のロマンティック・フレージングや、マッコイに接近したアグレッシヴなダイナミズム攻勢など、いずれも十二分に磨き上げられ練り上げられたその必殺至芸が、卓抜なる輝きとウマみを揮いきっていて全く見事。

1. Love Walked In (George Gershwin) 6:04
2. Love Dance (Ivan Lins) 7:44
3. Minority (Gigi Gryce) 5:50
4. I Thought About You (Jimmy Van Heusen) 7:25
5. Lotus Blossom (Billy Strayhorn) 10:37
6. Cheryl (Charlie Parker) 4:23
7. Never Let Me Go (Jay Livingston, Ray Evans) 7:32
8. Alone Together (Arthur Schwartz) 8:37

Dado Moroni (piano)
Giuseppe Bassi (bass)
Giovanni Scasciamacchia (drums)

2019年10月1日イタリア-バーリのMast Recording Studio録音

レーベル:Abeat for Jazz (Abeat Records)

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CD

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ABEAT

★ダド・モロニ(p)、ジョゼッペ・バッシ(b)、ジョバンニ・スカッシマッキア(ds)→ いずれも人気の高いイタリアン・ジャズの牽引者たちによる、スインギーで歯切れの良いピアノトリオ作品。

★ガーシュイン、ジジ・グライス、チャーリー・パーカーらによる、歴史に残る名曲群を、エンターテイメントの粋を知りつくした3者により、躍動とスイングで爽快に繰り広げた演奏。それぞれの実力を感じさせるソロとコンビネーションで、ひたすらオーソドックスに、時に力強く、時にブルージーに、ピアノ・トリオの正統を貫いています。

★繰り返し何度、聴いても、飽きの来ない名作的味わいを持った現代ピアノトリオ作品です。

Recorded at Mast Recording Studio, Bari by Massimo Stano, October, 1 2019
Mastered by Massimo Stano
Mixed by Massimo Stano
Photos : Rocco Crudele
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