※限定枚数に達しました時点で販売終了。お早めに!
エレメンタル・ミュージックからビル・エヴァンス・トリオの未発表ライブ音源!
★
1969年オランダでの発掘音源が公式作品として初登場。
日本盤仕様、180g重量盤、完全限定プレス商品。
未発表写真も収録されたオリジナルブックレットを完全翻訳!
★CD版(2枚組)は7/23発売予定です。
★ビル・エヴァンス(p)(1929年米ニュージャージー州プレインフィールド生まれ、1980年ニューヨーク市で死去)の、エディ・ゴメス(b)&マーティー・モレル(ds)との緊密トリオによる、1969年3月&11月オランダでのライヴ録音(3月はヒルフェルスム、11月はアムステルダム)をまとめた3枚組アナログLP。→過去、「Live in Hilversum 1969」や「Quiet Now」といった海賊盤的なディスクで出ていた音源だが、今回はオフィシャルに権利を獲得した上での初の合法的な形でのアルバム化となり、音質も向上している(今回改めてラジオ局で発見された極めて良好な状態のオリジナル・オープンリール・テープから新規にマスターを起こしている)他、これが初出の未発表音源と思われる、トリオとメトロポール・オーケストラとの共演2曲(3月ヒルフェルスム)も収められた究極の完全版。
★繊細で端正な、透明感と潤いに溢れた清流を思わせる爽涼クリーン・タッチのピアノが、小気味よくリズミックにビートに乗ってメロウ&スウィートに「歌心の泉」「美旋律の宝庫」然とした弾むが如き躍動型詩的メロディック・プレイを、ブルースやバップ由来の粋渋なフレイヴァーも適所適量に(隠し味っぽく)盛り込みながら、あくまで肩の力は抜き伸び伸びかつ悠々と自然体のマイペースで溌溂げに紡いで、濃やかなニュアンスと奥深い浪漫に満ちた生鮮度抜群の誠に瑞々しい華を成し、一方、堅実に律動的スイング感を醸成すると同時に主役のピアノに執拗にまとわりつき挑みかかるような中々アタッキングな機略縦横のサポートを見せる、ドラムやベースの重心は安定していつつ色彩感とメリハリに富んだ立ち働きも、グルーヴ&スリル&旨味をガッチリ高めて鋭く魅力を際立たせた、全体を通じ殊の外フレッシュな意気=ポジティヴな生々しい迫真性と、既に円熟の域にあるとも思えるエヴァンス・トリオならではの圧倒的チームワークやグループ表現の深み(加えてエヴァンス自身の好調ぶり)、とで最高にすがすがしくアクション・リリシズムの世界に浸らせてくれる会心打内容。
★親しみやすく耳に優しいメロディーの美や抒情性を最重視する一方、3者が結構激烈に大立ち回りのぶつかり合いを見せるリアル・インタープレイの迫力やサスペンスにも勿論事欠かない、エヴァンス・トリオ一流のアクティヴ・ロマンティック快演がイキイキと展開され、少々うるさ型っぽく侵攻してくるゴメス(b)の強烈にバネの利いたウネり跳ね様や、隙あらば剃刀の如く超シャープ&スピーディーに突きor斬り込みを入れてくるモレル(ds)の忍術剣法的な速射アタック!、といった辺りも随所で好もしく見せ場をさらう中、これに細かく感応し触発されながら、当意即妙でありわりかし超然としてもいるエヴァンス(p)の、気力の充実しきった何げに振り幅の大きいドラマティックなアドリブ妙技が徹底して清新に、そして徹底して余情豊かに冴え渡って全く快調だ。
→精悍で軒昂な覇気がみなぎっているようであり、それでいて肩肘張らない適宜脱力した伸びやかさ・悠然さをも漂わせつつ、得意のマイルド・メランコリックな実に美しい、かつばっちりスプリングの効いた圧倒的躍動感・ドライヴ感ある滑脱快活なポエティック・フレーズを流麗に、軽やかに綴って余裕と気品も充分なその弾鳴のあり様は、ちょっと朝露の煌めきとかを思わせる無双の(そして微妙に儚げな)輝きを放っていて格別。メトロポール・オーケストラの入ったトラックでの、荘厳壮麗なエレガンスと深遠さを増した劇的シンフォニー調の音世界(しかしエヴァンスは泰然自若の朗々マイペースぶり?)にも新味がある。
(Disk 1)
Side A:
1. Announcement by Michiel de Ruyter / You're Gonna Hear From Me (André Previn - Dory Previn) 5:40
2. Emily (Johnny Mandel - Johnny Mercer) 4:48
3. Stella By Starlight (Ned Washington - Victor Young) 5:36
4. Turn Out The Stars (Bill Evans) 5:04
Side B :
1 Waltz For Debby
2 ‘Round Midnight
3 I Let A Song Go Out Of My Heart
(Disk 2)
Side C :
1 Alfie
2 Beautiful Love
3 My Funny Valentine
Side D :
1 Love Theme From Spartacus
2 One For Helen
3 Quiet Now
4 Someday My Prince Will Come
(Disk 3)
Side E:
1. Very Early (Bill Evans) 5:05
2. A Sleepin' Bee (Harold Arlen - Truman Capote) 4:45
3. Turn Out The Stars #2 (Bill Evans) 5:22
4. Autumn Leaves (Joseph Kosma - Johnny Mercer - Jacques Prévert) 4:53
Side F:
1. Quiet Now #2 (Bill Evans) 4:15
2. Nardis (Miles Davis) 5:43
3. Granados (Enrique Granados) 4:39
4. Pavane (Gabriel Fauré) 4:44
Bill Evans (piano)
Eddie Gomez (bass)
Marty Morell (drums)
the Metropole Orkest on F-3, F-4
- Dolf van der Linden (direction)
Claus Ogerman (arrangement)
Sides A, B, C & D:1969年3月26日オランダ-ヒルフェルスムのVARA Studioでのライヴ録音
Side E & F1-F2:1969年11月28日オランダ-アムステルダムのRAI-buildingでのライヴ録音
F3-F4:1969年3月25日オランダ-ヒルフェルスムのNRU Studioでのライヴ録音
レーベル:
Elemental Music
※送料込み設定商品です。
※限定枚数に達しました時点で販売終了
在庫切れ
可能限りお取り寄せ致します
3枚組180g重量盤LP(限定生産盤)