★若干26歳にして「未来を約束されたギタリスト」と評される天才ギタリスト、フィリップ・シーぺック Phillipp Schiepek。ジャズとクラシック・ギターの語法をマスターした独自のスタイルは洗練されたハーモニーとダイナミクスを兼ね備え、美しく繊細な空間を作り出します。それに対し、長いキャリアの中で満を辞してギタリストとの初レコーディングに挑んだウォルター・ラング Walter Lang は、絶頂期を感じさせる響きと深みのあるプレイで応え、2人のコンビネーションは世代やジャンル、様式といった枠組みを超えて柔らかく澄んだ水のように流れていきます。
★今や ECM に匹敵するヨーロッパを代表するレーベル、ACT での 2 人にとっての記念すべき初作品です。「Walter Lang は現在、60 歳を手前にして自らのピアノ人生での絶頂期を迎えているのではないだろうか。ここ数年の彼の音は、今までになかった不思議な輝きと説得力があるように聴こえる。そんな彼が、同じミュンヘン在住の若干 26 歳でありながらドイツ中が注目しているギタリスト Philipp Schiepek と出逢い、ACT というレーベルでこのアルバムを完成させたことは非常に喜ばしいことである。」(福盛進也/ドラマー・作曲家・プロデューサー)日本語版ライナーノーツより
01 Sumniran 7:20
02 Cathedral 6:18
03 Estrela Cadente 6:11
04 Kamo 4:20
05 Pilgrimage 5:13
06 Meditation in Ten 6:32
07 Gliding over Meadows 6:11
08 Prelude to The World is Upside Down 1:50
09 The World is Upside Down 3:52
10 Light at the End of the Tunnel 5:06
11 The Encourager 5:49
Music composed by Walter Lang
except 05 & 08 by Philipp Schiepek
Phillipp Schiepek (Nylon String Guitar)
Walter Lang (Grand Piano)
Recorded and mixed by Uli Fiedler at Flip Top Studio, Wertingen, 13.11.2020