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ジャズ・ヴォーカリスト、マーク・マーフィー最後の作品はシャーリー・ホーンへのトリビュート・アルバム!
★ニューヨーク出身のジャズ・ヴォーカリスト、マーク・マーフィー。1956年にデビュー・アルバムがレコーディングされ、プロの歌手として本格的な活動を開始。卓越した技巧と天才的なひらめきを持つシンガーで、非常に広い音域と器楽的な歌唱が特徴的。”ミュージシャンズ・ミュージシャン”と言われる実力をもつその歌声には、エラ・フィッツジェラルドも絶賛したと言われている。2015年10月、83歳で死去してしまったが、彼の最後のレコーディング作品となったのが、シャーリー・ホーンへのトリビュート・アルバムである本作『ア・ビューティフル・フレンドシップ・リメンバーリング・シャーリー・ホーン』だ。
★ ジャズ・シンガー/ピアニストとして活躍し多くのミュージシャンに愛されていたシャーリー・ホーン。マイルス・デイヴィスが惚れ込み、自身のライヴの前座に起用したり、彼女名義のアルバムにサイドマンとして参加したことでも注目された。マーフィーからそんな彼女への追悼といえる今作のそもそもの発想を得たのは、熟練ピアニストでありアレンジャーのジョージ・メスターヘイジーだった。
★レベッカ・パリス、ポーラ・ウエスト、そしてマーフィーなどヴォーカリストとの仕事で知られたメスターヘイジーは、ホーンに付き従い、後年、体の不調から彼女の演奏が制約されるようになってからは、ピアニストの枠を超え、彼女の芸術性を見事に受け継ぎ拡張させてきた。
★マーフィーは、ホーンに対する飽くなき敬愛から即、この企画に熱意を示した。 参加メンバーは、ホーンの25年来のドラマーのスティーヴ・ウィリアムスと、同じく旧友のベーシスト、カーティス・ランディ。そして、有能な若手ピアニスト、アレックス・ミナシアン。さらに、ドイツからトランペットの巨匠ティル・ブロナーが「Get Out Of Town」と「But Beautiful」で演奏している。ホーンには静かな威厳と、こっそり秘密を分かち合うような感覚が常につきまとう。それと同じ特色がマーフィー作品の多くを定義づけているが、絶妙な演奏で聴かせるこの4曲には特に顕著なのだ。(新譜案内より)
1. A Beautiful Friendship(ア・ビューティフル・フレンドシップ)
2. But Beautiful(バット・ビューティフル)
3. Get Out Of Town(ゲット・アウト・オブ・タウン)
4. Here's To Life(ヒアズ・トゥ・ライフ)
MARK MURPHY マーク・マーフィー(vocal)
Alex Minasian (piano)
Curtis Lundy (double bass)
Steve Williams (drums)
Till Brönner (trumpet)
在庫有り
紙ジャケット仕様CD 直輸入盤帯ライナー付CD