商品詳細
王道に徹しながら硬派で凛々しく精悍軒昂な迫真力と渋くて粋な吟醸味や歌謡性を堂々体現する匠の清新スタンダード集! CD 片倉 真由子 MAYUKO KATAKURA / PLAYS STANDARDS [DOD 011]
販売価格: 2,100円(税込)
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★バークリー音大やジュリアード音楽院に学び、日本の主流派ジャズ・シーン第一線で活躍、自己のトリオ、浜崎航(ts,ss)とのデュオ・コラボ、土岐英史(as,ss)や大山日出男(as)のサイド(更に遡って多田誠司-as,ss,flや寺久保エレナ-as,ssのグループへの参画)など、ここ数年来飛ぶ鳥も落とす超多忙にして精力的な快進撃を続けている、剛腕で鳴らした、かつオリジナリティも十二分な今日の日本ジャズ界におけるモダン・メインストリーム・ピアノの最高実力者の一人(また、出身校でもある洗足学園音楽大学で非常勤講師も務める):片倉真由子(1980年宮城県仙台市生まれ)の、本盤は、Days of Delightレーベル2周年を記念してのスペシャル企画、→トリオ編成による2作同時リリース最新アルバムの一枚、=スタンダード集。
★骨太くごっつり強固な堅牢性や鋭角なキレと、澄みきった清流を思わせる豊かな潤いや美しい艶、を併せ持った、石を転がすようであり、かつ一音一音が瑞々しい煌きを放ってもいる、先ずはその音色自体が非常に蠱惑的でデリシャスな端麗タッチのピアノが、バップやモードの伝統にしっかりと根を下ろしたハード&ダークな真剣勝負の殺陣っぽさやダイナミズム、を変らず拠り所としながら、同時に、粋で渋くて明朗な歌心や吟醸的ブルース・フィーリングも多々絡め、巧まずしてメリハリの利いた半劇的流れを形作るリリカル・アクション調プレイを滑脱に繰り出して、味わい深くも精悍毅然たる独自の魅力を揮いきった会心打内容。
★基本はあくまでオーソドックスなハード・バップ系ピアノ・トリオの王道ド真ん中を突き進む、無論歌謡性やブルースの旨味にも決して事欠かないがトータル・イメージとしてはあくまで「硬派」で「苦味走った」リアルな立ち回り、の圧倒的迫真力やスリルそして重厚なグルーヴ感の体現を本領とする、意気軒昂で凛とした背筋の伸び具合も頼もしい、中々のストロング・タイプなダイナミック・スウィンギン熱演が威風堂々と展開され、強烈にスプリングを効かせて饒舌なほどに肉太く濃いソウルを唄い上げる粟谷(b)や、豪快剛健に泰然自若としてスケールもデカく律動的スイング感を演出する揺るぎない田中(ds)、らのタフネスみなぎった強靱サポートにガッチリ支えられ、刺激されながら、片倉(p)の、肩肘張らず自然体で伸び伸びと得意の硬質躍動節を「大きく」炸裂させる面と、一音一音を慎重に考え抜いてちょっと神妙なほどに折り目正しく哀愁を歌い込む面、とを絶妙のバランスで交差させ、融和させたアドリブ技〜語り口が、さすが確固たる練達し研ぎ澄まされた鮮度も抜群の冴えを見せて素晴らしい。
→バップorモードの典型的イディオムに則った立体力学性満点のキリッとした雄壮勇猛なソリッド・アクション攻勢や、同時リリースのコルトレーン集よりもむしろもっとマッコイに急接近した熱く煮えたぎるモーダル・スピリチュアル壮烈疾駆大会、一転して結構土臭く地の底へ降りてゆくようなアーシーでファンキーな腰の据わった黒いソウルフル・フレージングなど、わりかし振り幅大きくもそれぞれにブレなく骨芯の通った説得力絶大な必殺至芸が目白押し。適度に清新な驚きを齎す各曲のアレンジ構成趣向もGOOD。
1. ウィスパー・ノット
2. 枯葉
3. ボディ・アンド・ソウル
4. 朝日のごとくさわやかに
5. オーバー・ザ・レインボー
6. モーニン
7. アローン・トゥギャザー
8. サマータイム
9. サンドゥ
片倉 真由子 Mayuko Katakura (piano)
粟谷 巧 Takumi Awaya (bass)
田中 徳崇 Noritaka Tanaka (drums)
2020年2月12日〜14日福岡県うきは(浮羽)市、うきは市文化会館(白壁ホール)録音
レーベル:Days of Delight
在庫有り
国内制作CD
★骨太くごっつり強固な堅牢性や鋭角なキレと、澄みきった清流を思わせる豊かな潤いや美しい艶、を併せ持った、石を転がすようであり、かつ一音一音が瑞々しい煌きを放ってもいる、先ずはその音色自体が非常に蠱惑的でデリシャスな端麗タッチのピアノが、バップやモードの伝統にしっかりと根を下ろしたハード&ダークな真剣勝負の殺陣っぽさやダイナミズム、を変らず拠り所としながら、同時に、粋で渋くて明朗な歌心や吟醸的ブルース・フィーリングも多々絡め、巧まずしてメリハリの利いた半劇的流れを形作るリリカル・アクション調プレイを滑脱に繰り出して、味わい深くも精悍毅然たる独自の魅力を揮いきった会心打内容。
★基本はあくまでオーソドックスなハード・バップ系ピアノ・トリオの王道ド真ん中を突き進む、無論歌謡性やブルースの旨味にも決して事欠かないがトータル・イメージとしてはあくまで「硬派」で「苦味走った」リアルな立ち回り、の圧倒的迫真力やスリルそして重厚なグルーヴ感の体現を本領とする、意気軒昂で凛とした背筋の伸び具合も頼もしい、中々のストロング・タイプなダイナミック・スウィンギン熱演が威風堂々と展開され、強烈にスプリングを効かせて饒舌なほどに肉太く濃いソウルを唄い上げる粟谷(b)や、豪快剛健に泰然自若としてスケールもデカく律動的スイング感を演出する揺るぎない田中(ds)、らのタフネスみなぎった強靱サポートにガッチリ支えられ、刺激されながら、片倉(p)の、肩肘張らず自然体で伸び伸びと得意の硬質躍動節を「大きく」炸裂させる面と、一音一音を慎重に考え抜いてちょっと神妙なほどに折り目正しく哀愁を歌い込む面、とを絶妙のバランスで交差させ、融和させたアドリブ技〜語り口が、さすが確固たる練達し研ぎ澄まされた鮮度も抜群の冴えを見せて素晴らしい。
→バップorモードの典型的イディオムに則った立体力学性満点のキリッとした雄壮勇猛なソリッド・アクション攻勢や、同時リリースのコルトレーン集よりもむしろもっとマッコイに急接近した熱く煮えたぎるモーダル・スピリチュアル壮烈疾駆大会、一転して結構土臭く地の底へ降りてゆくようなアーシーでファンキーな腰の据わった黒いソウルフル・フレージングなど、わりかし振り幅大きくもそれぞれにブレなく骨芯の通った説得力絶大な必殺至芸が目白押し。適度に清新な驚きを齎す各曲のアレンジ構成趣向もGOOD。
1. ウィスパー・ノット
2. 枯葉
3. ボディ・アンド・ソウル
4. 朝日のごとくさわやかに
5. オーバー・ザ・レインボー
6. モーニン
7. アローン・トゥギャザー
8. サマータイム
9. サンドゥ
片倉 真由子 Mayuko Katakura (piano)
粟谷 巧 Takumi Awaya (bass)
田中 徳崇 Noritaka Tanaka (drums)
2020年2月12日〜14日福岡県うきは(浮羽)市、うきは市文化会館(白壁ホール)録音
レーベル:Days of Delight
在庫有り
国内制作CD
商品情報
DAYS OF DELIGHT
★あえてシンプルなスタンダードに挑む。繰り返し聴いてきたジャズの名曲に新たな息吹が吹き込まれる!
★異色のアレンジのもとでジョン・コルトレーンの名曲が新たな輝きを放つ『plays Coltrane』と、シンプルなスタンダードに新たな息吹を吹き込む『plays Standards』。2 枚のコンセプトは対極的ですが、いずれも片倉真由子の才能を存分に引き出すものであり、その強力なグルーヴがジャズ本来の魅力を体現しています。ピアノトリオの楽しさ、美しさ、スリルを満載したクリエイティブな唯一無二のサウンドをどうぞお楽しみください。
★「『plays Coltrane』では多くの曲に独創的・現代的なアレンジが施されています。コルトレーンとマッコイへの最大限のリスペクトを駆動原理にしながらも、“あの時代”とは異なる音楽世界の構築を試みる。いま“plays Coltrane”に挑戦する意味があるとすれば、これ以外にないでしょう」「いっぽう『plays Standards』ではあえて大学のジャズ研に入りたての学生が最初にトライするような曲ばかりを選びました。最近流行りの、変拍子や難解な進行を散りばめた曲には高度な演奏技術が必要かもしれないけれど、《サマータイム》をきちんと演奏し、リスナーを感動で満たすほうがおそらく数段むずかしい」―――― Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣
★あえてシンプルなスタンダードに挑む。繰り返し聴いてきたジャズの名曲に新たな息吹が吹き込まれる!
★異色のアレンジのもとでジョン・コルトレーンの名曲が新たな輝きを放つ『plays Coltrane』と、シンプルなスタンダードに新たな息吹を吹き込む『plays Standards』。2 枚のコンセプトは対極的ですが、いずれも片倉真由子の才能を存分に引き出すものであり、その強力なグルーヴがジャズ本来の魅力を体現しています。ピアノトリオの楽しさ、美しさ、スリルを満載したクリエイティブな唯一無二のサウンドをどうぞお楽しみください。
★「『plays Coltrane』では多くの曲に独創的・現代的なアレンジが施されています。コルトレーンとマッコイへの最大限のリスペクトを駆動原理にしながらも、“あの時代”とは異なる音楽世界の構築を試みる。いま“plays Coltrane”に挑戦する意味があるとすれば、これ以外にないでしょう」「いっぽう『plays Standards』ではあえて大学のジャズ研に入りたての学生が最初にトライするような曲ばかりを選びました。最近流行りの、変拍子や難解な進行を散りばめた曲には高度な演奏技術が必要かもしれないけれど、《サマータイム》をきちんと演奏し、リスナーを感動で満たすほうがおそらく数段むずかしい」―――― Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣