商品詳細
ダイナミック・スピーディーでスピリチュアル、かつ、クール・インテリジェントな洗練さも漂う、現代ピアノ・トリオによるコルトレーン音楽の新解釈!爽快!!! CD 片倉 真由子 MAYUKO KATAKURA / PLAYS COLTRANE [DOD 010]
販売価格: 2,100円(税込)
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★バークリー音大やジュリアード音楽院に学び、日本の主流派ジャズ・シーン第一線で活躍、自己のトリオ、浜崎航(ts,ss)とのデュオ・コラボ、土岐英史(as,ss)や大山日出男(as)のサイド(更に遡って多田誠司-as,ss,flや寺久保エレナ-as,ssのグループへの参画)など、ここ数年来飛ぶ鳥も落とす超多忙にして精力的な快進撃を続けている、剛腕で鳴らした、かつオリジナリティも十二分な今日の日本ジャズ界におけるモダン・メインストリーム・ピアノの最高実力者の一人(また、出身校でもある洗足学園音楽大学で非常勤講師も務める):片倉真由子(1980年宮城県仙台市生まれ)の、今盤は、Days of Delightレーベル2周年を記念しての、トリオ編成による2作同時リリース最新アルバムの一枚、=ジョン・コルトレーン名曲集。
★硬質堅固で歯切れよく重心はしっかりと据わり、深い陰影と透明感が混在した力強いストーン・タッチのピアノが、圧倒的な力学性や押せ押せの疾走パワー、忙しなさに溢れながら、熱く煮えたぎるパッションの高なりとクールなスマートネスを表裏に交差させての、何げにドラマティックなメリハリある敏活プレイを滑脱に紡いで、キリッとした精悍凛然たる華を成し、一方、バネとウネりの利きまくった中々雄弁に歌う肉厚ベースや、抜群の瞬発力で神出鬼没に全方位を駆け巡りつつしっかりとシャープ&ソリッドに安定律動的スイング感を醸成する巧緻なドラム、らの活躍もノリとスリルと芳醇さを頼もしげに高めてバッチリ魅力を際立たせた、全編硬派で雄渾でテイスティー・グルーヴィーな気魄のこもった熱演が連続して壮快に昂揚させてくれる敢闘内容。
★どの曲にも周到に練られたアレンジ&構成意匠が凝らされて極めてフレッシュに聴く者を驚かせ、また感動させるが、基本はごくストレートアヘッドな今日流ハード・バップの王道らしい、背筋の伸びたハードボイルド調の締まりと頑強さみなぎる快進撃が展開されて、その勇壮なる突進ぶりに大いにノセてくれ、道中、コルトレーン・ミュージックならではのスピリチュアル或いはアグレッシヴな燃焼傾向と、よりアップトゥデイトな片倉トリオ固有の理知性やスマートネス、とがドッキングしたスリリングな音景色の中に清新なる気分で浸れる、結構爽やかな仕上がりとなっていて、好感度も満点だ。
★片倉(p)の、コルトレーンやマッコイのスピリットを継承した熱血沸騰型のパッショネート&エネルギッシュな面も勿論多分に認められるが、どんなに激烈でアツい大立ち回り速攻の渦中(坩堝?)にあっても、その息遣い、歩運びにはマッコイと云うよりもハンコック系統っぽいどこか涼しげな頭脳性や洗練さ、スタイリッシュさが巧まずして保たれており、ブルース・ナンバー辺りでは軽妙小粋なファンキー・フレーズが飛び出したりと、大筋〜アウトラインはコルトレーンイズムに確固と支配されながらもそこかしこに独自の新展開、独自の颯爽たる片倉文脈が散りばめられていて(しかもその一音一音には揺るぎない確信・必然性がシカと感じられる)、さりげなくユニークそして旨味充分の親しみやすい片倉流情魂世界が堂々かつ事も無く創出されている。見事。
1. Equinox
2. Theme For Ernie (F. Lacey)
3. Wise One
4. Resolution
5. Bessie's Blues
6. Naima
7. Love
8. Up ‘Gainst The Wall
*all compositions written by John Coltrane except 2
片倉 真由子 Mayuko Katakura (piano)
粟谷 巧 Takumi Awaya (bass)
田中 徳崇 Noritaka Tanaka (drums)
2020年2月12〜14日福岡県うきは(浮羽)市、うきは市文化会館(白壁ホール)録音
レーベル:Days of Delight
在庫有り
国内制作CD
★硬質堅固で歯切れよく重心はしっかりと据わり、深い陰影と透明感が混在した力強いストーン・タッチのピアノが、圧倒的な力学性や押せ押せの疾走パワー、忙しなさに溢れながら、熱く煮えたぎるパッションの高なりとクールなスマートネスを表裏に交差させての、何げにドラマティックなメリハリある敏活プレイを滑脱に紡いで、キリッとした精悍凛然たる華を成し、一方、バネとウネりの利きまくった中々雄弁に歌う肉厚ベースや、抜群の瞬発力で神出鬼没に全方位を駆け巡りつつしっかりとシャープ&ソリッドに安定律動的スイング感を醸成する巧緻なドラム、らの活躍もノリとスリルと芳醇さを頼もしげに高めてバッチリ魅力を際立たせた、全編硬派で雄渾でテイスティー・グルーヴィーな気魄のこもった熱演が連続して壮快に昂揚させてくれる敢闘内容。
★どの曲にも周到に練られたアレンジ&構成意匠が凝らされて極めてフレッシュに聴く者を驚かせ、また感動させるが、基本はごくストレートアヘッドな今日流ハード・バップの王道らしい、背筋の伸びたハードボイルド調の締まりと頑強さみなぎる快進撃が展開されて、その勇壮なる突進ぶりに大いにノセてくれ、道中、コルトレーン・ミュージックならではのスピリチュアル或いはアグレッシヴな燃焼傾向と、よりアップトゥデイトな片倉トリオ固有の理知性やスマートネス、とがドッキングしたスリリングな音景色の中に清新なる気分で浸れる、結構爽やかな仕上がりとなっていて、好感度も満点だ。
★片倉(p)の、コルトレーンやマッコイのスピリットを継承した熱血沸騰型のパッショネート&エネルギッシュな面も勿論多分に認められるが、どんなに激烈でアツい大立ち回り速攻の渦中(坩堝?)にあっても、その息遣い、歩運びにはマッコイと云うよりもハンコック系統っぽいどこか涼しげな頭脳性や洗練さ、スタイリッシュさが巧まずして保たれており、ブルース・ナンバー辺りでは軽妙小粋なファンキー・フレーズが飛び出したりと、大筋〜アウトラインはコルトレーンイズムに確固と支配されながらもそこかしこに独自の新展開、独自の颯爽たる片倉文脈が散りばめられていて(しかもその一音一音には揺るぎない確信・必然性がシカと感じられる)、さりげなくユニークそして旨味充分の親しみやすい片倉流情魂世界が堂々かつ事も無く創出されている。見事。
1. Equinox
2. Theme For Ernie (F. Lacey)
3. Wise One
4. Resolution
5. Bessie's Blues
6. Naima
7. Love
8. Up ‘Gainst The Wall
*all compositions written by John Coltrane except 2
片倉 真由子 Mayuko Katakura (piano)
粟谷 巧 Takumi Awaya (bass)
田中 徳崇 Noritaka Tanaka (drums)
2020年2月12〜14日福岡県うきは(浮羽)市、うきは市文化会館(白壁ホール)録音
レーベル:Days of Delight
在庫有り
国内制作CD
商品情報
DAYS OF DELIGHT
★日本ジャズ界が誇るファーストコール・ピアニスト片倉真由子が対極的なテーマに挑む!
★異色のアレンジのもとでジョン・コルトレーンの名曲が新たな輝きを放つ『plays Coltrane』と、シンプルなスタンダードに新たな息吹を吹き込む『plays Standards』。2 枚のコンセプトは対極的ですが、いずれも片倉真由子の才能を存分に引き出すものであり、その強力なグルーヴがジャズ本来の魅力を体現しています。ピアノトリオの楽しさ、美しさ、スリルを満載したクリエイティブな唯一無二のサウンドをどうぞお楽しみください。
★「『plays Coltrane』では多くの曲に独創的・現代的なアレンジが施されています。コルトレーンとマッコイへの最大限のリスペクトを駆動原理にしながらも、“あの時代”とは異なる音楽世界の構築を試みる。いま“plays Coltrane”に挑戦する意味があるとすれば、これ以外にないでしょう」「いっぽう『plays Standards』ではあえて大学のジャズ研に入りたての学生が最初にトライするような曲ばかりを選びました。最近流行りの、変拍子や難解な進行を散りばめた曲には高度な演奏技術が必要かもしれないけれど、《サマータイム》をきちんと演奏し、リスナーを感動で満たすほうがおそらく数段むずかしい」―――― Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣
★日本ジャズ界が誇るファーストコール・ピアニスト片倉真由子が対極的なテーマに挑む!
★異色のアレンジのもとでジョン・コルトレーンの名曲が新たな輝きを放つ『plays Coltrane』と、シンプルなスタンダードに新たな息吹を吹き込む『plays Standards』。2 枚のコンセプトは対極的ですが、いずれも片倉真由子の才能を存分に引き出すものであり、その強力なグルーヴがジャズ本来の魅力を体現しています。ピアノトリオの楽しさ、美しさ、スリルを満載したクリエイティブな唯一無二のサウンドをどうぞお楽しみください。
★「『plays Coltrane』では多くの曲に独創的・現代的なアレンジが施されています。コルトレーンとマッコイへの最大限のリスペクトを駆動原理にしながらも、“あの時代”とは異なる音楽世界の構築を試みる。いま“plays Coltrane”に挑戦する意味があるとすれば、これ以外にないでしょう」「いっぽう『plays Standards』ではあえて大学のジャズ研に入りたての学生が最初にトライするような曲ばかりを選びました。最近流行りの、変拍子や難解な進行を散りばめた曲には高度な演奏技術が必要かもしれないけれど、《サマータイム》をきちんと演奏し、リスナーを感動で満たすほうがおそらく数段むずかしい」―――― Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣