★円熟にして依然フレッシュ・チャレンジングな快進撃を続ける正統派(かつ抒情派)モダン・ピアノの最高実力者の一人、=ヴェテラン重鎮:アラン・ブロードベント(1947年ニュージーランドのオークランド生まれ、1966年渡米)の、本盤は、好評だった前作:「New York Notes」と同じ顔ぶれ(ハーヴィー・S-b&ビリー・ミンツ-ds)のトリオによる、場所も同じNYのブロードベントの自宅内スタジオ(RVS Studio)で録られた好調編。
01. Wonder Why
02. I Hear You
03. Lennie's Pennies
04. Struttin' With Some Barbecue
05. Late Lament
06. Relaxin' At Camarillo
07. One Morning In May
08. I Love You
09. Lady Bird
10. Like Sonny
11. The Hymn
12. Moonstones
Alan Broadbent (piano)
Harvie S (acoustic bass)
Billy Mintz (drums)
■収録曲はブロードベントのオリジナル2曲を含む全12曲。レニー・トリスターノ、ポール・デスモンド、ジョン・コルトレーン、チャーリー・パーカー等、選曲の妙味が光る。まさにブロードベント節が満載である。トミー・フラナガン・トリオ「オーバーシーズ」での演奏で有名なチャーリー・パーカーの“Relaxin’ at Camarillo”はフラナガン・トリオとの聴き比べも楽しい。