★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場 / 市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める〔日本制作作品〕。その魅力に迫る。
★それぞれが独自のスタンスで前衛ジャズのシーンに身を置いてきたデイヴ・バレルと吉沢元治。本作は、1973年東京におけるふたりの奇跡的な邂逅を捉えたもの。怒涛のような激しいインプロヴィゼイションの応酬も、互いに絞り出すようにして組み上げる美しい旋律も、全てが挑戦的で煽情的。(メーカーインフォ)
1. レッド 〜 ブラック
2. グリーン 〜 デイドリーム
デイヴ・バレル (piano)
吉沢 元治 (bass)
1973年11月30日 イイノホール 東京 録音
オリジナル発売年1973年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
在庫有り
CD