★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。
★その音楽性と存在感で“前衛ジャズ”を体現し続けたピアニスト、セシル・テイラー。1973年の来日の折りに、グループによる『Akisakira』とソロによる本作、ふたつの作品を残した。テイラーの輪郭から真髄まで余すことなく捉えたソロ演奏。創造性と力感に溢れる圧巻のパフォーマンスである。(メーカーインフォ)
1. コーラル・オブ・ヴォイス (エリージョン)
2. ロノ
3. アサック・イン・アメ
4. インデント
セシル・テイラー(piano solo)
1973年5月29日 イイノホール東京 録音
オリジナル発売年1973年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
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CD