★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。
★世界発CD化
★ピアノ・トリオ隠れ名盤が初CD化。アニタ・オデイのバック・ミュージシャンとして来日したピアニスト、ドワイト・ディッカーソンが、気心の知れたハーヴェイ・ニューマークとドナルド・ベイリーを率いて録音。美しいワルツからファンキー・ジャズまで、その演奏はあまりにも澄明で瑞々しい。(メーカーインフォ)
1. マイ・ロマンス
2. イエスタデイズ
3. ソラー
4. ウィンドウズ
5. アリスの不思議な国
6. ボディ・アンド・ソウル
7. フリーダム・ジャズ・ダンス
8. ブルー・モンク
Harvey Newmark (b)
Donald Bailey (ds)
Dwight Dickerson (p)
1978年7月4日 アバコ・スタジオ 東京 録音
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
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CD