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モーダル・アグレッシヴでちょっとヤバイぐらいの突撃疾走感みなぎった70年代ならではの生々しいスピリチュアル・バピッシュ・アクション傑作! CD BILLY HARPER & JON FADDIS ビリー・ハーパー & ジョン・ファディス / JON & BILLY ジョン & ビリー [OTLCD 2486]

販売価格: 1,900円(税込)

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★ビリー・ハーパー(ts)(1943年テキサス州ヒューストン生まれ)&ジョン・ファディス(tp)(1953年カリフォルニア州オークランド生まれ)、という個性派の管豪二人の若き日の邂逅、=1974年3月の来日時を捉えて東京(テイチクスタジオ)で吹き込まれた、ローランド・ハナ(p,elp)、ジョージ・ムラーツ(b)、日野元彦(ds)とのクインテット基本によるトリオ・レコード制作の名盤、のCD化・新装(限定)再発版。

★息の合った力強く隆々げな2管アンサンブルが雄壮に轟き渡り、ピリッとスパイスを利かせつつ歯切れよくハイノートをキックするトランペットや、シーツ・オブ・サウンド風にアグレッシヴ&エネルギッシュな灼熱の咆哮を猛々しく繰り出すテナー、そしてまた、硬質骨太にダイナミックな剛健アクションをカマしてきたかと思えば小粋な軽妙ファンキー節(或いはエレピによる妖麗な幻想的リリカル・プレイ)にも飄々と転じるピアノ、強烈にバネ&ウネりを伴って肉太くコク旨に情緒を歌うハード・ドライヴィングなベース、らがカラフルかつ味わい濃厚に高密度な見せ場を分け合ってゆく、全者気力の充実しきった悔いなき堂々&朗々たる燃焼ぶりに壮快に酔わせ、昂揚させてくれる白眉の充実内容。

★1970年代流硬派モード・ジャズの本道ド真ん中を揺るぎなく確固と突き進む、極めてストレートアヘッドなハードボイルド調の雄渾なる熱演が凛然決然と屈強そうに展開され、徹底して贅肉を削ぎ落としたようなガッシリ筋骨の張った男臭い音景色〜道程の中で、ハーパー(ts)やファディス(tp)の、一切の妥協なく100%真剣勝負で燃えに燃え盛る一撃必殺のアドリブ奮戦が、非常に濃密でありなおかつ簡潔でもある誠に鮮やかな冴えを、キレを、超絶なる盛り上がりを見せて全くゴキゲンだ。

★ハーパー(ts)の、コルトレーンの流れを汲み、こってり濃い口のブラック・スピリチュアリティを全開でたぎらせた、奔放激烈で不屈強靱な、明日なき燃え尽きっぷりを嬉々として決め込むが如き野性味みなぎった大暴れ様、がとりわけ尋常ならざるヤバイぐらいのケタ違いな爆裂絵図を怒号っぽく問答無用に描き出していて圧巻で、一方ファディス(tp)の、ズバ抜けた高度なテクニックと歌心にしっかり裏打ちされながら、ひたすらハイテンションかつ執拗に疾走感溢れる半アクロバティカルな大立ち回りの速射砲撃ブロウを精悍凛々と炸裂させまくる手練の技、もこの上なく清新な輝きを放って見事。加えて、いかなる局面にあっても的確自在に立体力学的グルーヴと凄絶なスリルをブレなく体現する日野(ds)の活躍も光る。

1. ジョン&ビリー
2. ウォーター・ブリッジ (ミズハシさん)
3. バラッド・フォー・ジョン・ファディス (tp-p-b-ds quartet)
4. ディグ・ダグ (sextet)
5. セブンティーン・バー・ブルース
6. ジス・オール (コレダケ)

Jon Faddis ジョン・ファディス (trumpet)
Billy Harper ビリー・ハーパー (tenor saxophone except 3)
Roland Hanna ローランド・ハナ (piano except 2, 4) (electric piano on 2, 4)
George Mraz ジョージ・ムラーツ (bass)
日野 元彦 Motohiko Hino (drums)
Cecil Bridgewater セシル・ブリッジウォーター (kalimba on 4)

1974年3月13日 東京・テイチクスタジオ録音

オリジナル発売年:1974年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介

レーベル:Octave-Lab (Deep Jazz Reality) (トリオ・レコード原盤)

在庫有り
国内制作・限定生産CD

商品情報

★universounds presents DEEP JAZZ REALITY (OCTAVE LAB.) > ★魅惑の日本制作作品 - トリオ・レコード編 -

★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。

★ともに1970年代以降のシーンを牽引するミュージシャンであるハーパーとファディス。彼らの東京における若き日の邂逅を捉えた貴重な作品。サム・ピアノのアクセントも印象的な「Two 'D's From Shinjyuku, DIG & DUG」など、全編が端正で瑞々しい。ローランド・ハナ、水橋孝、日野元彦が参加。(メーカーインフォ)
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