★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。
★1977年に初来日を果たすアート・ペッパー。その直前の録音となる本作は、この時期のペッパーの充実を映したライヴ音源である。コルトレーン・マナーのモーダル・ジャズ「The Trip」から大らかにスウィングする「A Night In Tunisia」まで、復帰間もない新生ペッパーのプレイを存分に堪能できる。(メーカーインフォ)
1. ミスター・ヨーエ
2. イントロダクション~メンバー紹介
3. ザ・トリップ
4. ロスト・ライフ
5. チュニジアの夜
アート・ペッパー(as)
ジム・ニコルス(b)
ブラッド・ビルホーン(ds)
スミス・ドブソン(p)
1977年1月23日バッハ・ダイナマイト&ダンシング・ソサエティ録音
オリジナル発売年1983年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
在庫有り
CD