★前作からの現代ジャズへのアプローチをさらに推進。シンガー・ソングライターとしての成熟をみせる最新作はラーネル・ルイス、アラン・ファーバー、ミシェル・ウィリス他が参加。グレゴリー・ポーター、レナード・コーエンのカヴァー収録。
■前作『ライラ・ビアリ』(2018)でコンテンポラリー・ジャズに接近、スナーキー・パピーのラーネル・ルイスやマイク・マーハー、アンブローズ・アキンムシーレ、サム・ヤヘル他の新人脈で、インディー・ロック／R&Bのエッセンスまでも取り入りたサウンドは、2019年ジュノー賞Vocal Jazz Album of the Yearのウィナーとして大きな成功を収めた(2011年『Tracing Light』に続き2回目の受賞)。
★最新作はそのコンテンポラリー・ジャズ路線をさらに成熟化させ、それと比例するようにシンガー・ソングライターとしての良質な資質が露わとなったサウンド。友人の死(M-4 Wendy)にインスパイアーされた私的な内容で、感動的なグレゴリー・ポーターのカヴァー、そして日本盤のみ収録レナード・コーエン「アンセム」カヴァー等も自身の世界に引き寄せて表現する。またストリングス・セクションを加えた演奏が5曲、さらに前作以上にホーン・セクションも充実させ、温かみのあるテイストが強まり現代ジャズ路線をライラ独自の方法で柔らかく練ったサウンドが特徴。
★メンバーは前作に続きスナーキー・パピーからラーネル・ルイス(ds)とマイク・マーハー(tp)、ラージ・アンサンブル・シーンから信頼され続けるグラミー・ノミネイターのアラン・ファーバー(tb, horn arr)、2019年最重要アルバム『GLOBAL』で話題を集めたゴドウィン・ルイス(ss)、ジョン・エリス(ts, b-cl)、GroundUpのジュエリーとして年々注目を集め2020年3月にベッカ・スティーヴンスと共に来日するミシェル・ウィリス(vo)他が参加。
1 リヴァイヴァル Revival (Laila Biali)
2 ザ・モノリス The Monolith (Laila Biali)
3 グラス・ハウス Glass House (Ben Wittman & Laila Biali)
4 ウェンディーズ・ソング Wendy’s Song (Laila Biali)
5 シュガー Sugar (Laila Biali)
6 アルファ・ウェイヴス Alpha Waves (Laila Biali)
7 オ・ペイ・ドゥ・コカーニュ Au pays de Cocagne (Sonia Johnson / Laila Biali)
8 テイク・ミートゥ・ジ・アレイ Take Me To The Alley (Gregory Porter)
9 ザ・ベイカーズ・ドーター The Baker’s Daughter (Laila Biali)
10 ブロークン・ヴェッセルズ Broken Vessels (Laila Biali)
11 テイク・ザ・デイ・オフ Take The Day Off (Laila Biali / Laila Biali & Joshua Biali-Wittman)
1(日本盤ボーナス・トラック)
12 アンセム Anthem (Leonard Cohen)
ライラ・ビアリ(piano,vocals,keys #1,9,10,BGVs #1,2,3,4,7,11,tongue drum#11)
リッチ・ブラウン(electric bass #1,3,5,9,10)
ジョージ・コラー(acoustic bass #2,4,6,7,8)
ラーネル・ルイス(drums #3,5,9)
ベン・ウィットマン(drums #1,2,4,6,8,10,percussion)
グレン・パッチャ(organ #1,2,4,5,8,9,10,keys #1,2)
ゴドウィン・ルイス(soprano sax soloist #2,3,9,10)
ジョン・エリス(tenor sax soloist #1,4,8),tenor & bass clarinet #1,5,9)
マイク"マズ"マーハー(trumpet #1,5,9,background vocals #6)
レミー・ルー・ブーフ(alto sax,flutes,clarinet #1,5,9)
アラン・ファーバー(trombones,horn arrangements #1,5,9)
ドリュー・ジュレッカ(violin,string arrangements #2,3,4,6,7)
レベッカ・ウォルクシュタイン(violin #2,3,4,6,7)
シャノン・ナイツ(viola #2,3,4,6,7)
リディア・ミュンシンスキ(cello #2,3,4,6,7)
リサ・フィッシャー(background vocals #1,4,5)
ジョー・ローリー(background vocals #1,2,5,8,10)
ミシェル・ウィリス(background vocals #1,2,5,8,10)
デニス・コリンズ(background vocals #1,2,5,8,10)
アダム・トーマス(background vocals #9)
2019年 トロント&ニューヨーク録音
*プロデュース：ライラ・ビアリ&ベン・ウィットマン
レーベル：
Core Port
在庫有り
国内制作CD
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