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CD IOVANNI MIRABASSI & ANDRZEJ JAGODZINSKII TRIO ジョバンニ・ミラバッシ&アンドレィ・ヤゴジンスキ・トリオ / C MINOR [AS 063]

販売価格: 2,520円(税込)

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★以前の共演作(2002年Dreadlines)も素晴らしかった、人気者ミラバッシとポーランドの名手A・ヤゴジンスキのコラボレーション・アルバム第2弾。
★編成的には前作同様、ヤゴジンスキがアコーディオンをメインに弾く、ヤゴジンスキのレギュラー・トリオ+ミラバッシという4人体制。

★哀切でロマンティックな、歌曲調の親しみやすい詩的情緒を基底に敷きながら、リアル・モード・ジャズの正統然たるシャープ&ソリッドな締まり感やキレ、躍動的スリルもキッチリ備わった、均整ある抒情派演奏が快調に展開してゆく美味内容である。
★4ビート、タンゴ、サンバ、ラテン、ジャズ・ロック調、等々、パターンもバラエティーに富んだ歯切れのいいリズミック・ビートに乗せての、明解な歌心とモーダル・バピッシュなグルーヴ感を肝としたメリハリ充分の邁進が続き、基本理念はあくまでロマネスクな美旋律性や一定のスマートネス〜端麗さを重んじるリリカル肌タイプだが、文体のディテールには精悍でハードボイルドな感覚を多々匂わせる両雄の、研ぎ澄まされたビタースウィート風味のソロが冴え、飽きさせず中々スリリング&テイスティーに楽しませる。
★軽妙滑脱な機動力とクールな耽美性を身上としながら、ブルース&モードの情熱的風趣やコク味を十二分に含んだ陰影深く凛々しげなメランコリック・アクション節をイキイキと紡いで見せる、acc者の小回り抜群な歌い泳ぎ様が(主役スターらしく)爽やかに華を成し、一方、きめの細かい清澄なしっとり感と鋭敏なダイナミズムを自然に交錯させるp者の、緩急心得たストレートアヘッダーぶりも堅固かつ余情豊かに映えた、快適にして歯応えある好品。

1. Tango
2. Blue Melody
3. Souvenirs Souvenirs
4. Rova
5. La Barre D'etel
6. Walc A-Moll
7. Deep Cut
8. Samba De Tygmont
9. Mirabasso Continuo
10. Solar
11. My Romance
12. Barcarole

Giovanni Mirabassi(p)
Andrzej Jagodzinski(acc,p)
Adam Cegielski(b)
Czeslaw "Maly" Bartkowski(ds)

2005年 録音

在庫有り
デジパック仕様CD

このCDのみご購入御希望の場合は、送料込み価格2,619円

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澤野工房

★流麗、疾走、哀愁……。あまりにも美しいということは同時にせつなさを生む……これほどまでに、ため息がでるほどせつなくも美しく心に残るジャズ・アルバムがあっただろうか?アコーディオン&ピアノトリオ作品第2弾!

★ポーランドを代表するクラシックピアノの名手ヤゴジンスキが、ミラバッシのピアノに惚れ込んで本来の楽器であるピアノではなくアコーディオンで参加している異色のコラボレーション作品第二弾が、いよいよ前作よりもさらにオリジナリティさを増して姿を現した。ミラバッシの音楽へのオマージュあふれるヤゴジンスキのオリジナル曲Tr,2、6、9。アコーディオンの和音によるハードバップ的テーマが斬新に響くTr.3。斬新なアレンジで蘇るショパンのTr.6。軽快なサンバのリズムとノスタルジックなメロディが印象的なTr.8。アコーディオンの音色で初めて聴いたマイルスのTr.10。まるで原曲?と思うほど曲調のイメージを引き出すミラバッシ・トリオの十八番Tr.12。そんなシネマのようなストーリー性を持った秀曲達が、ミラバッシの色香と哀愁漂う美しいピアノ・トリオをバックに、音符への円熟の極みを感じるヤゴジンスキの素朴ながら暖かい旋律で綴られていく。アルバムを聴き終えてしばらく経っても、その印象深いアコーディオンの音色が、どこか記憶の片隅でずっと鳴っているような……そんな美しい余韻をきっとあなたの心に残すことでしょう。
(Text by hirochikano)
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