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【universounds presents DEEP JAZZ REALITY】 テナーとギターのワイルド&パッショネートな迫真バトルにスカッと昂揚させられる80年代和流硬派モード・ジャズの逸品! CD 宮坂 高史 クインテット MIYASAKA TAKASHI QUINTET / ソウル・トマト SOUL TOMATO [OTLCD 2407]

販売価格: 2,000円(税込)

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★初代明田川荘之トリオの体力バンド(70年代)でレギュラー・ドラマーを務め、以降も1980年代後半頃まで自己グループで旺盛にライヴ活動、その爆発的・爆弾的パワー・ドラミングにワン&オンリーの超濃い魅力を揮い、常に完全燃焼しきっていた剛腕の異才(愛称は“くま”):宮坂高史(現在は引退)の、テナー(orソプラノ)(故井上淑彦!)、ギター、ピアノ、ベースとのクインテットによる、これがセカンド・アルバムとなった1982年3月吉祥寺録音の傑作(アケタズ・ディスク原盤 AD-12)、の初CD化。

★ドスを利かせて豪快猛烈に体当たり的パンチ・アタックをカマしてくる爆撃力満点のワイルドな攻勢を見せたかと思えば、一転、ジェントル・テンダーにしっとりと安らいだきめの細かいスローリー・グルーヴ感やリラクゼーションを粛々と醸成する(主にバラード)面もある、表情豊かでメリハリ充分のドラマティックな、そして何より極めて存在感濃厚なドラムの鳴動、に上手く刺激されながら、モーダル・アグレッシヴでソウルフルなテナーorソプラノや、ブルース・ロック的泣きと伝統的バップ・タイプの渋旨さの間を往来するちょっとやんちゃげなギター、スクエアーでありホット・エモーショナルでもあるディテールは非常に端正なピアノ、らが華やかかつカラフルに結構賑々しく見せ場を繋いでゆく、実にスカッとした壮快エキサイティングこの上なしの昂揚感が満喫できるクリーンヒット編。

★リズム・スタイルは適宜ヴァラエティーに富む、80年代流の潔きストレートアヘッドな硬派モード・ジャズ熱演が、独特の生々しい野性を伴いつつ精悍軒昂に、雄渾に展開され、宮坂(ds)のキレ味シャープでいてドッシリ重厚でもある中々圧倒的なダイナミズム体現!、に頼もしく捲くし立てられ、ノセられて、各人の、迷いなくブレのない確たる信念やガッツを感じさせるアドリブ奮戦が、誠に豊饒なる盛り上がりを呈して全くゴキゲンだ。

★井上(ts,ss)の、モード色濃くパッショネート&スピリチュアルな、猛々しくも何げに高度な技巧が完成されてもいる練達の大迫力咆哮と、松井(g)の、幾分か荒々しく豪胆不敵に泣き叫ぶが如き、ブルース&ロックのフィーリングを多分に有したゲリラ風の暗躍、とが東西の両横綱然と烈しく拮抗していて大いに血沸き肉躍らされるが、その間隙を縫ってわりかしエネルギッシュに突進してくる(それでいてエレガントな)、遠藤(p)のダークホースぶりもナイス。

1. Soul Tomato
2. Dear "Toshi"
3. Sound Check
4. Action
5. Thanks Miss "L"
6. Straight Road

井上 淑彦 (tenor saxophone, soprano saxophone)
松井 洋 (guitar)
遠藤 律子 (piano)
是安 則克 (bass)
宮坂 高史 (drums)

1982年3月23日,25日 吉祥寺テイクワン録音
(原盤:アケタズ・ディスク AD-12)

レーベル:Octave-Lab (Deep Jazz Reality) (アケタズ・ディスク原盤)

*限定生産、2019年最新デジタル・リマスタリング、新規解説付き!

在庫有り
国内制作・限定生産CD

商品情報

Octave-Lab (Deep Jazz Reality)
OCTAVE-LAB → アケタズ・ディスク

★尾川雄介監修「DEEP JAZZ REALITY」今世界中のJジャズ・コレクターが最も熱い眼差しを注ぐ名門AKETA?S DISK一挙復刻(第一弾)12タイトル発売。

★“くま”の愛称で親しまれたドラマー、宮坂高史のセカンド・アルバム。1970年頃からグループを組み共演を重ねてきた明田川荘之が、宮坂のプレイを「爆弾ドラム。一音一音ドカンドカンと爆発する」と評しているが、なるほど、宮坂のドラムは大きくて太くて強い。既存のジャズの枠を軽く飛び越えた、ダイナミズムとドライヴ感に溢れたひたすらに熱い音楽。全曲が宮坂のオリジナルというのも嬉しい。身も心も踊る傑作である。(新譜案内より)

【アケタズ・ディスク】
★明田川荘之が西荻窪にライヴハウスをオープンさせたのは1974年2月。以降これまでの35年間、幾多のミュージシャンが集い、夜な夜なセッションを繰り広げてきた。まさしく日本のジャズ史が積み重なってきた“現場”である。並行してレコード制作レーベルを始めたのが1976年春のこと。に出演するような、パワフルで人間臭いミュージシャンの作品を制作したい、はたまた天才・アケタの作品を世に出したいと自主制作に乗り出したのである。アナログレコードは1985年までに23タイトルが制作され、その後もCDに切り替えてリリースは続けられている。現場を映したカタログには個性的な作品が多く、厚みもあって壮観だ。ここに唯一のリーダー・アルバムを残した者、後の活躍を予見させるようなファースト・アルバムを残した者、人生最後となるラスト・アルバムを残した者・・・。また、ここでしか実現しなかった貴重な顔合わせも数多い。もちろん音楽性は多岐にわたるが、明田川の思いを映し、全ての作品がパワフルで人間臭い。それこそが、アケタズ・ディスクの最大の魅力である。(尾川雄介)
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