★昨年(2018年)逝去したセシル・テイラーはフリー・ジャズの開拓者にしてこのジャンルを完成させた音楽家として今も絶大に支持されている。
★若い頃よりジャズのイディオムを体に沁み込ませる一方、クラシック音楽を学び、バルトーク、シュトックハウゼンなど現代音楽からも多大な影響を受けた。そして様々な20世紀音楽のエッセンスを一気に鍵盤上に叩きつけるアグレッシヴなパフォーマンスが「(彼にとって)ピアノとは88個の異なる音に調整されたドラムスである」とまで評され、後に続くジャズの諸潮流、フリー・ミュージック・シーンに大きな影響を与えたことは言うまでもない。
没後一周年記念としてリリースされた本盤はなんと世界初出音源を含む貴重録音です。
★Celestial Harmonyの社長エッカート・ラン氏がテイラーより個人的なギフトとして直接手渡された音源のCD化。
★因みにラン社長とテイラーは共通の友人であるフリードリヒ・グルダを介して知り合ったのも不思議な縁。ファン必聴、必携! (新譜案内より)
1 MYSTERIES:UNTITLED[49:42]
Cecil Taylor セシル・テイラー(PIANO SOLO ピアノ・ソロ)
録音:1978年11月ニューヨーク・ベーゼンドルファー・フェスティバル(ライヴ・レコーディング)
Bonus Tracks:
2 POTS(ポッツ)[5:48]
3 BULBS(電球)[6:56]
4 MIXED(ミクスド)[10:14]
Jimmy Lyons ジミー・ライオンズ(ALTO SAXOPHONE)
Henry Grimes ヘンリー・グライムズ(BASS)
Jimmy [Sunny] Murray ジミー(サニー)・マーレイ(DRUMS)
Archie Shepp アーチー・シェップ(TENOR SAXOPHONE)
Ted Curson テッド・カーソン(TRUMPET #4 ONLY)
Roswell Rudd ラズウェル・ラッド(TROMBONE #4 ONLY)
1961年10月10日 NYC 録音
*ボーナス・トラックはThe Gil Evans Orchestra/Into The Hot(Impulse A-9)に収録されているCeil Tayor Unit名義の3曲と同内容です。
*BLACK SUNの編集により、今まで、Gil Evans名義の「Into The Hot」に収録されていたCecil Taylor Unitの録音部分を、Cecil Taylor名義の作品として未発表曲と併せ収録しています。他者名義のアルバムに繰り入れられていたCecil Taylorの演奏をCecil Taylor名義としてリリースしたいというBLACK SUNの念願をかなえた形での編集。
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