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精悍で歯切れよくソリッド&ダイナミックなメルドー流リリカル・アクション、益々絶好調! CD Brad Mehldau Trio ブラッド・メルドー / Seymour Reads The Consitution! + 1 シーモア・リーズ・ザ・コンスティチューション [WPCR 17959]

販売価格: 2,520円(税込)

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★つい先頃のバッハをテーマとした野心的ソロ・ピアノ・アルバムでもアジな敢闘を見せていた、好調ぶりの続く現代個性派ピアノの雄:ブラッド・メルドー(1970年フロリダ州ジャクソンビル生まれ)の、今回は鉄壁のレギュラー・トリオを率いての、さすが微塵もブレていない会心作。日本盤のみボーナス・トラック1曲を追加収録。

★透明清澄さと仄かな陰影が混ざり合い、キレのいいソリッド感を湛えた、堅固かつ端正なタッチのピアノが、哀愁漂うロマンティックな抒情節あるいは粋で渋いブルージーなフレージングと、幾何学的でハード&クールなアクション技、とを按配よくブレンドしつつ滑脱敏活に歩を進めて、味わい深くもピリッとスパイスの利いたビタースウィートな魅力をごく軽やかに揮いきった好投内容。

★親しみやすいメロディーの美やリリカルさと、殺陣っぽい行き方に重点を置いた力学主義的傾向、とが好バランスで融和した、中々表情濃やかで時にシリアスでもある、メリハリ充分にしてバランス抜群のメルドー流スインギー・バピッシュ快演が流麗に、リキみなげに展開され、ベース&ドラムの律動力と機略遊撃性を併せ持った自在な攻勢、に上手くノセられ、煽られながら、メルドー(p)の、独特のダークネスや硬質感に溢れ、それでいて歌心にも事欠かない、機動性満点かつ自ずと抑制の利いたアドリブ奮戦が、何とも余情豊かな冴えを見せて快調だ。
★苦味走った適度に暗くハードボイルドなちょいメカニックでもある立ち回り調のアプローチと、結構芳醇な吟醸味を呈したブルース(或いはフォーキー)型の小節、の併合展開には、深い旨みと精悍な緊迫感がナチュラルに一体化したさすがワン&オンリーの清新なる輝きがあり、よりマイルド&テンダーに浪漫指向へ寄ってゆく辺りの転回も好印象。

1. Spiral (Brad Mehldau)
2. Seymour Reads The Constitution (Brad Mehldau)
3. Almost Like Being In Love (Frederick Loewe)
4. De-Dah (Elmo Hope)
5. Friends (Brian Wilson)
6. Ten Tune (Brad Mehldau)
7. Great Day (Paul McCartney)
8. Beatrice (Sam Rivers)
(BONUS TRACK)
9. Middle Game (Brad Mehldau)

Brad Mehldau (piano)
Larry Grenadier (bass)
Jeff Ballard (drums)

ニューヨークシティのAvatar Studios録音(2018年アメリカ作品)

解説:杉田 宏樹

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します
国内制作 見開き紙ジャケット仕様CD

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NONESUCH

★現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドー率いるトリオによる新作スタジオ・レコーディング・アルバム。『SEYMOUR READS THE CONSTITUTION!』到着!
★オリジナル楽曲も、よく知られたナンバーも、才気が煌めき出たアレンジと解釈によって、一つの大きなグルーヴとなる。大胆に、革新的に進化し続けるトリオの最新作ここに完成!
(日本のみボーナス・トラック収録)
■ 現在のジャズ・シーンでのNO.1ピアニスト、ブラッド・メルドー率いるトリオによる新作スタジオ・レコーディング・アルバムが到着した。その『SEYMOUR READS THE CONSTITUTION!』は、ブラット・メルドー(piano)、ラリー・グレナディア(bass)、そしてジェフ・バラード(drums)からなるトリオにとって、2016年の『BLUES AND BALLADS』以来、約2年振りとなる作品となる。

■ 本作には、メルドーによる新曲3曲の他、ポール・マッカートニーの「Great Day」、ブライアン・ウィルソンの「Friends」などのポップス曲、そしてエルモ・ホープあサム・リヴァースなどのジャズ・ナンバー、そしてフランク・シナトラなどによってヒットとなったアメリカン・スタンダード・ナンバー、フレデレック・ロウの「Almost Like Being In Love」などが収録されている。アルバムからは、先行トラックとして、1曲目の「Spiral」が現在公開されている。

■ 2016年のトリオの前作、『BLUES & BALLADS』も高い評価を各方面から集め、英ガーティアン紙は「メルドーは、よく知られている楽曲を、まったく予想もにしない未知の領域へと誘う天才である(しかも尚も進化し続けている)…ここにある楽曲はいずれも古典的なジャズ・メソッドに則ったオールド・ナンバーだが、それらを、才気が煌めき出た解釈によって今現在のものとして表現されている」と絶賛している。この路線は、今作でも少しも変わっていないだけでなく、より洗練されたものとなっている。

■ 本作に先駆けて、メルドーは、3月に音楽の父、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」からインスパイアされたアルバム『AFTER BACH』をリリースしたばかり。現代では知ることが難しい、そのバッハの即興演奏の大家としての面をブラッド・メルドーが独自の感覚と解釈で紐解く!そんな大胆で革新的な作品は、ジャズのみならず、クラシックのリスナーも圧倒したばかりである。

■ 2005年からコンスタントに活動を続けている、ブラッド・メルドー率いるこのトリオ形態もまた、作品毎にミュージシャンとしての腕前は勿論、そのグルーヴとハーモニーも、どんどん進化させ、一層強力なクリエイティヴィティとチームワークを本作『SEYMOUR READS THE CONSTITUTION!』で再び聴かせてくれているのだ。(新譜案内より)
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