★話題の新作は「ジャズという何か」から生まれている! 80年代以降のJAZZがわかる。著者待望の論考集。
★これまでのジャズ史は、マイルスとプリンスを媒介した「ジャズ」 の存在を明かしてはくれなかった。 いま目の前に現れてきたジャズは、少なくともモダン・ジャズではない。
では、一体どういうジャズなのか? 何処から現れたジャズなのか? そして、そもそもこれはジャズなのだろうか?
★誰にも書けなかった「80年代以降の越境するジャズ史」。
ジャズをめぐるサウンド史年表付き。
<おもな目次>
Intro これまでのジャズ史が語らなかった物語
1部 ジャズをめぐるサウンド史
2部 ジャズという何かをめぐる実践的覚書
1章 80年代─ ─ マイルスがアイコン化した時代とその背景
2章 ジャズとヒップホップが成し遂げたこと
3章 ジャズを相対化する─ ─ ギタリストが描き出すアメリカーナ
4章 ECMというサウンド・デザイン
5章 ドン・ウォズと共に蘇生したBlue Noteの現在
6章 ポストロックとジャズの街シカゴ、その過去と現在
7章 マンマシン・ジャズ─ ─ なぜミュージシャンは機械が作り出した音楽をトレースするのか?
8章 コレクティヴが生み出すジャズ─ ─ バンドという集まりを緩やかに解体する
9章 円環するジャズ─ ─ 過去と現在を繋ぐ音楽として
*ジャズをめぐるサウンド史年表
デザイン: 佐々木暁
四六変型 / 仮フランス装 / 360ページます
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書籍