★ジョン・ビーズリーは、若くしてフレディ・ハバードや、マイルス・デイヴィスのグループにも参加経験をもつほか、アレンジャーとしても大活躍。またチャカ・カーン、カーリー・サイモン、スティーリー・ダンといった数々のポップス・アーティストの録音にも参加してきたアーティストであり、映画音楽やアメリカの人気ホーム・ドラマの数々もアレンジ。ジェイムズ・ボンドの『007』や、ジェイムス・ブラウンの『Get on Up』といった映画のスコアや、TV 版『フェイム』『スタートレック』のアレンジを手がけたという一例だけでも、実力のほどは想像に難くありませんが、本作は、その数々の経験が活かされての多様なアレンジが、なんと言っても魅力的です。
★ロサンゼルスのLuckman Jazz Orchestra からの制作依頼をルーツに、2013 年デビュー。それ以来、活動範囲を広げ、アメリカの西海岸の数拠点と、またJazzStandardのようなNYの名クラブでも活動中。その評判は俄然高まって、グラミー賞にも、2 部門(Best Large Jazz Ensemble Album / Best Arrangement, Instrumental or A Cappella) ノミネートのニュースも飛び込んできたところでもあります。
1. Epistrophy solo: Gary Burton(vib)
2. Skippy solos: Bob Sheppard(as, ss), Brian Swartz, Bijon Watson(tp), Gary Novak(ds)
3. Oska T solos: Gabriel Johnson(tp), Francisco Torres(tb), Brian Swartz(tp)
4. Monk’s Processional (medley) solo: John Beasley(p)
5. ‘Round Midnight
6. Ask Me Now solo: Gregoire Maret(haca)
7. Gallop’s Gallop Terreon Gully(ds)
8. Little Rootie Tootie solos: Tom Luer(ts), Danny Janklow(as)
9. Coming on the Hudson solos: Ryan Dragon(tb), Tom Peterson(bcl), John Beasley(p)