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しっとり優しくセンシティヴに哀歓を映した心地よさ抜群の小粋な弾き語り世界 CD CAROL WELSMAN キャロル・ウェルスマン / THIS IS CAROL - LOVE SONG 20 ディス・イズ・キャロル - ラヴ・ソング 20 [MZCF 1340]

販売価格: 2,520円(税込)

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★円熟の好調ぶりが続くピアノ弾き語りの人気カナディアン歌姫:キャロル・ウェルスマン(1960年カナダのトロント生まれ)の、今回はソロによる弾き語りを基本として、後半数曲ではブラジリアン・ギタリスト(1曲で歌も披露):ポリーニョ・ガルシアも加わってきつつのスタンダード集。

★まろやかで優しい人肌感と、凛々しげな張りの強さ或いは深い陰影味、が絶妙に合わさった、ニュアンスに富む中音域の清爽ヴォイスによる、繊細で切々としていつつ、同時に毅然としたところもある、何げにメリハリの利いたドラマティックな演唱が、瑞々しい感動に満ちた、誠に粋な絵を飾り、センシティヴ&ハートウォームかつクール・スマートに抜群の合いの手を入れるピアノ弾奏も、中々渋旨な彩りを添えた、心地よく温かな和み気分に包まれる文句なしの快適内容。

★1曲1曲は簡潔にまとめられた、インティメイトなリラクゼーションと巧まざるナチュラルな背筋の伸び具合、が融け合いつつの、瀟洒でいて真心溢れるラウンジ小唄、風の抒情世界がごくテンダーに描き出されてゆき、ウェルスマンの、歌詞とメロディーをあくまで大切にした、柔和で機微あるロマンティックな歌い回しが、終始清新に、そして濃やかに、それでいてサラリと涼しげにアジな冴えを見せて、何とも余情豊かな洒落た道程が実に端麗に編み上げられている。芯の据わった結構コクのあるピアノ・プレイや、「渚のそよ風」の如きガルシアの爽やかなギター妙演、も大いに聴きもの。

1. スカイラーク
2. いそしぎ
3. 哀しみのクラウン
4. スマイル
5. イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー
6. シェルブールの雨傘
7. 優しき伴侶を
8. ティーチ・ミー・トゥナイト
9. 枯葉
10. コルコヴァード
11. ダニー・ボーイ
12. 遥かなる影
13. イパネマの娘
14. ベサメ・ムーチョ
15. 魅せられて
16. 黒いオルフェ
17. ジョニー・ギター
18. マイ・フーリッシュ・ハート
19. ある恋の物語
20. マイ・ファニー・ヴァレンタイン

Carol Welsman キャロル・ウェルスマン(vocal, piano)
Paulinho Garcia ポリーニョ・ガルシア(guitar on 10,13,14,16,17) (vocal on 16)

2016年8月ロサンジェルス録音

レーベル:Muzak

在庫有り
見開き紙ジャケット仕様CD
国内制作CD

★キャロル・ウェルスマン:
カナダのトロント生まれ。祖父はトロント・シンフォニー・オーケストラの創設者、母はピアノの教師、父はサックスやクラリネットを吹くという音楽一家に育つ。高校時代にクラシック・ピアノ、ダブル・ベース、ヴァイオリンを勉強する。ジャズに興味を持ち、1980年にボストンのバークレー音楽院へ入りピアノを専攻、トロントへ戻りドン・トンプソン、デイヴ・ヤング等と共演するようになり、その後、欧州をツアー、フランス、ギリシャ、スペイン、イタリーを自分のジャズ・ポップ・バンドで廻り、フランス語、イタリア語、スペイン語も堪能な彼女の舞台は、好評を博す。その間、クリスティン・ルグランからヴォイシングを習う。1988年にカナダへ戻り、1994年に初アルバム「ラッキー・トゥ・ビー・ミー」を発表、このアルバムは、JUNO賞[カナダ版グラミー賞]にノミネートされる。1996年に「インクラインド」、1998年に「スイング・レディズ・スイング」を発表した後、2000年にハービー・ハンコックの紹介でロスアンジェルスへ移り2001年にジョージ・ベンソンのアルバムへの参加で有名なロニー・フォスターのプロデュ―スで「ホールド・ミー」を発表、2002年には、名門サヴォイと契約「ザ・ランゲ―ジ・オブ・ラヴ」を発表、同アルバムは、ビルボード・チャートの第5位まで昇るヒットとなる。2004年の富士通ジャズ・エリート・コンサートを皮切りにケン・ぺプロウスキ―率いるベニー・グッドマン楽団のツア―等でも来日して日本でもお馴染みとなる。その後、ケン・ぺプロウスキ―との共演盤「メモリーズ・オブ・ユー」[MUZAK]は、2009年度ジャズオーディオ大賞ボーカル部門金賞を受賞しベストセラーとなった。また、彼女が今までに発表した11枚の中6枚のアルバムがJUNO賞にノミネートされている。
昨年12月にリリースされたルイス・ナッシュ(ds)ルーファス・リード(b)ウォ―レス・ルーニー(tp)等を従えニューヨークで録音した「アローン・トゥゲザー」[MUZAK]は、音楽誌各誌で絶賛された。また昨年末の丸の内“コットン・クラブ”で4日間行われたクリスマス・コンサートも大盛況だった。(新譜案内より)

★ポリーニョ・ガルシア:
1948年8月16日、ブラジル・べロ・ホリゾンテ生まれ。9歳の頃から地元のラジオで歌う。10代の頃は、ドラムを叩き、後にベースに転向、ベース奏者、アレンジャー、TVコマーシャルの作曲家としてブラジルのTVで活躍。アメリカのシカゴで活躍していたブラジル出身のドラマーのDede Sampiaoの招きで1979年に渡米、彼のバンド「Made In Brazil」でベース奏者として1991年までプレイする。1991年からギターを主楽器として自己のバンド「Jazzmineiro」を結成、1996年に発表したCDは、アメリカの新聞や音楽誌で高い評価を得る。2008年7月にシカゴ・ミレニアム・パークで行われた彼とジョアン・ドナートのボサ・ノヴァ50周年記念のコンサートには、12,000人もの聴衆が押し寄せた。近年はポーランドのシンガー、グラジーナ・アウグスチクと世界中をツアーしている。日本へもスリー・フォー・ブラジルとして2002年の富士通コンコード・ジャズ・フェステイバル、2004年の富士通ジャズ・エリート・コンサートで来日している。2014年にはグラジーナと共に丸の内コットンクラブに出演し好評を博した。グラジーナとの共演アルバム「ふたりのボサノヴァ〜ビートルズ・ノヴァ」、ソロアルバム「ひとり〜プレイズ・スタンダード」(共にMUZAK)がある。

商品情報

MUZAK

●日本先行発売!!
★ダイアナ・クラールと並びカナダを代表するシンガー&ピアニスト、キャロル・ウェルスマンの魅力を凝縮した弾き語りアルバム。

★ヴォーカル王国カナダの多くの女性シンガーの中でも人気、実力を兼ね備えたトップ・シンガー、キャロル・ウェルスマン。オスカー・ピーターソンが絶賛し、ハービー・ハンコックが惚れ込んだ彼女の待望のニュー・レコーディングはそのクールでエレガントな歌声と絶妙のピアノ・プレイで20曲のラヴ・ソングを奏でる。ゲストにサウダージ感溢れるまろやかな歌声とギターで音楽通を唸らせるブラジリアン・シンガー&ギタリスト、ポリーニョ・ガルシアが参加。(新譜案内より)
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