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余情豊かでアジな機智ある軽妙リリカル歌唱会心打! CD CYRILLE AIMEE シリユ・エイメー / LET'S GET LOST [MAC 1097]

販売価格: 2,180円(税込)

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★母国フランスでの活動を経てNYブルックリンに拠点を移し精力的に活躍、ヴィーナスやSmalls Live、Mack Avenueよりの諸作品に好評を集めてきた実力派の人気歌手:シリユ・エイメー(エメ?)(1984年フランスのフォンテーヌブロー生まれ)の、Mack Avenueでの2作目となる緊密な小コンボ体制での快調編。
★清澄でまろやかな潤いを湛えた、トーン高めのしっとり感あるクール・ヴォイスによる、優しくセンシティヴに情感を映し、また、流麗滑脱にイキなグルーヴ感を体現する、軽みとウィットの利いたデリケートな演唱が、何とも瀟洒で瑞々しい絵を飾った美味内容。ギターを中心とした演奏陣の、ある時はコンテンポラリー・ジャズ、ある時はフォーキー、またある時はマヌーシュ風、と、中々バラエティーに富んだ活躍もテイスティー・グルーヴィーに際立ちながら、インティメイトなリラクゼーションを底流させた、柔和で趣味のいい和やかムードの行き方が続き、1曲1曲はわりかし簡潔にまとめられた快テンポの道程の中で、エイメーの、ソフィスティケートでハートフル、それでいて結構アジな機智をも感じさせる歌い回しが、誠に洒落た華を成してゆく。→歌詞とメロディーを大切にした、白人抒情派の流れを汲む極めてオーソドックスな寛ぎロマンティック節に、誠心こもった清々しい本領を発揮し、並行して、スキャットやハミングを使ったブルージー・スウィンギンな旨口の立ち回りワザも軽やかにキメて、塩梅よく渋味を醸成、トータルとしては、切々とした感動的な趣を呈すると同時に、リキみの抜けた飄々たる風合いも仄めく、実に小粋な哀歓世界がスッキリと描き出されており、その、爽やかフレッシュでいて深い余韻の残る語り口の妙は白眉。

1. Live Alone And Like It
2. There's A Lull In My Life
3. Estrellitas Y Duendes
4. Lazy Afternoon
5. Three Little Words
6. T'es Beau Tu Sais
7. Let's Get Lost
8. Samois à Moi
9. Nine More Minutes
10. Laverne Walk
11. That Old Feeling
12. Each Day
13. Words [bonus track]

Cyrille Aimée (vocal)
Adrien Moignard (guitar)
Michael Valeanu (guitar)
Sam Anning (bass)
Rajiv Jayaweera (drums)
Matt Simmons (additional vocal on 12)

2016年 作品

レーベル:Mack Avenue

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四面デジパック仕様CD

商品情報

MACK AVENUE

ルーツとするマヌーシュ音楽、移住したアメリカの地平・・
不動のメンバーで音楽の地平を広げ, 成長を遂げるエイメースウィンギーなリズムでの華麗なスキャットとノスタルジーも滲むPOP感覚が合いまったヴォーカル作品!

★フランス人の父とドミニカ人の母の間にフランスで生まれ育ち、現在はニューヨークに拠点を移し活躍するシリル・エイメーのMack Avenueでの第二弾アルバム!

★ギター2 本とベース、ドラムという編成で、マヌーシュ・ギターの新星と脚光を集めたアドリアンはもちろん、メンバーも不動。基本路線は前作『It's a Good Day』の路線としていますが、本作は、グッとシンプルにアコースティックの柔らかさが魅力な一枚となりました。

☆ 2013 年11月にはミュージカル界のレジェンド、ステファン・ソンドハイムによって、ニューヨーク・シティ・センターのアンコール特別公演にもキャスティングされたエイメー。今回は、そのソンドハイム自身がエイメーのために選んだ記念すべき曲 Live Alone and Like Itをオープニングにすえ、カバー曲、オリジナル曲を7:3の割合で構成していますが、今までに増して、ルーツであるマヌーシュ音楽が自然に織り込まれてのオリジナルな路線!ニュートラルでありつつ、独自の世界をより進めた印象があります。

☆お得意のスキャットも、あまりにも魅力的。チェット・ベイカーでもおなじみのタイトル・トラック“Let' s Get Lost”では、憂いも滲むテーマ部分と、リズムをシンプルに刻むギターをバックに、正確無比な歌唱を見せるヴォーカリーズのコントラストも鮮やか!
またオスカー・ペティフォードのコンポジションによる曲“Laverne Wal k”も、ベース一本をバックにして、自在に音楽を発展させていきます。

☆しかし、正確無比でありつつ、決して機械的にならず、優しさがにじむのが、エイメーの魅力。

☆アメリカ生活が影響してか、今回は、どことなくアメリカのカントリー的な色彩も濃くなった印象。時おりフィーチャーされるスライド・ギターとアコースティックギターが交錯する演奏には、フォーク的な要素も。幼い頃から大きな影響を受けたマヌーシュ音楽のメランコリックなフィーリングと、アメリカーナなフィーリングが交わったPOPサウンドには、エイメーの新たな世界も垣間見せます。加えて、今回は、以前からおなじみの英語、フランス語に加え、母親の故郷の人々に捧げたというスペイン語の歌唱も披露(M3)。

MPBの世界にも通じるサウダージも感じさせるラヴ・ソングには、また新たな魅力があります。

★ 2014 年8月、ニューヨーク・タイムズも“微笑みを絶やさず華麗な役を見せる”と賞賛。肩肘張ることなく、ニュートラルに世界を広げ、表現を極めていくエイメー。一シンガーとして、今後もますます楽しみな一作です。(新譜案内より)
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