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爽涼でいて濃い渋味も漂う、スモーキー・ブルージーな寛ぎ吟醸編 CD JACOB FISCHER ヤコブ・フィッシャー / ...IN NEW YORK CITY [ARCD 19444]

販売価格: 2,050円(税込)

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★Arborsやヴィーナスよりの近作も好評を集めていた、国際的・多角的な活躍を続けるデンマーク出身のオールラウンドな敏腕ギタリスト:ヤコブ・フィッシャー(1967〜)の、今作は、チャック・レッド(ドラマーでもあるが本盤ではヴィブラフォンに専念)をフィーチュアしたアメリカン・カルテットによる、スタンダード中心の一編。きめ濃やかで透明感と陰影味が絶妙に混在したアコースティック調ギター(エレアコか?)の、結構シブめのスモーキー・ブルージーなキレのある敏活ワザと、より滑らかに流線形っぽく寛ぎメロディーを歌うヴィブラフォンのマイルドな鳴動、とが好対照を成しながら、スリリング&フレッシュ・デリシャスに妙なる融け合いを見せた、何とも清々しい、かつ味わい深い快演内容。歌心とスイング感とリラクゼーション、をごくナチュラルに堅持した、和気あいあいにしてジェントルマンらしいエレガンス溢れる、誠に軽妙洒脱な抒情派演奏が連続し、ベース&ドラムの、ひたすら快活で歯切れのいい、安定律動性抜群のサポートにガッチリ支えられつつ、フィッシャーやレッドの滑脱で溌剌としたソロ活躍が、ゴキゲンな豊作ぶりを呈してゆく。フィッシャーの、潤いと同時に乾いたスパイス感も含まった独特の鋭利なトーンによる、フォーキー・ソウルフルであったり硬派バピッシュであったりの、中々コクの利いた苦味&翳りある吟醸的節回しが、ちょっと燻したような渋〜い魅力を際立たせており、一方レッドの、レッド・ノーヴォやミルト・ジャクソンを思わせるところもある、哀愁の美メロとブルース的旨味に貫かれた、ストレートでまろやかな端麗フレージング、のスッキリした爽快感や瀟洒さがまた格別で、両者がセンシティヴに絡み合う辺りの、濃淡に富んだクールかつ小粋なサウンドの風趣、にも実に妙味深いものがある。

1. How About You
2. Love For Sale
3. Crazy He Calls Me
4. Swing 42
5. A Nightingale Sang In Berkeley Square
6. Puttin' On The Ritz
7. Tenderly
8. Laverne Walk
9. Day Dream
10. Napolitana
11. Avalon
12. Every Time We Say Goodbye

Jacob Fischer(guitar)
Chuck Redd(vibes)
John Webber(bass)
Matt Wilson(drums)

2015年 アメリカ作品

レーベル:Arbors

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CD

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ARBORS

コペンハーゲン出身のジャズ・ギタリスト、ヤコブ・フィッシャーのARBORS作品。粋でお洒落なヴィブラフォン奏者、チャック・レッドをフィーチャーし、リラックスした演奏が繰り広げられた好作品。クールでスウィートなギターの音色とハイセンスなヴィブラフォンの響きがいい具合に溶け合い、心なごませてくれます。趣味の良いスウィンギーな逸品です。
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