★噂のノスタルジック・クィーン、ラベイ・スミスが3年ぶりに放つ待望の最新アルバム!スウィートでセクシー、しかも本格的。ビリー・ホリディのレパートリーを中心とした全曲録り下ろし作品
●サンフランシスコを本拠に、ジャンプ・ブルースorスイング・ジャズのグループとして活動を続けて来、自己レーベルFat Noteに残した2作品が2002年、日本盤でも出て話題を集めていた、美人歌手ラヴェイ・スミス(カリフォルニア州生まれ)とピアニスト兼音楽監督クリス・シーバートのコンビネーションを軸とした一団:Lavay Smith & Her Red Hot Skillet Lickersの、日本のリスナー向けに制作された第3作。2003年4月サンフランシスコ録音。
★インストの編成は、過去作よりもコンパクトになった1管(tpまたはas)+ギター入りのクインテット。曲は、スミスの敬愛するジャズ・ヴォーカルの大先輩達(ダイナ・ワシントン、マキシン・サリヴァン、ビリー・ホリデイ、ヘレン・ヒュームス、サラ・ヴォーン、ベッシー・スミス)の名演唱でお馴染みなスタンダード群。
★中間派寄りスタイルの闊達な寛ぎ演奏をバックにした、張りのある、程好い太さの半ハスキーな歌声の、凛々しくも泰然とした鳴動具合が実に爽やか。演奏陣の簡潔濃縮型のソロ・リレーも旨味たっぷりの豊穣さを呈して魅力大(とりわけ、大ベテラン:アレン・スミスの、コルネットのように響く縦横無尽の軽快なメロディアスtp吹奏が傑出)。レイジーで渋いブルース・フィーリングやリズミカルなスイング感覚に長けた本格派テクニシャンでありながらも、その表層はカラッとした白人らしい(ちょっとレトロな)バンドシンガー的な風合いに仕上げた、主役歌手の包容力一杯の健康的歌唱が眩しくも清々しい。スッキリ味の単純明解エンタテイメント編。
1.浮気はやめた
2.アイ・キャント・ビリーブ・ザット・ユー・アー・イン・ラブ・ウィズ・ミー
3.ハニーサックル・ローズ
4.クレイジー・ヒー・コールス・ミー
5.オール・オブ・ミー
6.オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート
7.ティーチ・ミー・トゥナイト
8.イー・ババ・レバ
9.マイ・ハート・ビロングス・トゥー・ダディ
10.ビリーズ・ブルース
11.サムタイムス・アイム・ハッピー
12.セント・ルイス・ブルース
ラベイ・スミス(VOCAL)
アレン・スミス(TRUMPET)
ビル・スチュワート(ALTO SAXOPHONE)
クリス・シーバート(PIANO)
チャーリー・シーバート(GUITAR)
デヴィッド・エウェル(BASS)
ダレル・グリーン(DRUMS)
2003年4月 サンフランシスコ録音
在庫有り
三面デジパック仕様CD