若きスター。ジャズメンを紹介する"New Stars of Contemporary Jazz"シリーズ第一弾は今注目を集めるドラマー、ユリシス・オーウェンズ・ジュニア。ニューヨークの息吹を伝える2014年初春を飾る注目作品である。
★2014年1月より、世界の若手スター・ジャズ・ミュージシャンを紹介する新しいシリーズ、"New Stars of Contemporary Jazz"をスタートする。その第一弾を飾るのが現在ニューヨークで若手No.1ドラマーとして大活躍をしているユリシス・オーウェンズ・ジュニアの最新アルバムだ。
●ユリシスはフロリダ州ジャクソンビル出身。名門ジュリアード音楽院でジャズを学び、パティ・オースティン、テレンス・ブランチャード、ペニー・ゴルソン、ラッセル・マローン、ウイントン・マルサリス、マルグリュー・ミラー、メシオ・パーカー、ニコラス・ペイトン、ダイアン・リーブス、そして宮本貴奈など、少し例を挙げただけでも多くの一流プレイヤーのサポートを経験、ニューヨークで最も忙しいジャズ・ミュージシャンの一人である。2010年にカート・エリングの「Dedicated To You」2012年クリスチャン・マクブライド・ビッグ・バンドの「The Good Feeling」で2回グラミー賞を受賞、近年ではグラミー賞受賞アーティスト、クリスチャン・マクブライド、ニーナ・フリーロン、そしてテッド・ナッシュのツアーに参加している。中でもクリスチャン・マクブライドの信頼は厚く、彼のトリオのメンバーとして最新CD「Out Here」にも参加し、2013年12月に来日公演を行う。ユリシスはドラマー、作曲家、編曲家、プロデューサー、音楽教育者であり、ピアノ・トリオ、スモール・コンボ、ビッグ・バンド、歌手の伴奏、そしてニューオリンズ・スタイルからコンテンポラリー・ジャズにいたるまで、ドラマーとしては数少ないオールラウンド・プレイヤーである。そのユリシス・オーウェンズ・ジュニアの第3作目に当たる本作品「Onward & Upward」はドラム・ソロを強要せず、アルバムを通して人間愛に溢れ、メロディーの美しさ、サウンドの優しさ、インプロビゼーションの楽しさが凝縮されている。
★恵まれない若者達に夢を与えようとするNPO活動に積極的に参加している彼の人生観がアルバムに大きく反映されていると言っても過言ではない。本作はニューヨークを拠点にして活躍する有能な若手ジャズ・ミュージシャンを積極的に起用している点が注目されます。クリスチャン・マクブライド・トリオで共に活動する驚異的な若手ピアニスト、クリスチャン・サンズや女性テナー・サックス、クラリネット奏者として大いに注目を浴びる、アナット・コーエン。更にジェイソン・パーマーのトランペット、マイケル・ディーズのトロンボーンにジラッド・ヘクセルマンのギターなどなど、それぞれの個性が光る若手スター・プレイヤーが参加した豪華で楽しいアルバムとなっている。選曲もザ・スタイリスティックスやマイケル・ジャクソンのヒット曲からウェイン・ショーターの作品などバラエティーに富んだものとなっている。2014年の初春を飾る注目作品である。(メーカーインフォ)
1.オンワード・アンド・アップワード・イントロ / Onward & Upward Intro
2.フォー・ネルソン/ For Nelson
3.ジャスト・トウエンティー・ファイヴ・マイルズ・トウー・エニィウェア / Just Twenty Five Miles To Anywhere
4.エス・エス・ティー/ SST
5.サンバ・ジャム / Samba Jam
6.ヒューマン・ネイチヤー/ Human Nature
7.フィー・ファイ・フォー・ファム /Fee Fi Fo Fum
8・ ザ・ギフト・オブ・フォギブネス/ The Gift Of Forgiveness
9.エクソダス/ Exodus
10・愛の世界/ People Make The World Go Round
11.ドラム・ポストルードノDrum Postlude
Ulysses OwensJr. (Drums,Percussion & Vocals)
Anat Cohen (Tenor Saxophone & Clarinet)
JasonPalmer (Trumpet)
Micahel Dease (Trombone)
Gilad Hekselman (Guitar)
Christian Sands (Piano,Vocals & Kalimba)
Reuben Rogers (Bass / Charles Turner:Vocals(PeopleMakeTheWorldGoRound)
Adam Rongo (Alto Saxophone #For Nelson)
Benny Benack (Trumpet #The Gift of Forgiveness)
& Vocals / Percussion (Onward & Upward Intro)
Matthew Rybicki (Bass #The Gift of Forgiveness. For Nelson & Human Nature)
(録音年月日)
Recorded at Tedesco Studios on February 19,2013
Engineer : Tom Tedesco, Additional Recording at Kaleidoscope Studios on September 30.2013
Engineer : Kyle Cassel
Mixed and Mastered at Bass Hit Studios by Dave Darlington October 18 & 25,2013
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デジパック仕様 国内制作CD