★ 1968年、イタリア、ラヴェンナ生まれのサックス奏者アレッサンドロ・スカーラが、名門Schema から堂々のリーダー作をリリース。
★本作は、一言で言って、ズバリ、スタイリッシュで洗練されたイタリアン・ハード・バップ。
★基本は、スカーラを核にして、カルテットとしていますが、今を時めくトランペッター、ファブリジオ・ボッソも大フィーチャー。3 管のホーン・セクション・サウンドあり、華麗なるソロも聴けちゃいます。
★特に、High Five Quintet に端を発したこれぞイタリアン・ニュー・ハード・バップとも言えるM-3、7 は、クラブ・シーンでもピッタシはまるPOP JAZZ チューン。特にM-7 はボッソの華麗かつ美しい演奏を聴くことが出来、さながら、ボッソ〜スカナピエコのタッグも思い起こさせる演奏はとにかく、キャッチーにはまります。
★またローズ、ウーリッツァーをフィーチャーした曲にも注目。特にウーリッツァーの音を活かしたファンク・サウンドのM-8 では、1070年代的なレトロさと現代性が絶妙のバランスでミクスチャー。ここでもボッソの味なソロを聴くことが出来ます。
★スカーラ自身は9歳でクラリネットを始め、14歳でサックスに転向。ジェリー・バーガンジ、ボブ・ミンツァー、またスティーヴ・グロスマンに師事したという経歴通り、またM-2 にDexter Blues という曲を披露する通り、新主流派的なダークでモーダルなフレーズも見せて伝統的な所から出発していますが、今回はスケーマからのリリース。スタイリッシュなアレンジが効いた都会的なセンスが魅力です。
★ High Five あたりのキャッチーでオシャレなジャズを好む方にお薦めしたい作品。2010 年代らしいヨーロッパの軽やかさを感じさせる高内容盤です。(新譜案内より)
1. Mood
2. Dexter Blues
3. Viaggio Stellare
4. Isola Del Sol
5. Easy Song
6. Marcha Para Oeste
7. Jazz Club
8. Lemon Funk
9. Sognare Ad Occhi Aperti
10. My Sound
11. Dexter Blues(alternative Version)
Alessandro Scala(ts,ss)
Nico Menci(p, rhodes and wurlitzer)
Paolo Ghetti(b)
Stefano Paolini(ds)
Fabrizio Boss(tp, flh)
Roberto Rossi(tb)
こちらで試聴出来ます。
在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します
CD