★チャーリー・パーカーとの共演歴のある、サディク・ハキム、一方、パーカーのフォロワーとして名高いソニー・ステット、共に、1940年代バップ期全盛の頃にめきめきと頭角を現した2人ですが、この1978年のセッションまで共演の録音歴はありませんでした。ここでは、Buster Williams(b)とJ.R. Mitchell (ds)のリズムと共にカルテットで、スタンダードと、この頃のヒット曲(「You Are The Sunshine Of My Life」)をとり上げ演奏しています。
★1978年の録音ですからバップの隆盛期はとっくに過ぎているものの、溢れ出るステット節は健在で、ここではアルトとテナーの両方を良いバランスで演奏しています。
★Progressiveというマイナーなレーベルながらデビッド・ストーン・マーティンによるイラストをジャケット・デザインに使うなど、遅咲きのバップ名セッションの記録をかつての名レーベルの作品の様に演出したプロデューサー、Gus Startirasの心意気も憎い作品。長らく入手困難でしたが、このたび、やっと再発が決定。この機会に是非。
1
CHRISTOPHER STREET JUMP
2 LITTLE GIRL BLUE
3 EASY TO LOE
4
YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE
5 SOUTH GEORGIE BLUES
6 ALL GOD'S CHILDREN GOT RHYTHM
7 ROUND MIDNIGHT
8 FINE AND DANDY
BONUS TRACKS:
9 EASY TO LOVE (別テイク)
10 YOU ARE THE SUNSIHINE OF MY LIFE (別テイク)
11 ROUND MIDNIGHT (別テイク)
12 FINE AND DANDY (別テイク)
Sonny Stitt (as,ts)
Sadik Hakim (piano)
Buster Williams (bass)
J.R.Mitchell (drums)
1978年 録音
在庫有り
CD