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渋味と清涼感が絶妙に融け合った現代バップ・ピアノの爽快クリーンヒット編CD! PAULA SHOCRON / SERENADE IN BLUE [RR 11]

販売価格: 1,800円(税込)

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●Blue ArtやRivoRecordsよりの諸作品で評判を上げてきた、アルゼンチン-ブエノスアイレス・シーンで精力的に活躍する女性ピアニスト:Paula Shocron(1980〜)の、快調トリオ編。カッチリ固くも潤いと旨味に溢れた、陰影豊かで安定感あるストーン・タッチによる、バップ・ピアノのオーソドキシーにしっかりと根を下ろした、硬派にして小粋なメロディック・スウィンギン・プレイ!が何ともシブ凛々しい、味わい芳醇な魅力を揮いきった、安心の好打内容。歌心とスイング感に潔くポイントを絞った、純正ハード・バップ調の明快直球的な闊達奏演がイキイキと、歯切れよく精悍げに綴られてゆき、ドラム&ベースのドッシリ&シャキシャキしたストロングなサポートに頼もしく支えられ、煽られながら、Shocronの、リキみなくも骨芯を据えて伸びやかに得意技を繰り出し続ける、といった感じの、軒昂にしてリラクゼーションも仄めく自然体なアドリブ奮戦が、何ともよく熟成された清々しい豊作ぶりを示してゆく。パウエル系の伝統的バップ・イディオムを変わらぬ根幹とし、ガキッゴキッと硬角質に迫る殺陣風スウィンギン・フレーズで燻し銀的なグルーヴ感〜ダイナミズムを堅固に体現、しかし同時に、音色そのものの微妙な軽みや豊かな清涼感、が奏効して、渋い中にも独特のクリーンなフレッシュネスが醸し出され、また、要所要所で鮮やかに揮われる高音ブロックコードの軽妙瀟洒なファンキー節や、一部でのマッコイに接近した熱情的アグレッシヴ・アクション、といった転回要素もあり、一聴シンプル・ストレートでありながら何げに細かな表情にも富んだ、おいしさバツグンの鳴音キャラがごくナチュラルに確立されていて、全く見事。

1. Jeannine
2. Afternoon In Paris
3. Nica's Dream
4. Serenade In Blue
5. Fine And Dandy
6. SP
7. My Ideal
8. Willow Grove
9. The Star-Crossed Lovers

Paula Shocron(p)
Juan Manuel Bayon(b except 9)
Eloy Michelini(ds except 9)

2012年7月18日録音

レーベル:RivoRecords

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在庫有り
3面デジパック仕様CD
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