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CD JONATHAN BATISTE ジョナサン・バティスト / LIVE IN NEW YORK : AT THE RUBIN MUSEUM OF ART [AGIP 3508]

販売価格: 2,000円(税込)

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★ミュージシャン一家に生まれ育ち、ホームタウンのニューオリンズを拠点に幅広い人脈と交流しつつ、10代の頃から既にプロ並の本格的な演奏活動に身を投じて、多方面で非常に高い評価を獲得、二十歳前に早くも初リーダー作を発表していた黒人モダン・ピアノの若き実力者:ジョナサン・バティスト(1986年ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ)の、今作は、トリオを率いてニューヨークへ乗り込んでのライヴ実況編。NYC-The Rubin Museum Of Artでの録音(2006年作品)。

★重心も強堅に安定した、シャープなキレと角張り感ある、そしてまた清涼な潤いも自然と備わった瑞々しいクリアー・タッチでの、モンクとガーランドをミックスしたみたいな、表情豊かでイキイキ闊達な機動的ブルージー・プレイが、スッキリとシブ爽やかに華を成した好投編である。

★歌心とスイング感をキッチリ尊守した、「基調はブルース」の吟醸肌な娯楽的ハード・バップ奏演が、溌剌調子で歯切れよく続き、主役ピアノの、先ずその根幹には伝統的バップ・イディオム(もしくはモード系の硬質力学手法)がしっかりと据わり、味つけトッピングにあたっては、軽涼感ある高音寄りのブロック・コード技などを巧く活用した粋なファンキー・テイストの寛ぎ小唄的フレージング、並びに、重低音をガキッゴキッとパーカッシヴに変則突起っぽく(蹴つまずくように?)強打するモンキッシュなダイナミック・アクション、を得意の二本柱として結構起伏烈しく劇的に、エモーショナルなストーリーを描いてゆく、という、気迫とパワーに満ちた、テクニックも抜群の毅然げなエンタテイナーぶり、がゴキゲンに冴えている。
一部では、マッコイに急接近したアグレッシヴな熱血スピリチュアル指向の大立ち回り攻勢で突っ走って見せたり、ちょいレトロめなブギウギっぽい燻し銀演芸会に迷いなく没頭していったりと、バリエーション転回も適宜に、終始しっかりと地に足の着いた重みある旨口快演の連続で密度濃く楽しませる佳品。

1 Sumayra
2 Kindergarten
3 Virupa (The Ugly One): Movement 1
4 Moon River
5 Jen's Blues
6 Red Beans
7 Green Chimneys

Jonathan Batiste(piano)
Phil Kuehn(bass)
Joe Saylor(drums)

NY 録音 (2006年 作品)

在庫有り

CD
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